デフォルトの容量再利用の優先度、精度、およびその他のパラメータを変更できます。

手順

  1. ESXi ホストで次のコマンドを使用して、容量再利用のパラメータを設定します。
    esxcli storage vmfs reclaim config set

    このコマンドには次のオプションがあります。

    オプション 説明
    -b|--reclaim-bandwidth 容量再利用の固定バンド幅(1 秒あたりの MB)。
    -g|--reclaim-granularity 容量の自動再利用の最小精度(バイト数)。
    -m|--reclaim-method 容量の自動再利用の方法。サポートされているオプション︰
    • priority(優先度)
    • 固定
    -p|--reclaim-priority 容量の自動再利用の優先度。サポートされているオプション︰
    • none
    • low(低)
    • medium(中)
    • high(高)
    -l|--volume-label ターゲット VMFS ボリュームのラベル。
    -u|--volume-uuid ターゲット VMFS ボリュームの UUID。
    次の例を使用できます。
    • 再利用方法を固定に設定して、レートを 1 秒あたり 100 MB に設定します。
      esxcli storage vmfs reclaim config set --volume-label datastore_name --reclaim-method fixed -b 100
    • VMFS の自動容量再利用を無効にします。
      esxcli storage vmfs reclaim config set --volume-label datastore_name --reclaim-priority none
  2. データストアがマウントされている他のすべての ESXi ホストから VMFS6 データストアをアンマウントして、再マウントします。
    1. データストアのアンマウント
    2. データストアのマウント
    この手順により、VMFS6 データストアがマウントされたすべての ESXi ホストで、データストアの再利用の設定が更新されます。