vSphere Client では、ローカル ライブラリの名前、説明、またはタグを変更して編集できます。ローカルまたはサブスクライブ済みコンテンツ ライブラリの設定を変更することもできます。

複数の vCenter Server インスタンス間でローカル ライブラリのコンテンツを共有するには、ライブラリの公開を有効にする必要があります。[設定の編集] ダイアログ ボックスからライブラリの URL を取得し、他のユーザーが購読できるように送信することができます。

ライブラリがすでに公開されている場合は、認証用のパスワードを変更することができます。公開ライブラリへのアクセスを維持するには、ライブラリを購読しているユーザーがパスワードを更新する必要があります。

購読済みライブラリについては、ダウンロード方法の変更や公開ライブラリとの自動同期を有効にできます。

前提条件

必要な権限は、実行するタスクによって異なります。

タスク 権限
ローカル コンテンツ ライブラリ設定の編集 ライブラリでのコンテンツ ライブラリ.ライブラリの更新およびコンテンツ ライブラリ.ローカル ライブラリの更新
購読済みコンテンツ ライブラリ設定の編集 購読済みライブラリでのコンテンツ ライブラリ.購読済みライブラリの更新およびコンテンツ ライブラリ.サブスクリプション情報の検知
コンテンツ ライブラリの削除 コンテンツ ライブラリ.購読済みライブラリの削除 または コンテンツ ライブラリ.ローカル ライブラリの削除(削除するライブラリのタイプに応じる)。

手順

  1. [メニュー] > [コンテンツ ライブラリ] の順に移動します。
  2. コンテンツ ライブラリを右クリックし、実行するアクションを選択します。
    • コンテンツ ライブラリの説明を編集するには、[メモの編集] を選択します。
    • コンテンツ ライブラリの名前を変更するには、[名前の変更] を選択します。
    • コンテンツ ライブラリにタグを割り当てるには、[タグ] > [タグの割り当て] を選択します。
    • コンテンツ ライブラリからタグを削除するには、[タグ] > [タグの削除] を選択します。

      タグおよびタグ カテゴリの詳細については、『vCenter Server およびホスト管理』ドキュメントを参照してください。

    • コンテンツ ライブラリを削除するには、[削除] を選択します。
  3. コンテンツ ライブラリの設定を編集するには、コンテンツ ライブラリを右クリックし、[設定の編集] をクリックします。
    実行できる変更内容は、編集するコンテンツ ライブラリのタイプによって異なります。
    コンテンツ ライブラリ タイプ 操作
    公開解除されたローカル コンテンツ ライブラリ ローカル ライブラリのコンテンツを他のユーザーと共有するには、ローカル ライブラリの公開を有効にします。
    1. ローカル ライブラリを公開し、そのコンテンツを他のユーザーと共有するには、[公開の有効化] チェック ボックスを選択します。
    2. ライブラリの URL を取得して配布するには、[リンクのコピー] ボタンをクリックします。
    3. (オプション) [このコンテンツ ライブラリにアクセスするためのユーザー認証を有効にします] を選択し、ライブラリにパスワードを設定します。

      ライブラリをパスワードで保護する場合、ライブラリの購読を希望するユーザーに URL とパスワードの両方を提供する必要があります。

    4. セキュリティ ポリシーを有効または無効にするには、[セキュリティ ポリシーの適用] を選択または選択解除します。コンテンツ ライブラリのセキュリティ ポリシーを無効にすると、既存の OVF アイテムを再利用できなくなります。
    5. [OK] をクリックします。
    公開されたローカル コンテンツ ライブラリ 公開されるローカル ライブラリの次の設定は変更することができます。
    • サブスクリプション URL をライブラリにコピーし、他のユーザーが購読できるように送信することができます。
    • ライブラリは、[公開の有効化] チェック ボックスを選択解除することによって公開解除できます。このライブラリを購読中のユーザーは、ライブラリと同期できなくなりますが、以前に同期されたコンテンツは引き続き使用できます。
    • ライブラリの認証を有効または無効にできます。
    • ライブラリが公開されていて、パスワードで保護されている場合は、vSphere Client で認証用のパスワードを変更できます。
      1. 現在のパスワードと新しいパスワードを入力します。新しいパスワードを確認します。
      2. [OK] をクリックします。
    • セキュリティ ポリシーを有効または無効にするには、[セキュリティ ポリシーの適用] を選択または選択解除します。コンテンツ ライブラリのセキュリティ ポリシーを無効にすると、既存の OVF アイテムを再利用できなくなります。
    サブスクライブ済みコンテンツ ライブラリ 購読済みライブラリの以下の設定は変更することができます。
    • 公開ライブラリとの自動同期を有効または無効にします。
    • 公開ライブラリに対する認証用のパスワードを更新します。
    • ダウンロード方法を選択します。すべてのライブラリ コンテンツをただちにダウンロードするか、必要に応じてライブラリ コンテンツを随時ダウンロードできます。

      コンテンツを必要な場合にダウンロードするオプションからすべてのライブラリ コンテンツをただちにダウンロードするオプションに切り替えると、同期タスクが開始され、コンテンツのダウンロードが開始されます。公開ライブラリに含まれるアイテムの数とサイズにより、タスクで必要とされる時間とネットワーク帯域幅が決まります。

    • セキュリティ ポリシーを有効または無効にするには、[セキュリティ ポリシーの適用] を選択または選択解除します。コンテンツ ライブラリのセキュリティ ポリシーを無効にすると、既存の OVF アイテムを再利用できなくなります。