既存の仮想マシンで vSGX を有効にできます。

vSGX は、vSphere 7.0 以降で実行されている仮想マシンに対して有効にすることができます。

前提条件

  • SGX 対応の CPU に ESXi ホストがインストールされ、ホストの BIOS で SGX が有効になっている必要があります。サポートされている Intel 製 CPU については、vSGX の概要を参照してください。
  • 使用するゲスト OS は、Linux、Windows Server 2016（64 ビット）以降、または Windows 10（64 ビット）以降である必要があります。
  • 環境内で実行されている ESXi ホストは、ESXi 7.0 以降である必要があります。
  • 仮想マシンの電源がオフであることを確認します。
  • 仮想マシンで EFI ファームウェアを使用する必要があります。
  • 仮想マシンでは、ハードウェア バージョン 17 以降を使用している必要があります。

手順

  1. vCenter Serverに vSphere Client を使用して接続します。
  2. インベントリで、変更する仮想マシンを右クリックして、[設定の編集] を選択します。
  3. [設定の編集] ダイアログ ボックスの [セキュリティ デバイス] で、SGX の [有効化] チェックボックスを選択します。
  4. 隔離領域ページ キャッシュ (EPC) のサイズを入力し、必要に応じて柔軟な起動制御 (FLC) モードを選択します。
  5. [仮想マシン オプション] > [起動オプション ] > [] で、EFI が選択されていることを確認します。
  6. [OK] をクリックします。