vCenter Server を Active Directory ドメインに参加させることができます。ユーザーとグループは、この Active Directory ドメインから、ご使用の vCenter Single Sign-On ドメインに接続できます。Active Directory ドメインから離脱することができます。
重要: 読み取り専用ドメイン コントローラ (RODC) を含んだ Active Directory ドメインに
vCenter Server を参加させることはサポートされません。
vCenter Server を参加させることができるのは、書き込み可能なドメイン コントローラを含んだ Active Directory ドメインだけです。
Active Directory からのユーザーとグループが vCenter Server コンポーネントにアクセスできるように権限を設定する場合は、Active Directory ドメインに vCenter Server インスタンスを参加させる必要があります。
たとえば、vCenter Server インスタンスに、Active Directory ユーザーが vSphere Client を使用してログインできるようにするには、vCenter Server インスタンスを Active Directory ドメインに参加させたうえで、そのユーザーに管理者ロールを割り当てる必要があります。
前提条件
-
vCenter Server インスタンスにログインしているユーザーが、vCenter Single Sign-On の SystemConfiguration.Administrators グループのメンバーであることを確認します。
- アプライアンスのシステム名が FQDN であることを確認します。アプライアンスのデプロイ時に、システム名として IP アドレスを設定した場合、vCenter Server を Active Directory ドメインに参加させることはできません。
手順
結果
次のタスク
参加した Active Directory ドメインのユーザーおよびグループが vCenter Server コンポーネントにアクセスできるように権限を設定することができます。権限の管理の詳細については、『vSphere のセキュリティ』ドキュメントを参照してください。