UEFI セキュア ブートの適用を有効にするか、以前に有効にした UEFI セキュア ブートの適用を無効にするかを選択できます。ESXi ホストの TPM の設定を変更するには、ESXCLI を使用する必要があります。
このタスクは、TPM を備えた ESXi ホストにのみ適用されます。UEFI セキュア ブートは、ファームウェアによって起動されたソフトウェアが信頼できることを保証するためのファームウェア設定です。UEFI セキュア ブートの有効化は、TPM を使用してすべてのブートで実行できます。
前提条件
- ESXCLI コマンド セットにアクセス可能であること。ESXCLI コマンドはリモートで実行することも、ESXi シェルで実行することもできます。
- ESXCLI スタンドアローン バージョンまたは PowerCLI を使用するために必要な権限:
手順
結果
注:
vSphere 7.0 Update 2 以降をインストールまたは vSphere 7.0 Update 2 以降にアップグレードするときに TPM を有効にしない場合は、後で次のコマンドを使用して有効にできます。
esxcli system settings encryption set --mode=TPMTPM を有効化すると、設定を取り消すことはできません。
TPM がホストで有効な場合でも、一部の TPM で esxcli system settings encryption set
コマンドが失敗します。
- vSphere 7.0 Update 2 の場合:NationZ (NTZ)、Infineon Technologies (IFX)、および Nuvoton Technologies Corporation (NTC) の特定の新しいモデル(NPCT75x など)からの TPM
- vSphere 7.0 Update 3 の場合:NationZ (NTZ) からの TPM
vSphere 7.0 Update 2 以降の最初の起動中に TPM を使用できない場合、このインストールまたはアップグレードは続行され、モードはデフォルトで「なし」(--mode=NONE
) になります。その結果、TPM がアクティブ化されていない場合と同様に動作します。