データ移行の事前チェックを使用して、ホストをメンテナンス モードにしたり、ホストをクラスタから削除したりする際のデータ移行オプションの影響を判断します。

vSAN ホストをメンテナンス モードにする前に、データ移行の事前チェックを実行します。テスト結果から得られる情報は、クラスタ キャパシティへの影響、予測される健全性チェック、コンプライアンスに準拠しなくなると予想されるオブジェクトを判断するのに役立ちます。操作が成功しないと予想される場合、事前チェックからは、必要なリソースに関する情報が提供されます。

データ移行の事前チェック

手順

  1. vSAN クラスタに移動します。
  2. [監視] タブをクリックします。
  3. [vSAN] の下で、[データ移行の事前チェック] をクリックします。
  4. ホストとデータ移行オプションを選択し、[事前チェック] をクリックします。
    vSAN によってデータ移行の事前チェック テストが実行されます。
  5. テスト結果を確認します。
    事前チェックの結果には、ホストを安全にメンテナンス モードにすることができるかどうかが示されます。
    • [オブジェクトのコンプライアンスおよびアクセシビリティ] タブには、データの移行後に問題が発生する可能性のあるオブジェクトが表示されます。
    • [クラスタ キャパシティ] タブには、vSAN クラスタに対するデータ移行の影響が、操作を実行する前と後それぞれについて表示されます。
    • [予測される健全性] タブには、データ移行によって影響を受ける可能性のある健全性チェックが表示されます。

次のタスク

ホストをメンテナンス モードに切り替えることができると事前チェックによって示されている場合は、[メンテナンス モードに切り替える] をクリックすることにより、データを移行してホストをメンテナンス モードにすることができます。