仮想ディスクを作成するには、vmkfstoolsコマンドを使用します。

-c|--createvirtualdisk size[bB|sS|kK|mM|gG]
      -d|--diskformat [thin|zeroedthick|eagerzeroedthick]
      -W|--objecttype [file|vsan|vvol]
      --policyFile fileName

このオプションは、データストア上の指定したパスに仮想ディスクを作成します。仮想ディスクのサイズを指定します。サイズ の値を入力する際、末尾に k (キロバイト)、m (メガバイト)、またはg (ギガバイト) を追加すると、単位のタイプを指定できます。単位のタイプに大文字と小文字の区別はありません。vmkfstoolsは、kK のいずれも KB として認識します。単位のタイプを指定しない場合、vmkfstoolsではデフォルトでバイトに設定されます。

-cオプションとともに、次のサブオプションを指定できます。

  • -d|--diskformatは、ディスク フォーマットを指定します。
  • -W|--objecttypeは、仮想ディスクが VMFS 上または NFS データストア上のファイルであるか、または vSAN または Virtual Volumes データストア上のオブジェクトであるかを指定します。
  • --policyFile fileName はディスクの仮想マシン ストレージ ポリシーを指定します。

仮想ディスクを作成する例

この例は、disk.vmdk という名前の 2 GB の仮想ディスク ファイルの作成方法を示しています。myVMFSという名前の VMFS データストアにディスクを作成します。このディスク ファイルは、仮想マシンがアクセスできる空の仮想ディスクです。

vmkfstools -c 2048m /vmfs/volumes/myVMFS/disk.vmdk