ストレッチ クラスタを廃止し、標準の vSAN クラスタに変換できます。
ストレッチ クラスタを無効にすると、監視ホストは削除されますが、フォルト ドメインの構成はそのまま残ります。監視ホストは使用できないため、仮想マシンのすべての監視コンポーネントが見つかりません。仮想マシンの完全な可用性を確保するには、クラスタ オブジェクトをただちに修復します。
前提条件
- 実行中のすべての仮想マシンをバックアップし、すべての仮想マシンが現在のストレージ ポリシーに準拠していることを確認します。
- 健全性に問題がなく、すべての再同期アクティビティが完了していることを確認します。
- 関連するストレージ ポリシーを変更して、すべての仮想マシン オブジェクトを 1 つのサイトに移動します。データの局所性ルールを使用して、選択したサイトに仮想マシン オブジェクトを制限します。
手順
- vSAN ストレッチ クラスタに移動します。
- [構成] タブをクリックします。
- [vSAN] の下で、[フォルト ドメイン] をクリックします。
- ストレッチ クラスタを無効にします。
- [無効化] をクリックします。[監視ホストの削除] ダイアログが開きます。
- [削除] をクリックして確認します。
- フォルト ドメインの構成を削除します。
- フォルト ドメインを選択し、[アクション] > [削除] の順に選択します。[はい] をクリックして確認します。
- ほかのフォルト ドメインを選択し、[アクション] > [削除] の順に選択します。[はい] をクリックして確認します。
- インベントリから監視ホストを削除します。
- クラスタ内のオブジェクトを修復します。
- [監視] タブをクリックします。
- [vSAN] の下で、[健全性] をクリックし、[vSAN オブジェクトの健全性] をクリックします。
- [オブジェクトをただちに修復] をクリックします。
vSAN によりクラスタ内に監視コンポーネントが再作成されます。