ネットワークへの接続、通信の強化、または古いアダプタとの交換のため、仮想マシンへネットワーク アダプタ (NIC) を追加します。NIC を仮想マシンに追加する場合、アダプタ タイプやネットワーク接続に加えて、仮想マシンの起動時にデバイスを接続するかどうか、および帯域幅の割り当てを指定します。
仮想マシン ネットワーク アダプタのネットワーク構成の詳細については、『vSphere のネットワーク』を参照してください。
前提条件
- 必要な権限:ネットワーク上での 。
- SR-IOV (Single-Root I/O Virtualization) パススルー アダプタを追加するには、仮想マシンがハードウェア バージョン 10 以降であることを確認します。
- SR-IOV パススルー アダプタを追加するには、仮想マシンをパワーオフします。
手順
- インベントリで仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。
- [仮想ハードウェア] タブで、[新規デバイスを追加] ボタンをクリックし、ドロップダウン メニューから [ネットワーク アダプタ] を選択します。
新しいネットワーク アダプタが、デバイス リストの下部に表示されます。
- [新規ネットワーク] を展開し、接続する標準または分散ポート グループを選択します。
メニューには、ホスト上で仮想マシンが使用可能なすべての標準ポート グループおよび分散ポート グループが一覧表示されます。
vSphere Network I/O Control バージョン 3 を使用して、予約クォータからのバンド幅をネットワーク アダプタにプロビジョニングする場合、クォータを提供するネットワーク リソース プールに関連付けられたポート グループを選択します。
- (オプション) [ステータス] 設定を確認し、必要に応じて変更します。
オプション |
説明 |
接続中 |
仮想マシンの実行中に仮想ネットワーク アダプタに接続または切断するには、このオプションを選択します。仮想マシンのパワーオフ時に、このチェック ボックスは使用できません。 |
パワーオン時に接続 |
仮想マシンのパワーオン時に仮想ネットワーク アダプタをネットワークに接続する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択しない場合、仮想マシンのネットワーク アクセスを行なうには、アダプタを手動で接続する必要があります。 |
- [アダプタ タイプ] ドロップダウン メニューから、使用するネットワーク アダプタのタイプを選択します。
- 環境に適していると思われる場合は、DirectPath I/O を無効にします。
DirectPath I/O によって、I/O MMU (メモリ管理ユニット) があるプラットフォームの物理 PCI 機能への仮想マシンのアクセスが可能になります。DirectPath I/O を有効にすると、一部の機能は使用できなくなり、他の機能が使用できるようにになります。詳細については、『
vSphere のネットワーク』を参照してください。
- ネットワーク アダプタが vSphere Network I/O Control バージョン 3 が有効な Distributed Switch の分散ポート グループに接続されている場合、バンド幅をアダプタに割り当てます。
注:
[SR-IOV パススルー] ネットワーク アダプタにバンド幅を割り当てることはできません。
- [シェア] ドロップダウン メニューで、この仮想マシンからのトラフィックの相対的な優先順位を、接続されている物理アダプタの容量のシェアとして設定します。
- [予約] テキスト ボックスで、仮想マシンのパワーオン時に VM ネットワーク アダプタで使用できるようにする必要がある最小帯域幅を予約します。
- [制限] テキスト ボックスで、VM ネットワーク アダプタで消費可能な帯域幅の制限を設定します。
- (オプション) ドロップダウン メニューから、[MAC アドレス]の割り当て方法を選択します。
- MAC アドレスを自動で割り当てるには、[自動] を選択します。
- MAC アドレスを手動で入力するには、[手動] を選択します。
- [OK] をクリックします。