キャパシティ デバイスとして使用されるフラッシュ デバイスのタグを解除し、キャッシュとして使用可能にすることができます。

手順

  1. キャパシティ デバイスとしてマークされているフラッシュ デバイスのタグを解除するには、esxcli vsan storage tag remove -d <device name> -t capacityFlash コマンドを実行します。たとえば、esxcli vsan storage tag remove -t capacityFlash -d mpx.vmhba1:C0:T4:L0 コマンドを使用することができます。ここで、mpx.vmhba1:C0:T4:L0 はデバイス名です。
  2. フラッシュ デバイスのタグが解除されたかどうかを確認します。
    1. 出力で、デバイスの IsCapacityFlash 属性が 0 に設定されていることを確認します。

例: コマンド出力

vdq -q -d <device name> コマンドを実行して、 IsCapacityFlash 属性を確認できます。たとえば、 vdq -q -d mpx.vmhba1:C0:T4:L0 コマンドでは、次の出力が返されます。
[
    \{
"Name"     : "mpx.vmhba1:C0:T4:L0",
"VSANUUID" : "",
"State"    : "Eligible for use by VSAN",
"ChecksumSupport": "0",
"Reason"   : "None",
"IsSSD"    : "1",
"IsCapacityFlash": "0",
"IsPDL"    : "0",
    \},