仮想マシンの特定の仮想ハード ディスクをデータストア クラスタ内の異なるデータストアに配置して保持するには、VMDK 非アフィニティ ルールを作成します。

作成した非アフィニティ ルールは、選択したデータストア クラスタ内のデータストアにある、仮想マシンのハード ディスクに適用されます。非アフィニティ Storage DRS ルールは、Storage DRS が開始または推奨する移行の間は機能しますが、ユーザーが移行を開始したときは機能しません。

前提条件

手順

  1. インベントリ内の仮想マシンに移動します。
  2. [構成] タブの [設定] を展開し、[仮想マシン Storage DRS ルール] をクリックします。
  3. [追加] ボタンをクリックします。
    [Storage DRS ルールの追加] ダイアログ ボックスが開きます。
  4. [タイプ] ドロップダウン メニューで [VMDK 非アフィニティ] を選択します。
  5. [ルール名] テキスト ボックスに、ルールの名前を入力します。
  6. [データストア クラスタ] ドロップダウン メニューから、非アフィニティ ルールが運用されるデータストア クラスタを選択します。
    選択したデータストア クラスタ内のデータストアに配置されているすべての仮想ハード ディスクが、ダイアログ ボックスの下部に表示されます。
  7. 非アフィニティ ルールを適用する仮想ハード ディスクを選択します。
  8. (オプション) [ルールの有効化] チェック ボックスをオフにします。
    [ルールの有効化] チェック ボックスをオフにすると、そのルールは無効になります。この状態でもルールを作成できますが、作成したルールは選択した仮想ハード ディスクに適用されません。
  9. [OK] をクリックします。

結果

VMDK 非アフィニティ ルールが作成されます。このルールを有効にすると、選択したすべての仮想ハード ディスクが、データストア クラスタ内の異なるデータストアに配置、保持されます。