登録されているストレージ プロバイダに対していくつかの管理操作を実行するには、vSphere Client を使用します。

手順

  1. vCenter Server に移動します。
  2. [構成] タブをクリックし、[ストレージ プロバイダ] をクリックします。
  3. ストレージ プロバイダのリストからストレージ プロバイダを選択し、次のアイコンのいずれかをクリックします。
    オプション 説明
    ストレージ プロバイダの同期 現在の状態で、すべてのストレージ プロバイダと同期します。
    再スキャン プロバイダのストレージ データを更新します。

    vCenter Server はそのデータベース内のストレージ データを定期的に更新します。更新は部分的に行われ、ストレージ プロバイダがそのときに vCenter Server とやり取りした変更分のみが反映されます。必要に応じて、選択したストレージ プロバイダに対して、データベースの完全同期を行うことができます。

    削除 使用しないストレージ プロバイダを登録解除します。この操作を実行すると、vCenter Server により接続が終了され、その構成からストレージ プロバイダが削除されます。
    注: vSAN ストレージ プロバイダなどの VMware が提供する一部のストレージ プロバイダは、手動で登録解除することができません。

    このオプションは、ストレージ プロバイダを新しい VASA バージョンにアップグレードする場合にも役立ちます。その場合、プロバイダをいったん登録解除してから登録する必要があります。登録後、vCenter Server では新しい VASA バージョンの機能を検出し、使用できます。

    証明書の更新 vCenter Server は、ストレージ プロバイダに割り当てられている証明書の有効期限が間もなく終了することを示す警告を表示します。証明書を更新すると、引き続きプロバイダを使用できます。

    期限切れ前に証明書を更新しなければ、vCenter Server はプロバイダの使用を終了します。

結果

vCenter Server により接続が終了され、その構成からストレージ プロバイダが削除されます。