vApp の一部でない仮想マシンで vApp 機能を有効にするには、仮想マシン レベルで vApp オプションを有効にする必要があります。仮想マシンの vApp オプションは、その仮想マシンを OVF テンプレートとしてエクスポートするときに保存されます。これらの vApp オプションは、後で OVF テンプレートをデプロイするときに使用されます。
vApp オプションを有効にして仮想マシンを OVF にエクスポートすると、その仮想マシンは起動時に OVF 環境の XML 記述子を受け取ります。OVF 記述子には、ネットワーク構成および IP アドレスなどのカスタム プロパティ値が含まれていることがあります。
OVF 環境は、次に示す 2 つの方法でゲストに転送できます。
- XML ドキュメントを含む CD-ROM を使用した例。この CD-ROM は CD-ROM ドライブにマウントされます。
- VMware Tools を使用した例。ゲスト OS 環境変数 guestinfo.ovfEnv には、XML ドキュメントが含まれます。