vSAN を考慮する場合、vSAN クラスタをデプロイするための複数の構成ソリューションから選択できます。
要件に応じて、次のいずれかの方法で vSAN をデプロイできます。
vSAN ReadyNode
vSAN ReadyNode は、Cisco、Dell、Fujitsu、IBM、Supermicro などの VMware パートナーから提供される vSAN ソフトウェアの事前構成済みソリューションです。このソリューションには、サーバ OEM および VMware が推奨する vSAN デプロイでテストされ、認定済みハードウェア フォーム ファクタで検証されたサーバ構成が含まれます。特定のパートナーにおける vSAN ReadyNode ソリューションの詳細については、VMware パートナーの Web サイトを参照してください。
ユーザー定義 vSAN クラスタ
vSAN クラスタを構築するには、vSAN 互換性ガイド (VCG) Web サイト (http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php) に記載されている個々のソフトウェアとハードウェア コンポーネント(ドライバ、ファームウェア、ストレージ I/O コントローラなど)を選択します。VCG Web サイトに記載されている認定された任意のサーバ、ストレージ I/O コントローラ、キャパシティ デバイスとフラッシュ キャッシュ デバイス、メモリ、CPU ごとに必要なコア数を選択できます。vSAN でサポートされているソフトウェアおよびハードウェア コンポーネント、ドライバ、ファームウェア、およびストレージ I/O コントローラを選択する前に、VCG Web サイトで互換性情報を確認します。vSAN クラスタを設計する場合は、VCG Web サイトに記載されているデバイス、ファームウェア、ドライバのみを使用します。VCG に記載されていないソフトウェアおよびハードウェア バージョンを使用すると、クラスタで障害や予期しないデータ損失が発生する可能性があります。vSAN クラスタの設計の詳細については、vSAN クラスタの設計とサイジングを参照してください。