クラウド ネイティブ ストレージ 環境および Kubernetes クラスタに参加する仮想マシンは、いくつかの要件を満たす必要があります。
クラウド ネイティブ ストレージ の要件
- vSphere 6.7 Update 3 以降
- 互換性のあるバージョンの Kubernetes。
- 仮想マシンに展開された Kubernetes クラスタ。vSphere CSI プラグインを展開し、vSphere で Kubernetes クラスタを実行する場合の詳細については、GitHub のDriver Deploymentのドキュメントを参照してください。
Kubernetes クラスタ仮想マシンの要件
- ハードウェア バージョン 15 以降の仮想マシン。各ノードの仮想マシンに VMware Tools をインストールします。
- 仮想マシンのハードウェアに関する推奨事項:
- ワークロード要件に基づいて、CPU とメモリを適切に設定します。
- ノード仮想マシンのプライマリ ディスクに VMware 準仮想化 SCSI コントローラを使用します。
- すべての仮想マシンは、vSAN などの共有データストアにアクセスできる必要があります。
- 各ノードの仮想マシンで disk.EnableUUID パラメータを設定します。Kubernetes クラスタ仮想マシンを構成するを参照してください。
- エラーや予期しない動作を回避するために、CNS ノード仮想マシンのスナップショットは作成しないでください。
CNS ファイル ボリュームの要件
- vSphere バージョン 7.0 以降および互換性のある Kubernetes バージョンを使用します。
- 互換性のあるバージョンの CSI を使用します。詳細については、GitHub のKubernetes vSphere CSI Driverドキュメントを参照してください。
- vSAN ファイル サービスを有効にして、設定します。必要なファイル サービス ドメイン、IP プール、ネットワークなどを構成する必要があります。詳細については、『VMware vSAN の管理』ドキュメントを参照してください。
- Kubernetes ノードのゲスト OS から vSAN ファイル共有へのネットワーク アクセスを設定するには、特定のガイドラインに従ってください。vSAN ファイル共有へのネットワーク アクセスの構成を参照してください。