esxcli コマンドを使用して、ESXi ホスト上の VMFS、NFS 3、および NFS 4.1 データストアの I/O のスケジュール機能を変更できます。この機能はデフォルトで有効化されています。

前提条件

ESXCLI をインストールします。ESXCLI スタート ガイドを参照してください。トラブルシューティングするには、ESXi Shellesxcli コマンドを実行します。

手順

  • ファイルごとの I/O スケジュールを有効または無効にするには、次のコマンドを実行します。
    オプション 説明
    esxcli system settings kernel set -s isPerFileSchedModelActive -v FALSE VMFS と NFS 3 のファイルごとの I/O スケジュールを無効にします。
    esxcli system settings kernel set -s isPerFileSchedModelActive -v TRUE VMFS と NFS 3 のファイルごとの I/O スケジュールを有効にします。
    esxcli system module parameters list -m nfs41client NFS 4.1 ファイル ベース スケジューラの現在のステータスを一覧表示します。
    esxcli system module parameters set -m nfs41client -p fileBasedScheduler=0 NFS 4.1 ファイル ベース スケジューラを無効にします。
    esxcli system module parameters set -m nfs41client -p fileBasedScheduler=1 NFS 4.1 ファイル ベース スケジューラを有効にします。