名前空間の権限は、VMware vSphere® with VMware Tanzu™ 名前空間を作成および管理できるユーザーを制御します。

この権限は、階層内の異なるレベルで設定できます。たとえば、フォルダ レベルで権限を設定した場合、その権限をフォルダ内の 1 つ以上のオブジェクトに伝達できます。[必要とするオブジェクト] 列に示されるオブジェクトには、直接または継承のいずれか方法で権限が設定されている必要があります。

表 1. 名前空間の権限
権限名 説明 必要とするオブジェクト
名前空間.ディスクの廃止操作を許可 データ ストアの運用を終了できるようにします。

データストア

名前空間.ワークロード コンポーネント ファイルのバックアップ etcd クラスタのコンテンツをバックアップできるようにします(VMware Cloud on AWS でのみ使用)。

クラスタ

名前空間.クラスタ全体の構成の変更

クラスタ全体の構成の変更、およびクラスタの名前空間の有効化または無効化を行うことができます。

クラスタ

名前空間.クラスタ全体での名前空間のセルフサービス構成の変更 名前空間のセルフサービス構成を変更できるようにします。

クラスタ

(アクティブ化および非アクティブ化用)

テンプレート

(構成の変更用)

vCenter Server

(テンプレートの作成用)
名前空間.名前空間構成の変更

リソース割り当て、ユーザー権限など、名前空間構成オプションを変更できます。

クラスタ

名前空間.クラスタ機能の切り替え クラスタ機能の状態を操作できるようにします(VMware Cloud on AWS でのみ内部で使用)。

クラスタ

名前空間.クラスタを新しいバージョンにアップグレード クラスタのアップグレードを開始できるようにします。

クラスタ