vsan.host_claim_disks_differently RVC コマンドを実行して、ストレージ デバイスをフラッシュ、容量フラッシュ、または磁気ディスク (HDD) としてマークします。

RVC ツールを使用すると、フラッシュ デバイスをキャパシティ デバイスとしてタグ付けできます。このタグ付けは、個別に行うことも、デバイスのモデルを指定してバッチで行うこともできます。キャパシティ デバイスとしてのフラッシュ デバイスにタグを付ける場合、フラッシュ デバイスをオールフラッシュ ディスク グループに含めることができます。
注: vsan.host_claim_disks_differently コマンドでは、タグ付けの前にデバイス タイプは確認されません。このコマンドでは、使用中の磁気ディスクおよびデバイスを含め、 capacity_flash コマンド オプションを使用して付加されたデバイスにタグが付けられます。タグ付けの前に、デバイスのステータスを必ず確認してください。
vSAN 管理のための RVC コマンドの詳細については、『 RVC コマンド リファレンス ガイド』を参照してください。

前提条件

  • vSAN バージョン 6.5 以降を使用していることを確認します。
  • SSH が vCenter Server で有効化されていることを確認します。

手順

  1. vCenter Server への SSH 接続を開きます。
  2. 管理者権限を持つローカル アカウントを使用して、vCenter Server にログインします。
  3. 次のコマンドを実行して、RVC を開始します。
    rvc local_user_name@target_vCenter_Server
    たとえば、同じ vCenter Server を使用してキャパシティ デバイスのフラッシュ デバイスを root ユーザーとしてマークするには、次のコマンドを実行します。
    rvc root@localhost
  4. ユーザー名に対応するパスワードを入力します。
  5. vSphere インフラストラクチャで、vcenter_server/data_center/computers/cluster/hosts ディレクトリに移動します。
  6. --claim-type capacity_flash --model model_name オプションを指定して vsan.host_claim_disks_differently コマンドを実行し、同じモデルのオールフラッシュ デバイスをクラスタ内のすべてのホストのキャパシティ デバイスとしてマークします。
    vsan.host_claim_disks_differently --claim-type capacity_flash --model model_name *

次のタスク

クラスタで vSAN を有効にし、キャパシティ デバイスを要求します。