ストレージ コンテナとプロトコル エンドポイントのほかに、レプリケーション サービスがストレージに用意されている場合、ストレージ管理者は、ストレージ側でレプリケーション グループを構成できます。

vCenter Server および ESXi では、レプリケーション グループを検出できますが、レプリケーション グループのライフサイクルは管理されません。コンシステンシ グループとも呼ばれるレプリケーション グループは、どの仮想マシンと仮想ディスクを、ターゲット サイトにまとめてレプリケートする必要があるかを示します。同じ仮想マシンにある仮想マシン構成ファイル、仮想ディスクなどのコンポーネントを、さまざまな事前構成済みレプリケーション グループに割り当てることができます。または、レプリケーションから特定の仮想マシン コンポーネントを除外します。

グループ A とグループ B の 2 つのレプリケーション グループと、各グループに属する仮想マシンを示す図。

使用できる事前構成済みグループがない場合、Virtual Volumes は自動オプションを使用できます。自動オプションを使用すると、レプリケーション グループが、Virtual Volumes によって必要に応じて作成され、プロビジョニング中の Virtual Volumes オブジェクトに関連付けられます。自動レプリケーション グループを使用すると、そのグループには、仮想マシンのすべてのコンポーネントが割り当てられます。同じ仮想マシンのコンポーネントで、事前構成済みレプリケーション グループと自動レプリケーション グループを混在させることはできません。