TLS 構成ユーティリティを使用して、構成の変更を元に戻すことができます。変更を元に戻すとき、システムは、TLS Configurator ユーティリティを使用して無効にしたプロトコルを有効にします。

前提条件

変更を元に戻す前に、vCenter Server管理インターフェイスを使用して vCenter Server のバックアップを実行します。

手順

  1. スクリプトを実行する権限を持つユーザーとして変更を元に戻す vCenter Serverに接続します。
  2. Bash シェルが現在有効でない場合は、次のコマンドを実行します。
    shell.set --enabled true
    shell
  3. VcTlsReconfigurator ディレクトリに移動します。
    cd /usr/lib/vmware-TlsReconfigurator/VcTlsReconfigurator
  4. 以前のバックアップを確認します。
    grep "backup directory" /var/log/vmware/vSphere-TlsReconfigurator/VcTlsReconfigurator.log
    
    出力は次の例のようになります。
    2016-11-17T17:29:20.950Z INFO Using backup directory: /tmp/20161117T172920
    2016-11-17T17:32:59.019Z INFO Using backup directory: /tmp/20161117T173259
  5. 以下のコマンドを実行してリストアを実行します。
    reconfigureVc restore -d Directory_path_from_previous_step
    
    出力は次の例のようになります。
    2016-11-17T17:29:20.950Z INFO Using backup directory: /tmp/20161117T172920
    2016-11-17T17:32:59.019Z INFO Using backup directory: /tmp/20161117T173259
  6. その他の vCenter Serverインスタンスで手順を繰り返します。