SNMP エージェントによる SNMP v3 トラップの送信が許可されるように SNMP v3 ターゲットを構成します。
最大 3 つの SNMP v1 または v2c ターゲットに加えて、SNMP v3 ターゲットを 3 つまで構成できます。
ターゲットを構成するには、トラップを受信するシステムのホスト名または IP アドレス、ユーザー名、セキュリティ レベル、およびトラップを送信するかどうかを指定する必要があります。セキュリティ レベルには、none (セキュリティなし)、auth (認証のみ)、または priv (認証とプライバシー)を指定できます。
手順
- アプライアンス シェルにアクセスして、管理者ロールまたはスーパー管理者ロールを持つユーザーとしてログインします。
スーパー管理者ロールが割り当てられているデフォルトのユーザーは root です。
- snmp.set --v3targets コマンドを実行して、SNMP v3 ターゲットを設定します。
たとえば、次のコマンドを実行します。
snmp.set --v3targets hostname@port/userid/secLevel/trap
コマンドのパラメータは次のとおりです。
パラメータ |
説明 |
hostname |
トラップを受信する管理システムのホスト名または IP アドレスで置き換えます。 |
port |
トラップを受信する管理システムのポートで置き換えます。ポートを指定しない場合、デフォルトのポート 161 が使用されます。 |
userid |
ユーザー名で置き換えます。 |
secLevel |
none、auth、priv のいずれかで置き換えて、構成した認証とプライバシーのレベルを示します。認証のみを構成した場合は auth、認証とプライバシーの両方を構成した場合は priv、どちらも構成していない場合は none を使用します。 |
- (オプション) SNMP エージェントが有効になっていない場合は、snmp.enable コマンドを実行して有効にします。
- (オプション) snmp.test コマンドを実行し、テスト トラップを送信してエージェントが正しく構成されていることを確認します。
エージェントは、構成されたターゲットに
warmStart トラップを送信します。