完全な CPU 仮想化をゲスト OS に公開できます。これにより、ハードウェア仮想化を必要とするアプリケーションが、バイナリ変換や準仮想化をせずに仮想マシンで稼動できます。

前提条件

注: VMware では、特別に定義および文書化された機能を除き、 ESXi でのサードパーティ製ハイパーバイザーの実行はサポートされません。現在、これは Microsoft Hyper-V に、特に VBS のみに限定され、複数の仮想マシンの仮想化には該当しません。

詳細については、VMware ナレッジベースの記事 (https://kb.vmware.com/s/article/2009916) を参照してください。

  • 仮想マシンが ESXi 5.1 以降との互換性があることを確認します。
  • Intel Nehalem Generation (Xeon Core i7) 以降のプロセッサ、または AMD Opteron Generation 3 (Greyhound) 以降のプロセッサ。
  • Intel VT-x または AMD-V が BIOS で有効であり、ハードウェア アシストによる仮想化が可能であることを確認します。
  • 必要な権限:vCenter Server システムに設定された 仮想マシン.設定.設定の変更

手順

  1. インベントリで仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。
  2. [仮想ハードウェア] タブで、[CPU] を展開して [ハードウェア アシストによる仮想化をゲスト OS に公開] を選択します。
  3. [OK] をクリックします。
    [構成] タブを更新すると、[ネストされたハイパーバイザー CPU] オプションが [有効] と表示されます。