vSAN クラスタに予約済み容量を構成し、内部操作用の容量を予約したり、1 台のホストで障害が発生した後のデータ修復用の容量を予約できます。
前提条件
必要な権限([Host.Inventory.EditCluster] と [Host.Config.Storage])があることを確認します。
vSAN クラスタが次の状態であることを確認します。
- ストレッチ クラスタまたは ROBO クラスタとして構成されていない。
- フォルト ドメインがなく、ネストされたフォルト ドメインが作成されている。
- 4 台以上のホストがある。
手順
- vSAN クラスタに移動します。
- [構成] タブをクリックします。
- vSAN で [サービス] を選択します。
- クリックして、予約とアラートを編集します。
- クリックして、操作の予約を有効または無効にします。操作の予約を有効にすると、vSAN は、内部処理に必要な容量をクラスタに確保します。
- クリックして、ホスト再構築の予約を有効または無効にします。ホスト再構築の予約を有効にすると、vSAN は、1 台のホストで障害が発生したときに、データを遵守状態に戻すために必要な容量を予約します。ホスト再構築の予約を有効にできるのは、操作の予約を有効にした後に限られます。有効にした後、操作の予約を無効にすると、ホスト再構築の予約が自動的に無効になります。
- [アラートのカスタマイズ] を選択します。カスタムしきい値を設定して、警告とエラーのアラートを受信できます。しきい値の割合は、使用可能なキャパシティに基づいて計算されます。このため、合計キャパシティと予約済みキャパシティの間に相違が生じます。カスタム値を設定しない場合、vSAN はデフォルトのしきい値を使用してアラートを生成します。
- [適用] をクリックします。