スマート カード認証で仮想共有スマート カード リーダーを使用するように複数の仮想マシンを構成することができます。スマート カード リーダーは vSphere Client が実行されているクライアント コンピュータに接続されている必要があります。スマート カード リーダーはすべて、USB デバイスとして扱われます。

共有スマート カード機能を使用するにはライセンスが必要です。『vCenter Server and Host Management』 を参照してください。

Windows XP ゲスト OS からログアウトして再びログインする場合は、スマート カードをスマート カード リーダーから外して、再び取り付けてください。また、共有スマート カード リーダーを取り外して再び接続することもできます。

vSphere ClientvCenter Server またはホストから切断されるか、クライアント コンピュータが再起動またはシャットダウンされると、スマート カードの接続が切断されます。そのため、スマート カード専用のクライアント コンピュータを用意することをお勧めします。

共有されていない USB スマート カード リーダーを接続する場合は、クライアント コンピュータから仮想マシンへの USB 構成 を参照してください。

前提条件

  • スマート カード リーダーがクライアント コンピュータに接続されていることを確認します。
  • 仮想マシンがパワーオン状態であることを確認します。
  • USB コントローラがあることを確認します。
  • 必要な権限: 仮想マシン.設定.デバイスの追加または削除

手順

  1. データセンター、フォルダ、クラスタ、リソース プール、ホスト、または vApp に移動し、[関連するオプション] タブをクリックして、[仮想マシン] をクリックします。
  2. 仮想マシンを選択し、再度クリックして、[サマリ] タブをクリックします。
  3. [仮想マシンのハードウェア][USB デバイス] の右側にある USB アイコンをクリックして、ドロップダウン メニューから使用可能な共有スマート カード リーダーを選択します。
    [共有 the model name of your smart card reader] の後に番号が続いて表示されているデバイスを選択します。
    接続が進行中であることを示す [接続中] ラベルとスピナーが表示されます。デバイスが正常に接続され、サマリ タブが更新されると、接続されたデバイス名が [USB デバイス] の横に表示されます。

結果

これで、スマート カード認証を使用して vSphere Client インベントリ内の仮想マシンにログインできます。