仮想マシンから VMX ファイルへの情報メッセージを制限することで、データストアの容量がいっぱいになり、サービス拒否 (DoS) が発生することを防ぎます。DoS は、仮想マシンの VMX ファイルのサイズが管理されておらず、情報量がデータストアのキャパシティを超えた場合に発生します。

仮想マシン構成ファイル(VMX ファイル)の制限は、デフォルトで 1 MB です。通常はこのキャパシティで十分ですが、必要に応じてこの値を変更できます。たとえば、ファイルにカスタム情報を大量に保存する場合は、上限を増やすこともできます。
注: 必要となる情報量を慎重に検討してください。情報量がデータストアのキャパシティを超えると、DoS が発生する可能性があります。

デフォルト制限値の 1 MB は、詳細オプションのリストに tools.setInfo.sizeLimit パラメータが含まれていない場合でも適用されます。

手順

  1. vSphere Client インベントリで、仮想マシンを参照します。
  2. 仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] をクリックします。
  3. [仮想マシン オプション] を選択します。
  4. [詳細] をクリックして、[構成の編集...] をクリックします。
  5. tools.setInfo.sizeLimit パラメータを追加または編集します。