起動動作の遅延は、起動順序などの BIOS または EFI の設定を変更する際に有用です。たとえば、仮想マシンが強制的に CD-ROM から起動するように BIOS または EFI の設定を変更できます。
前提条件
- vSphere Client が vCenter Server にログインしていることを確認します。
- インベントリの少なくとも 1 台の仮想マシンにアクセスできることを確認します。
- 仮想マシンの起動オプションの編集権限があることを確認します。
手順
- インベントリで仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。
- [仮想マシン オプション] タブをクリックし、[起動オプション] を展開します。
- [起動遅延時間] セクションで、起動動作を遅らせる時間をミリ秒単位で選択します。
- (オプション) [強制的にセットアップ] セクションでは、次回仮想マシンを起動したときに、強制的に BIOS または EFI の設定画面にするかどうかを選択します。
- (オプション) [失敗した起動のリカバリ] セクションでは、仮想マシンの起動失敗後に再起動するかを選択し、その時間を秒単位で入力します。
- [OK] をクリックします。