ソフトウェア iSCSI アダプタを有効にして、ESXi ホストが iSCSI ストレージへのアクセスに使用できるようにする必要があります。ソフトウェア iSCSI アダプタは、アクティベーション後に必要なくなった場合に無効にすることができます。

有効にできるソフトウェア iSCSI アダプタは 1 つだけです。

前提条件

必要な権限:ホスト.構成.ストレージ パーティション構成

注: ソフトウェア iSCSI アダプタを使用して iSCSI から起動する場合、最初の起動時にアダプタが有効になり、ネットワーク構成が作成されます。アダプタを無効にした場合、ホストを起動するたびに再度有効になります。

手順

  1. vSphere Client で、ESXi ホストに移動します。
  2. [設定] タブをクリックします。
  3. アダプタを有効または無効にします。
    オプション 説明
    ソフトウェア iSCSI アダプタの有効化
    1. [ストレージ] で、[ストレージ アダプタ][追加] アイコンの順にクリックします。
    2. [ソフトウェア iSCSI アダプタ] を選択し、アダプタを追加します。

      ソフトウェア iSCSI アダプタ (vmhba#) が有効になり、ストレージ アダプタのリストに表示されます。アダプタを有効にすると、ホストによってデフォルトの iSCSI 名が割り当てられます。これでアダプタの設定が完了します。

    ソフトウェア iSCSI アダプタの無効化
    1. [ストレージ] で、[ストレージ アダプタ] をクリックし、無効にするアダプタ (vmhba#) を選択します。
    2. [プロパティ] タブをクリックします。
    3. [無効化] をクリックして、アダプタを無効にします。

      ステータスは、アダプタが無効にされていることを示します。

    4. ホストを再起動します。

      再起動後、アダプタはストレージ アダプタのリストに表示されなくなります。アダプタに関連付けられているストレージ デバイスには、アクセスできなくなります。後でアダプタを有効にすることもできます。