ESXi でハードウェア アクセラレーション機能を使用する場合には、特定の考慮事項が適用されます。

いくつかの理由が原因となってハードウェア アクセラレーションが失敗する場合があります。

アレイが実装しないプリミティブの場合、アレイはエラーを返します。エラーが発生すると、ESXi ホストはネイティブ メソッドを使用して操作を試行します。

次のいずれかが発生すると、VMFS データ ムーバーはハードウェア オフロードを活用せずに、代わりにソフトウェアによるデータ移動を使用します。

  • ソースおよびターゲットの VMFS データストアにはさまざまなブロック サイズがあります。
  • ソースのファイル タイプは RDM でターゲットのファイル タイプは非 RDM(通常のファイル)です。
  • ソースの VMDK タイプは eagerzeroedthick でターゲットの VMDK タイプはシンです。
  • ソースまたはターゲットの VMDK はスパースまたはホスト フォーマットです。
  • ソースの仮想マシンにはスナップショットがあります。
  • 要求された操作の論理アドレスと転送の長さは、ストレージ デバイスによって要求される最小整列に整列されません。vSphere Client で作成されたすべてのデータストアは自動的に整列されます。
  • VMFS には複数の LUN またはエクステントがあり、これらは異なるアレイにあります。

同じ VMFS データストア内であっても、アレイ間でのハードウェアのクローン作成は機能しません。