ホスト、クラスタ、データセンターで作成する仮想マシンのデフォルトの互換性を設定できます。これらのオプションを使用すると、既存の vSphere 環境に仮想マシンを追加するときに、そこにあるホスト バージョンと互換性を持たせることができます。
次の条件が適用されます。
- クラスタでデフォルトの互換性を設定するには、接続されているメンテナンス モード以外のホストをクラスタに含める必要があります。
- ホストのデフォルトの互換性の設定により、デフォルトのクラスタ設定またはデータセンター設定はオーバーライドされます。
- クラスタのデフォルトの互換性の設定により、デフォルトのデータセンター設定はオーバーライドされます。
前提条件
- ホストまたはクラスタで:
- データセンターで:
手順
- ♦ インベントリで、ホスト、クラスタまたはデータセンターを選択します。
オプション 操作 ホスト - [構成] タブをクリックし、[仮想マシン] で [仮想マシンのデフォルトの互換性] を選択します。
- [編集] をクリックします。
[仮想マシンのデフォルト互換性の編集] ダイアログ ボックスが開きます。
- [互換対象] ドロップダウン メニューから互換性を選択し、[OK] をクリックします。
注: クラスタに含まれないホストでのみ互換性を設定できます。クラスタ - [構成] タブをクリックし、[構成] で [全般] を選択します。
- [仮想マシンのデフォルトの互換性] セクションで [編集] をクリックします。
- [互換対象] ドロップダウン メニューから互換性を選択し、[OK] をクリックします。
クラスタの互換性を変更すると、クラスタ内部のすべてのホストの互換性が同様に変更されます。
データセンター - データセンターを右クリックし、[デフォルトの仮想マシンの互換性の編集] を選択します。
- [互換対象] ドロップダウン メニューから互換性を選択し、[OK] をクリックします。
結果
これらのオブジェクトのいずれかで仮想マシンを作成する場合、デフォルトの互換性の設定が使用されます。