仮想マシンの特定の仮想ハード ディスクをデータストア クラスタ内の異なるデータストアに配置して保持するには、VMDK 非アフィニティ ルールを作成します。
作成した非アフィニティ ルールは、選択したデータストア クラスタ内のデータストアにある、仮想マシンのハード ディスクに適用されます。非アフィニティ Storage DRS ルールは、Storage DRS が開始または推奨する移行の間は機能しますが、ユーザーが移行を開始したときは機能しません。
手順
- インベントリ内の仮想マシンに移動します。
- [構成] タブの [設定] を展開し、[仮想マシン Storage DRS ルール] をクリックします。
- [追加] ボタンをクリックします。
[Storage DRS ルールの追加] ダイアログ ボックスが開きます。
- [タイプ] ドロップダウン メニューで [VMDK 非アフィニティ] を選択します。
- [ルール名] テキスト ボックスに、ルールの名前を入力します。
- [データストア クラスタ] ドロップダウン メニューから、非アフィニティ ルールが運用されるデータストア クラスタを選択します。
選択したデータストア クラスタ内のデータストアに配置されているすべての仮想ハード ディスクが、ダイアログ ボックスの下部に表示されます。
- 非アフィニティ ルールを適用する仮想ハード ディスクを選択します。
- (オプション) [ルールの有効化] チェック ボックスをオフにします。
[ルールの有効化] チェック ボックスをオフにすると、そのルールは無効になります。この状態でもルールを作成できますが、作成したルールは選択した仮想ハード ディスクに適用されません。
- [OK] をクリックします。
結果
VMDK 非アフィニティ ルールが作成されます。このルールを有効にすると、選択したすべての仮想ハード ディスクが、データストア クラスタ内の異なるデータストアに配置、保持されます。