ESXi 7.0 Update 2c | 2021 年 8 月 24 日 | ビルド 18426014

各リリース ノートで、追加および更新された機能をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

  • ESXi 7.0 Update 2c では、「解決した問題」セクションに記載されたバグとセキュリティ修正が配布されています。

ESXi 7.0 の旧リリース

ESXi の新機能、解決した問題、および既知の問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。ESXi 7.0 の旧リリース ノート

利用可能な言語、互換性、オープン ソース コンポーネントについては 「VMware vSphere 7.0 リリース ノート」を参照してください。.

ESXi 7.0 Update 2c へのアップグレードをサポートする ESXi バージョンの詳細については、VMware のナレッジベースの記事 KB67077 を参照してください。

本リリースに含まれるパッチ

ESXi 7.0 Update 2c のこのリリースでは、次のパッチが提供されます。

ビルドの詳細

ダウンロード ファイル名 VMware-ESXi-7.0U2c-18426014-depot
ビルド 18426014
ダウンロード サイズ 580.8 MB
md5sum a6b2d1e3a1a071b8d93a55d7a7fc0b63
sha1checksum 829da0330f765b4ae46c2fb5b90a8b60f90e4e5b
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい

コンポーネント

コンポーネント 通知 カテゴリ 重要度
ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB ESXi_7.0.2-0.20.18426014 バグ修正 最重要
Emulex FC ドライバ Broadcom-ELX-lpfc_12.8.298.3-2vmw.702.0.20.18426014 バグ修正 最重要
VMware ESXi 向け Broadcom NetXtreme-E ネットワークおよび ROCE/RDMA ドライバ Broadcom-bnxt-Net-RoCE_216.0.0.0-1vmw.702.0.20.18426014 バグ修正 重要
VMware ESXi 向け QLogic FastLinQ 10/25/40/50/100 GbE イーサネットおよび RoCE/RDMA ドライバ MRVL-E4-CNA-Driver-Bundle_1.0.0.0-1vmw.702.0.20.18426014 バグ修正 重要
ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント esx-update_7.0.2-0.20.18426014 バグ修正 最重要
Intel(R) X710/XL710/XXV710/X722 アダプタ用ネットワーク ドライバ Intel-i40en_1.8.1.137-1vmw.702.0.20.18426014 バグ修正 最重要
USB ドライバ VMware-vmkusb_0.1-4vmw.702.0.20.18426014 バグ修正 最重要
ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB ESXi_7.0.2-0.15.18295176 セキュリティ 重大
USB ドライバ VMware-vmkusb_0.1-1vmw.702.0.15.18295176 セキュリティ
ESXi Tools コンポーネント VMware-VM-Tools_11.2.6.17901274-18295176 セキュリティ 重大
ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント esx-update_7.0.2-0.15.18295176 セキュリティ 重大

重要

  • ESXi 7.0 Update 2c パッチ オフライン デポ ZIP ファイルを VMware Customer Connect からダウンロードするには、[製品とアカウント] > [製品パッチ] の順に移動する必要があります。[製品の選択] ドロップダウン メニューから [ESXi(組み込みとインストール可能)] を選択し、[バージョンの選択] ドロップダウン メニューから [7.0] を選択します。
  • vSphere 7.0 以降では、VIB をパッケージ化するためのコンポーネントとともにパッチが使用されます。ESXiesx-update のパッチは、相互に依存しています。ホストにパッチを適用する際の障害を回避するために、両方を 1 台の ESXi ホスト パッチ ベースラインに含めるか、ベースラインにロールアップ パッチを含めてください。 
  • ESXi 7.0 Update 2 より前のバージョンの VMware Update Manager を使用して ESXi ホストにパッチを適用する場合は、パッチ ベースラインでロールアップ パッチを使用することを強くお勧めします。ロールアップ パッチを使用できない場合は、パッチ ベースラインに次のパッケージがすべて含まれていることを確認してください。次のパッケージがベースラインに含まれていない場合、アップデート操作は失敗します。
    • VMware-vmkusb_0.1-1vmw.701.0.0.16850804 以降
    • VMware-vmkata_0.1-1vmw.701.0.0.16850804 以降
    • VMware-vmkfcoe_1.0.0.2-1vmw.701.0.0.16850804 以降
    • VMware-NVMeoF-RDMA_1.0.1.2-1vmw.701.0.0.16850804 以降

ロールアップ パッチ

このロールアップ パッチには、ESXi 7.0 の初回リリース以降のすべての修正が入っている最新の VIB が含まれています。

パッチ ID カテゴリ 重要度 詳細
ESXi-7.0U2c-18426014 バグ修正 最重要 バグ修正とセキュリティ
ESXi-7.0U2sc-18295176 セキュリティ 重大 セキュリティのみ

イメージ プロファイル

VMware のパッチおよびアップデート リリースには、一般的なイメージ プロファイルおよび重要なイメージ プロファイルが含まれています。一般的なリリース イメージ プロファイルは、新しいバグ修正に適用されます。

イメージ プロファイルの名前
ESXi-7.0U2c-18426014-standard
ESXi-7.0U2c-18426014-no-tools
ESXi-7.0U2sc-18295176-standard
ESXi-7.0U2sc-18295176-no-tools

ESXi イメージ

名称とバージョン リリース日 カテゴリ 詳細
ESXi70U2c-18426014 2021 年 8 月 24 日 バグ修正 バグ修正とセキュリティ イメージ
ESXi70U2sc-18295176 2021 年 8 月 24 日 セキュリティ セキュリティのみのイメージ

各コンポーネントとパッチについては、「製品パッチ」ページおよび「解決した問題」セクションを参照してください。

パッチ ダウンロードおよびインストール

vSphere 7.0.x では、vSphere Update Manager の管理に使用される Update Manager プラグインが Lifecycle Manager プラグインに置き換えられます。vSphere Update Manager による管理のための操作は Lifecycle Manager プラグインでも引き続き使用でき、それに vSphere Lifecycle Manager の新機能が加わります。
通常、ESXi 7.0.x ホストにパッチを適用するときは vSphere Lifecycle Manager を使用します。詳細については、「vSphere Lifecycle Manager について」および「vSphere Lifecycle Manager ベースラインとイメージ」を参照してください。
Lifecycle Manager プラグインを使用せず、代わりにイメージ プロファイルを使用して、ESXi ホストをアップデートすることもできます。そのためには、製品パッチのページでパッチのオフライン バンドル ZIP ファイルを手動でダウンロードし、esxcli software profile update コマンドを使用する必要があります。
詳細については、「ESXCLI コマンドを使用した、ホストのアップグレード」と、VMware ESXi のアップグレード ガイドを参照してください。

製品サポートに関する注意事項

  • vSphere の今後のメジャー リリースで Trusted Platform Module (TPM) 1.2 は廃止:VMware は、vSphere の今後のメジャー リリースで、TPM 1.2、および TPM 1.2 with TXT などの関連機能のサポートを終了する予定です。vSphere の機能をフルに活用するには、TPM 1.2 ではなく TPM 2.0 を使用してください。TPM 1.2 のサポートは、vSphere 7.0.x のすべてのリリース、アップデート、パッチで継続されます。ただし、7.0.x リリースのインストールまたはアップデート時に TPM 1.2 廃止の警告は表示されません。

  • Service Location Protocol (SLP) サービスはデフォルトで無効:潜在的なセキュリティの脆弱性を回避するために、ESX 7.0 Update 2c 以降、SLP サービスはデフォルトで無効になっています。ESX 7.0 Update 2c へのアップグレード後にも、SLP サービスは自動的に無効になります。SLP サービスを手動で有効にするには、コマンド esxcli system slp set --enable true を使用します。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB76372 を参照してください。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

ESXi_7.0.2-0.20.18426014
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 最重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.2-0.20.18426014
  • VMware_bootbank_vsan_7.0.2-0.20.18426014
  • VMware_bootbank_gc_7.0.2-0.20.18426014
  • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.2-0.20.18426014
  • VMware_bootbank_clusterstore_7.0.2-0.20.18426014
  • VMware_bootbank_vdfs_7.0.2-0.20.18426014
  • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.2-0.20.18426014
  • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.2-0.20.18426014
  • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.2-0.20.18426014
  • VMware_bootbank_esx-base_7.0.2-0.20.18426014
修正されたパッチ リリース 2717698、2731446、2515171、2731306、2751564、2718934、2755056、2725886、2725886、2753231、2728910、2741111、2759343、2721379、2751277、2708326、2755977、2737934、2777001、2760932、2731263、2731142、2760267、2749688、2763986、2765534、2766127、2777003、2778793、2755807、2760081、2731644、2749815、2749962、2738238、2799408
CVE 番号 該当なし

ESXi と esx-update のパッチは、相互に依存しています。ホストにパッチを適用する際の障害を回避するために、両方を 1 台の ESXi ホスト パッチ ベースラインに含めるか、ベースラインにロールアップ パッチを含めてください。

crx、vsanhealth、vsan、gc、esx-xserver、clusterstore、vdfs、native-misc-drivers、cpu-microcode、esx-dvfilter-generic-fastpathesx-base の各 VIB を更新して次の問題を解決します。

  • PR 2717698:qedentv ドライバでまれに発生する競合状態により、ESXi ホストが処理を停止し、パープル スクリーンが表示されることがある

    qedentv ドライバでまれに発生する競合状態が原因で、ESXi ホストが処理を停止しパープル スクリーンが表示される場合があります。この問題は、たとえば qedentv ドライバのアンロード時やシステム シャットダウン時に General Services Interface (GSI) キュー ペア (QP) が破棄された直後に Rx complete interrupt を受信すると発生します。そのような場合、Iqedentv ドライバは、PF 例外の原因となる、すでに解放された QP アドレスにアクセスすることがあります。この問題は、非請求 GSI トラフィック量が多いビジー状態の物理スイッチに接続されている ESXi ホストで発生する場合があります。バックトレースに次のようなメッセージが記録されます。

    cpu4:2107287)0x45389609bcb0:[0x42001d3e6f72]qedrntv_ll2_rx_cb@(qedrntv)#<None>+0x1be stack: 0x45b8f00a7740, 0x1e146d040, 0x432d65738d40, 0x0, 0x
    2021-02-11T03:31:53.882Z cpu4:2107287)0x45389609bd50:[0x42001d421d2a]ecore_ll2_rxq_completion@(qedrntv)#<None>+0x2ab stack: 0x432bc20020ed, 0x4c1e74ef0, 0x432bc2002000,
    2021-02-11T03:31:53.967Z cpu4:2107287)0x45389609bdf0:[0x42001d1296d0]ecore_int_sp_dpc@(qedentv)#<None>+0x331 stack: 0x0, 0x42001c3bfb6b, 0x76f1e5c0, 0x2000097, 0x14c2002
    2021-02-11T03:31:54.039Z cpu4:2107287)0x45389609be60:[0x42001c0db867]IntrCookieBH@vmkernel#nover+0x17c stack: 0x45389609be80, 0x40992f09ba, 0x43007a436690, 0x43007a43669
    2021-02-11T03:31:54.116Z cpu4:2107287)0x45389609bef0:[0x42001c0be6b0]BH_Check@vmkernel#nover+0x121 stack: 0x98ba, 0x33e72f6f6e20, 0x0, 0x8000000000000000, 0x430000000001
    2021-02-11T03:31:54.187Z cpu4:2107287)0x45389609bf70:[0x42001c28370c]NetPollWorldCallback@vmkernel#nover+0x129 stack: 0x61, 0x42001d0e0000, 0x42001c283770, 0x0, 0x0
    2021-02-11T03:31:54.256Z cpu4:2107287)0x45389609bfe0:[0x42001c380bad]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0x86 stack: 0x0, 0x42001c0c2b44, 0x0, 0x0, 0x0
    2021-02-11T03:31:54.319Z cpu4:2107287)0x45389609c000:[0x42001c0c2b43]Debug_IsInitialized@vmkernel#nover+0xc stack: 0x0, 0x0, 0x0, 0x0, 0x0
    2021-02-11T03:31:54.424Z cpu4:2107287)^[[45m^[[33;1mVMware ESXi 7.0.2 [Releasebuild-17435195 x86_64]^[[0m
    #PF Exception 14 in world 2107287:vmnic7-pollW IP 0x42001d3e6f72 addr 0x1c

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2731446:vSphere Replication アプライアンスのパワーオン中に hostd サービスが動作を停止して、ESXi ホストが一時的に vCenter Server に応答しなくなることがある

    まれに、vSphere Replication アプライアンスのパワーオン中に hostd サービスが動作を停止して、ESXi ホストが一時的に vCenter Server に応答しなくなることがあります。hostd サービスは自動的に再起動し、接続は復旧します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2515171:ホスト プロファイルの詳細オプション パラメータを編集して、値を false に設定すると、値が true に設定される

    ホスト プロファイルの詳細オプション パラメータで値を false に設定すると、ユーザー インターフェイスによって空でない文字列値が作成されます。空ではない値は true と解釈され、詳細オプション パラメータはホスト プロファイルで true 値を受け取ります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2731306:ESXi ホストが vCenter Server に応答しなくなり、Admission failure メッセージが繰り返し記録される

    ESXi ホストがアクセス可能で稼動しているにもかかわらず、vCenter Server に応答しなくなることがあります。この問題は、ドライバがカスタマイズされているベンダー イメージで、割り当てよりも多くの RAM を ImageConfigManager が消費する場合に発生します。その結果、ImageConfigManager の障害が繰り返し発生するため、ESXi ホストが vCenter Server から切断されます。
    vmkernel ログには、次のようなエラーが繰り返し記録されます。
    Admission failure in path: host/vim/vmvisor/hostd-tmp/sh.<pid1>:python.<pid2>:uw.<pid2>
    hostd ログには、次のようなエラーが記録されます。Task Created : haTask-ha-host-vim.host.ImageConfigManager.fetchSoftwarePackages-<sequence>。さらに、ForkExec(/usr/bin/sh) <pid1> と続きます。ここで、<pid1>ImageConfigManager プロセスを表します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2751564:高度な構成オプションである DiskMaxIOSize の値を小さくすると、ESXi ホストの I/O 操作が失敗することがある

    高度な構成オプションである DiskMaxIOSize を小さい値に変更すると、ブロック サイズが大きい I/O が不適切に分割されて、PSA パスでキューに入れられることがあります。その結果、ESXi ホストの I/O 操作でタイムアウトが発生して、失敗することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2718934:仮想マシンのパワーオンまたはパワーオフ処理に時間がかかりすぎる

    特定の条件のとき、仮想マシンのパワーオンまたはパワーオフ処理に 20 分ほどかかる場合があります。この問題は、仮想マシンの基盤となるストレージで HBA 再スキャンや APD イベントなどのバックグラウンド処理が実行されていて、一部のロックが維持されたままである場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ストレージ リソースの不要なロックが取り除かれ、高速なミューテックスが導入されるため、仮想マシンの電源処理のパフォーマンスが向上します。

  • PR 2755056:重要な製品データ (VPD) ページの応答サイズの違いが原因で、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示される

    まれに、ターゲット ESXi ホストからの VPD ページの応答サイズがホストへのパスの違いによって異なる場合、ESXi は割り当てられた長さよりも多くのバイトを、指定されたパスに書き込むことがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンに次のようなメッセージが表示されます。
    Panic Message: @BlueScreen: PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4878 - Corruption in dlmalloc

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、VPD ページのサイズは VPD 応答ヘッダーに基づくのではなく、独立したフィールドを使用して追跡されます。

  • PR 2725886:まれにロックの競合が発生して、一部の仮想マシン操作が失敗することがある

    まれに発生するロックの競合により、フェイルオーバーや移行などの仮想マシン操作が失敗することがあります。
    ロックに関するエラー メッセージは次のようになります。
    vol 'VM_SYS_11', lock at 480321536: [Req mode 1] Checking liveness:
    type 10c00003 offset 480321536 v 1940464, hb offset 3801088

    または
    Res3: 2496: Rank violation threshold reached: cid 0xc1d00002, resType 2, cnum 5 vol VM_SYS_11

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2766036:vSphere Client で、仮想マシンのプロビジョニングした容量の数値が誤って表示される

    複数の仮想マシンを作成する複雑なワークフローで、[仮想マシン][仮想マシン] に移動すると、一部の仮想マシンの [プロビジョニングした容量] 列に膨大な数値が表示されることがあります。たとえば、実際にプロビジョニングされた容量の 25 GB ではなく、2.95 TB などになります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2753231:ESXi ストレージ スタックでのコール スタックの破損が原因で、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示される

    SCSI コマンド READ CAPACITY (10) の処理中に ESXi が応答から余分なデータをコピーして、コール スタックが破損することがあります。その結果、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2728910:仮想マシンのパワーオン時に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    非常にまれに、ジャーナル トランザクションに含まれる VMFS リソース クラスタがロックされないことがあります。その結果、仮想マシンのパワーオン中に VMFS レイヤーでの例外 14 が原因で複数の ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。vmkernel ログに記録される一般的なメッセージとスタック トレースは次のとおりです。
    @BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2097684:VSCSI Emulat IP 0x418014d06fca addr 0x0
    PTEs:0x16a47a027;0x600faa8007;0x0;
    2020-06-24T17:35:57.073Z cpu29:2097684)Code start: 0x418013c00000 VMK uptime: 0:01:01:20.555
    2020-06-24T17:35:57.073Z cpu29:2097684)0x451a50a1baa0:[0x418014d06fca]Res6MemUnlockTxnRCList@esx#nover+0x176 stack: 0x1 2020-06-24T17:35:57.074Z cpu29:2097684)0x451a50a1bb10:[0x418014c7cdb6]J3_DeleteTransaction@esx#nover+0x33f stack: 0xbad0003
    2020-06-24T17:35:57.074Z cpu29:2097684)0x451a50a1bb40:[0x418014c7db10]J3_AbortTransaction@esx#nover+0x105 stack: 0x0 2020-06-24T17:35:57.074Z cpu29:2097684)0x451a50a1bb80:[0x418014cbb752]Fil3_FinalizePunchFileHoleTxnVMFS6@esx#nover+0x16f stack: 0x430fe950e1f0
    2020-06-24T17:35:57.075Z cpu29:2097684)0x451a50a1bbd0:[0x418014c7252b]Fil3UpdateBlocks@esx#nover+0x348 stack: 0x451a50a1bc78 2020-06-24T17:35:57.075Z cpu29:2097684)0x451a50a1bce0:[0x418014c731dc]Fil3_PunchFileHoleWithRetry@esx#nover+0x89 stack: 0x451a50a1bec8
    2020-06-24T17:35:57.075Z cpu29:2097684)0x451a50a1bd90:[0x418014c739a5]Fil3_FileBlockUnmap@esx#nover+0x50e stack: 0x230eb5 2020-06-24T17:35:57.076Z cpu29:2097684)0x451a50a1be40:[0x418013c4c551]FSSVec_FileBlockUnmap@vmkernel#nover+0x6e stack: 0x230eb5
    2020-06-24T17:35:57.076Z cpu29:2097684)0x451a50a1be90:[0x418013fb87b1]VSCSI_ExecFSSUnmap@vmkernel#nover+0x8e stack: 0x0 2020-06-24T17:35:57.077Z cpu29:2097684)0x451a50a1bf00:[0x418013fb71cb]VSCSIDoEmulHelperIO@vmkernel#nover+0x2c stack: 0x430145fbe070
    2020-06-24T17:35:57.077Z cpu29:2097684)0x451a50a1bf30:[0x418013ceadfa]HelperQueueFunc@vmkernel#nover+0x157 stack: 0x430aa05c9618 2020-06-24T17:35:57.077Z cpu29:2097684)0x451a50a1bfe0:[0x418013f0eaa2]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0x77 stack: 0x0
    2020-06-24T17:35:57.083Z cpu29:2097684)base fs=0x0 gs=0x418047400000 Kgs=0x0

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2741111:一部の Intel CPU で Debug Exception (#DB) トラップの転送に失敗することが原因で、仮想マシンでトリプル フォールトが発生することがある

    まれに、一部の Intel CPU で #DB トラップの転送に失敗し、Windows システム コールの途中でタイマー割り込みが発生すると、仮想マシンでトリプル フォールトが発生することがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、仮想マシンに接続されているデバッガからの DB トラップを除くすべての #DB トラップは、CPU からゲスト OS に転送されます。

  • PR 2759343:ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイス (DCUI) から ESXi 管理エージェントを再起動すると、sfcbd サービスが開始されない

    DCUI から ESXi 管理エージェントを再起動すると、sfcbd サービスは開始されません。SFCB サービスを手動で開始する必要があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2721379:hostd サービスが 2 分ごとにゼロ電源センサーの警告をログに記録する

    hostd サービスが BuildPowerSupplySensorList found 0 power supply sensors というメッセージを 2 分ごとにログに記録します。この問題は、ESXi ホストで ESXi 7.0 Update 1 にアップグレードするか、ESXi 7.0 Update 1 をフレッシュ インストールした場合に発生します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2751277:null ポインタ参照エラーが原因で、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    まれに、参照を正しく解決できない可能性のある NULL ポインタがカーネル メモリ アロケータから返されることがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンに #GP Exception 13 in world 2422594:vmm:overCom @ 0x42003091ede4 などのエラーが表示されることがあります。バックトレースに次のようなエラーが記録されます。
    #1 Util_ZeroPageTable
    #2 Util_ZeroPageTableMPN
    #3 VmMemPfUnmapped
    #4 VmMemPfInt
    #5 VmMemPfGetMapping
    #6 VmMemPf
    #7 VmMemPfLockPageInt
    #8 VMMVMKCall_Call
    #9 VMKVMM_ArchEnterVMKernel

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2708326:NVMe デバイスがホット アドされ、短時間のうちにホット リムーブされると、ESXi ホストが停止してパープル スクリーンが表示されることがある

    NVMe デバイスがホット アドされ、短時間のうちにホット リムーブされると、コマンド タイムアウトが原因で NVMe ドライバが NVMe コントローラの初期化に失敗することがあります。その結果として、クリーンアップ プロセスですでに解放されているメモリにドライバがアクセスする可能性があります。バックトレースには次のようなメッセージが記録されます。WARNING: NVMEDEV: NVMEInitializeController:4045: Failed to get controller identify data, status: Timeout.
    その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンに次のようなエラーが表示されることがあります。#PF Exception ... in world ...:vmkdevmgr

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2755977:仮想マシンのパワーオン中に、ESXi ホストがシック VMDK のプロビジョニングまたはスワップ ファイルの作成に失敗することがある

    ESXi ホストでは、割り当てる大容量ファイル ブロック (LFB) の空きがない場合、シック VMDK のプロビジョニングまたはスワップ ファイルの作成を行う際に、小さなファイル ブロック (SFB) で対応します。ただし、まれにホストが SFB の割り当てに失敗することがあります。その結果、シック VMDK のプロビジョニングまたはスワップ ファイルの作成が失敗します。仮想マシンをパワーオンしようとすると、vmkernel ログに次のようなエラーが表示される:
     vmkernel.1:2021-01-08T19:13:28.341Z cpu20:2965260)Fil3: 10269: Max no space retries (10) exceeded for caller Fil3_SetFileLength (status 'No space left on device')

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2737934:非常に大きな VMFS6 データストアを使用すると、CPU ロックアップ エラーが繰り返し発生したり、ESXi ホストで断続的に障害が発生したりすることがある

    非常に大きな VMFS6 データストアを使用すると、リソース クラスタ内のシン VMDK にファイル ブロックを割り当てるプロセスで CPU がロックアップすることがあります。その結果、CPU ロックアップ メッセージが表示され、まれに ESXi ホストで障害が発生することがあります。バックトレースに次のようなメッセージが記録されます。
    2021-04-07T02:18:08.730Z cpu31:2345212)WARNING: Heartbeat: 849: PCPU 10 didn't have a heartbeat for 7 seconds; *may* be locked up.
    Res6AffMgr 関数に関連するバックトレースは、次のようになります。
    2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)ALERT: NMI: 694: NMI IPI: RIPOFF(base):RBP:CS [0x121d74d(0x42001a000000):0x50d0:0xf48] (Src 0x1, CPU0)
    2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b320:[0x42001b21d74c]Res6AffMgrComputeSortIndices@esx#nover+0x369 stack: 0x43119125a000
    2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b3b0:[0x42001b224e46]Res6AffMgrGetCluster@esx#nover+0xb1f stack: 0xd 2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b4b0:[0x42001b226491]Res6AffMgr_AllocResourcesInt@esx#nover+0x40a stack: 0x4311910f4890
    2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b680:[0x42001b2270e2]Res6AffMgr_AllocResources@esx#nover+0x1b stack: 0x0

    本リリースで、この問題は修正されました。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB83473 を参照してください。

  • PR 2777001:ESXi 7.0 Update 2 へのアップグレード中またはアップグレード後に、物理 CPU 数が多い ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    ESXi 7.0 Update 2 へのアップグレード中またはアップグレード後に、物理 CPU 数が多く、ホストに接続されているストレージ デバイスまたはパスの数が多い ESXi ホストに対して、ESX ストレージ レイヤーから十分なメモリ リソースが割り当てられないことがあります。その結果、このような ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ESX ストレージ レイヤーによるメモリ割り当てが修正されます。

  • PR 2760932:ハードウェア バージョン 18 の仮想マシンで、vSphere vMotion 操作中に断続的に障害が発生することがある

    ハードウェア バージョン 18 および VMware Tools 11.2.0 以降の仮想マシンは、vSphere vMotion または Storage vMotion 中にターゲット側の仮想グラフィック デバイスの問題が原因で障害が発生することがあります。
    vmkernel.log には、次のようなエラーが記録されます。
    PF failed to handle a fault on mmInfo at va 0x114f5ae0: Out of memory.Terminating...

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2731263:ハードウェア バージョン 18 にアップデートした後、仮想マシンでゲスト OS のカーネル パニックが発生する

    ハードウェア バージョン 18 にアップデートした後、仮想マシンを起動すると、AMD CPU 上の一部のゲスト OS(CentOS 7 など)がカーネル パニックで失敗することがあります。仮想マシンの Web コンソールを開くと、カーネル パニック メッセージが表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2731142:IPv6 トンネル カプセル化制限オプションが設定されたパケットが仮想マシン間のトラフィックで失われる

    一部の Linux カーネルでは、IPv6 トンネル パケットに対して、RFC 2473 par. 5.1 の記載に従って IPv6 トンネル カプセル化制限オプションが追加されます。その結果、IPv6 拡張ヘッダーが原因で、仮想マシン間のトラフィックで IPv6 トンネル パケットがドロップされます。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、IPv6 トンネル カプセル化制限オプションが設定されたパケットが正しく解析されます。

  • PR 2760267:vmkernel ログに、デバイス XXX で優先パス XXX への切り替えが STANDBY 状態になっていることを示す複数の警告が表示される

    Integrated Dell Remote Access Controller (iDRAC) を使用して CD ドライブなどの仮想メディアが vSphere 環境に接続されている状態で、メディア ファイルがドライブにマッピングされていない場合、vmkernel ログに次のような複数の警告メッセージが表示されることがあります。
    vmw_psp_fixed: psp_fixedSelectPathToActivateInt:439: Switching to preferred path vmhba32:C0:T0:L1 in STANDBY state for device mpx.vmhba32:C0:T0:L1.WARNING: vmw_psp_fixed: psp_fixedSelectPathToActivateInt:464: Selected current STANDBY path vmhba32:C0:T0:L1 for device mpx.vmhba32:C0:T0:L1 to activate.This may lead to path thrashing.

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2749688:NSX に制御される内部分散仮想ポートが vCenter Server によって ESXi ホストから断続的に削除されることがある

    vSphere Distributed Switch の 24 時間同期ワークフロー中に、サービス プレーン転送 (SPF) ポートなどの NSX に制御される分散仮想ポートが vCenter Server によって ESXi ホストから断続的に削除されることがあります。その結果、仮想マシンの vSphere vMotion 処理が失敗することがあります。ログに次のようなエラーが記録されます。Could not connect SPF port : Not found

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2763986:VMFS ボリュームのルート ディレクトリにスクラッチ パーティションを構成すると、ESXi 7.0.x へのアップグレードが失敗して、VMFS ボリュームのデータが失われることがある

    ESXi 7.0 で採用されている VMFS-L ベースの ESX-OSData パーティションは、レガシーのスクラッチ パーティション、VMware Tools 用のロッカー パーティション、およびコア ダンプ先の役目を果たします。ESXi 7.0.x へのアップグレード時に、VMFS ボリュームのルート ディレクトリにスクラッチ パーティションを構成すると、システムは VMFS ファイルを OS-Data パーティションの要件に一致させるために VMFS-L 形式に変換しようとします。その結果、OS-Data パーティションが VMFS ボリュームを上書きして、データが失われる可能性があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、ファイル システムを OS-DATA に変換する前に VFAT かどうかのチェックが追加されます。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB83647 を参照してください。

  • PR 2765534:NSX Data Center for vSphere クラスタに含まれる ESXi ホストの通信チャネルの健全性ステータスが ESXi 7.0 Update 2a へのアップグレード後にダウンとなる

    ESXi 7.0 Update 2a へのアップグレード後、ログ処理の問題によって NSX Manager がファイアウォール エージェントへの接続に失敗するため、通信チャネルの健全性ステータスを確認すると、すべての ESXi ホストのステータスがダウンと表示されます。

    本リリースで、この問題は修正されました。すでにこの問題が発生している場合は、vsfwd サービスを停止し、アップグレード操作を再試行してください。

  • PR 2766127:FCoE 環境で vSphere Quick Boot を使用して ESXi ホストをアップグレードすると、物理サーバに障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    バージョン 7.0 Update 2 の ESXi ホストが FCoE LUN にインストールされていて、UEFI ブート モードを使用している場合、vSphere QuickBoot を使用してホストをアップグレードしようとすると、メモリ エラーが原因で物理サーバに障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2777003:ESXi 7.0 Update 2a の起動デバイスとして USB を使用すると、ESXi ホストが応答しなくなり、ホストが応答しておらずブート バンクが見つからないというアラートが表示されることがある

    USB デバイスのキュー深度が小さく、ESXi ストレージ スタックでの競合状態が原因で一部の I/O 操作がデバイスに到達しないことがあります。このような I/O は ESXi ストレージ スタック内のキューに入れられ、最終的にタイムアウトになります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなります。
    vSphere Client で、次のようなアラートが表示されます。Alert: /bootbank not to be found at path '/bootbank' and Host not-responding.
    vmkernel ログに次のようなエラーが記録されます。
    2021-04-12T04:47:44.940Z cpu0:2097441)ScsiPath: 8058: Cancelled Cmd(0x45b92ea3fd40) 0xa0, cmdId.initiator=0x4538c859b8f8 CmdSN 0x0 from world 0 to path "vmhba32:C0:T0:L0".Cmd count Active:0 Queued:1.
    2021-04-12T04:48:50.527Z cpu2:2097440)ScsiDeviceIO: 4315: Cmd(0x45b92ea76d40) 0x28, cmdId.initiator=0x4305f74cc780 CmdSN 0x1279 from world 2099370 to dev "mpx.vmhba32:C0:T0:L0" failed H:0x5 D:0x0 P:0x0 Cancelled from path layer.Cmd count Active:1
    2021-04-12T04:48:50.527Z cpu2:2097440)Queued:4

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2778793:ESXi Update 2a へのアップグレード後、ESXi ホストの起動にかかる時間が長くなる

    ESXi Update 2a へのアップグレード後、ESXi ホストの起動にかかる時間が最大 60 分に延びることがあります。
    この問題は、ESXi 7.0.x の以前のバージョンから ESXi Update 2a へのアップデートには影響しません。
    この問題は、vSphere Lifecycle Manager のイメージまたはベースライン、または esxcli software profile update コマンドを使用してアップグレード操作を実行した場合にのみ発生します。ISO イメージまたはスクリプトによるインストールを使用する場合、この問題は発生しません。
    この問題の影響を受ける可能性が最も高いのは iSCSI 構成ですが、この問題はブート バンクの検出に関する ESXi のアルゴリズムに関連しており、外部ストレージ ターゲットの速度が低下することはありません。

    本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、boot.cfg ファイルまたはストレージがただちに提供されない場合の許容限度が向上します。

  • PR 2755807:ESXi ホストでの vSphere vMotion 処理がメモリ不足エラーで失敗する

    ポートセット ヒープのメモリ リークが原因で、ESXi ホストでの vSphere vMotion 処理がメモリ不足エラーで失敗することがあります。vSphere Client に、次のようなエラーが表示されます。
    ポートの予約に失敗しました:DVSwitch 50 18 34 d1 76 81 ec 9e-03 62 e2 d4 6f 23 30 ba ポート 1 39。
    次のエラー ステータスで失敗しました:メモリが不足しています。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2760081:vSAN 7.0 Update 2 へのアップグレード後の vSAN ビルド推奨エンジンの健全性に関する警告

    vCenter Server が vcsa.vmware.com を IP アドレスに解決できない場合、vSAN リリース カタログをアップロードできません。その後の vSAN 健全性チェックでは、vSAN ビルド推奨エンジンの健全性の警告が表示されます。
    次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
    2021-04-12T11:40:59.435Z ERROR vsan-mgmt[32221] [VsanHttpRequestWrapper::urlopen opID=noOpId] Exception while sending request : Cannot resolve localhost or Internet websites.
    2021-04-12T11:40:59.435Z WARNING vsan-mgmt[32221] [VsanVumCoreUtil::CheckVumServiceStatus opID=noOpId] Failed to connect VUM service: Cannot resolve localhost or Internet websites.
    2021-04-12T11:40:59.435Z INFO vsan-mgmt[32221] [VsanVumIntegration::VumStatusCallback opID=noOpId] VUM is not installed or not responsive ​
    2021-04-12T11:40:59.435Z INFO vsan-mgmt[32221] [VsanVumSystemUtil::HasConfigIssue opID=noOpId] Config issue health.test.vum.vumDisabled exists on entity None

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2731644:vSAN で通常よりも高いスクラブ アクティビティが発生する

    整数オーバーフローのバグにより、構成された設定よりも高い頻度で vSAN DOM からスクラブが発行されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2749815:アクティブなゲスト書き込みによって再同期が中止されると、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示される

    ESXi ホストが所有するオブジェクトに対するゲスト書き込みと再同期が並行して実行されると、ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2749962:ローテーションの際にヘッダーの書き込みが失敗したという syslog エラーが記録される

    cmmdstimemachineDump.log ファイルが上限の 10 MB に達すると、ローテーションが発生し、新しい cmmdstimemachineDump ファイルが作成されます。しかし、ローテーション時に vmsyslogd.err ログに次のようなエラーが記録されることがあります。
    2021-04-08T03:15:53.719Z vmsyslog.loggers.file : ERROR ] Failed to write header on rotate.Exception: [Errno 2] No such file or directory: '/var/run/cmmdstimemachineDumpHeader.txt'

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2738238:オブジェクト形式変更タスクの応答に時間がかかる

    場合によっては、クラスタ監視、メンバーシップ、およびディレクトリ サービス (CMMDS) からオブジェクト形式変更タスクに正しい入力が提供されず、タスクの応答に時間がかかることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2799408:ストレッチ クラスタをバージョン ESXi 7.0 Update 2 以降にアップグレードすると、複数の ESX ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

    まれに、アップグレード プロセス中に監視ホストが置き換えられ、その直後にディスク フォーマット変換タスクが実行されると、ストレッチ クラスタ上の複数の ESX ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2949777:ESX 7.0 Update 3 以降で vmxnet3 デバイスの LargeBAR の設定が有効になっている場合、仮想マシンの接続が切断されることがある

    vmxnet3 デバイスのベース アドレス レジスタ (BAR) を拡張する LargeBAR 設定では、Uniform Passthrough (UPT) がサポートされています。ただし、UPT は ESX 7.0 Update 3 以降ではサポートされていません。vmxnet3 ドライバが 7.0 より前のバージョンにダウングレードされていて、LargeBAR の設定が有効になっている場合、仮想マシンの接続は切断されることがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

esx-update_7.0.2-0.20.18426014
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 最重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMware_bootbank_loadesx_7.0.2-0.20.18426014
  • VMware_bootbank_esx-update_7.0.2-0.20.18426014
修正されたパッチ リリース 2722263、2812906
CVE 番号 該当なし

loadesx および esx-update VIB を更新して次の問題を解決します。

  • PR 2722263:ESXi 7.0 Update 2a へのアップグレード後、カスタマイズされた ESXi イメージ内のコンポーネントを削除できない

    ESXi Packaging Kit を使用してカスタムの 7.0 Update 2a イメージを作成する場合に、たとえば Intel-ixgben:1.8.9.0-1OEM.700.1.0.15525992 のように基本イメージのコンポーネントの一部をオーバーライドしてから、ESXi 7.0.x ホストをアップグレードすると、アップグレード後にカスタム コンポーネントを削除できません。また、カスタム コンポーネントに含まれる一部の VIB が見つからないことがあります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • PR 2812906:System Universally Unique Identifiers (UUID) の重複が原因で、特定の ESXi デプロイ シナリオで VMFS データストアのメタデータが破損することがある

    ESXi ブート バンクのクローン作成などの特定のデプロイ シナリオでは、複数の ESXi ホストの UUID が部分的に完全に同一になる場合があります。UUID は VMFS ハートビートおよびジャーナル操作に使用されるため、重複する UUID があると、インストールまたはアップグレード操作後、複数の ESXi ホストから同じ VMFS データストア上のメタデータ領域にアクセスが試行されます。その結果、一部の VMFS データストアでメタデータが破損することがあります。
    vmkernel ログに次のようなメッセージが記録されます。
    vmkernel 608: VMFS volume DCS_HCFA_TEDS_Regulated_10032/5ba2905b-ac11166d-b145-0025b5920a02 on naa.60060e8012a34f005040a34f00000d64:1 has been detected corrupted.
    2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 319: FS3RCMeta 2245 200 21 105 0
    2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 326: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 0 254 1 4 0 248 3 96 0 0 0 0 0
    2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 332: 0 0 0
    2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 338: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 346: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 346: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 

    影響を受ける他のデプロイ シナリオとしては、ハードウェア プロファイルの再利用があります。たとえば、新しいインスタンスのデプロイや、サーバ間での起動ディスクの移動に同一の MAC を使用するブレード システムなどです。

    回避策:なし。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB84280 および KB84349 を参照してください。

Broadcom-bnxt-Net-RoCE_216.0.0.0-1vmw.702.0.20.18426014
パッチのカテゴリ バグ修正
パッチの重要度 重要
ホストの再起動が必要 はい
仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
影響を受けるハードウェア 該当なし
影響を受けるソフトウェア 該当なし
含まれる VIB
  • VMW_bootbank_bnxtroce_216.0.58.0-20vmw.702.0.20.18426014
  • VMW_bootbank_bnxtnet_216.0.50.0-34vmw.702.0.20.18426014
修正されたパッチ リリース 該当なし
CVE 番号 該当なし

bnxtroce VIB を更新します。

    MRVL-E4-CNA-Driver-Bundle_1.0.0.0-1vmw.702.0.20.18426014
    パッチのカテゴリ バグ修正
    パッチの重要度 重要
    ホストの再起動が必要 はい
    仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
    影響を受けるハードウェア 該当なし
    影響を受けるソフトウェア 該当なし
    含まれる VIB
    • VMW_bootbank_qedrntv_3.40.5.53-17vmw.702.0.20.18426014
    • VMW_bootbank_qedentv_3.40.5.53-20vmw.702.0.20.18426014
    修正されたパッチ リリース 該当なし
    CVE 番号 該当なし

    qedrntv​VIB を更新します。

      Intel-i40en_1.8.1.137-1vmw.702.0.20.18426014
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 最重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_i40enu_1.8.1.137-1vmw.702.0.20.18426014
      修正されたパッチ リリース

      2750390

      CVE 番号 該当なし

      i40enu VIB を更新して次の問題を解決します。

      • PR 2750390:ESXi 7.0 Update 2a へのアップグレード後、ESXi 用の非同期 i40en ネットワーク ドライバの VIB がスキップされるか、VMware インボックス ドライバ i40enu に戻される

        vSphere 7.0 Update 2 では、インボックス i40en ドライバの名前が i40enu に変更されました。その結果、i40en パートナー非同期ドライバをインストールすると、i40en VIB がスキップされるか、VMware i40enu インボックス ドライバに戻されます。

        本リリースで、この問題は修正されました。

      Broadcom-ELX-lpfc_12.8.298.3-2vmw.702.0.20.18426014
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 最重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_lpfc_12.8.298.3-2vmw.702.0.20.18426014
      修正されたパッチ リリース 2715138
      CVE 番号 該当なし

      lpfc VIB を更新して次の問題を解決します。

      • PR 2715138:Dell EMC PowerPath プラグインのインストール中に ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがある

        Dell EMC PowerPath プラグインのインストール中に、まれに発生する Page Fault エラーが原因で ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

        本リリースで、この問題は修正されました。

      VMware-vmkusb_0.1-4vmw.702.0.20.18426014
      パッチのカテゴリ バグ修正
      パッチの重要度 最重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-4vmw.702.0.20.18426014
      修正されたパッチ リリース 2753546
      CVE 番号 該当なし

      vmkusb VIB を更新して次の問題を解決します。

      • PR 2753546:USB 起動デバイスを使用すると、/bootbank パーティションへの接続が切断されたり、VMFS-L LOCKER パーティションが破損したりすることがある

        USB ホスト コントローラが vSphere システムから切断されても、ダンプ ファイルなど、デバイス上の何らかのリソースが ESXi で引き続き使用されている場合、そのデバイスが再接続されるまでデバイス パスを解放できません。その結果、ESXi は USB デバイスに新しいパスを提供します。これにより、/bootbank パーティションへの接続が切断されたり、VMFS-L LOCKER パーティションが破損したりします。

        本リリースで、この問題は修正されました。この修正により、USB ホストのコントローラ ドライバでコマンド タイムアウト エラーが許容されるようになり、ESXi は USB デバイスのリソースを解放するために十分な時間が得られるようになりました。
        ベスト プラクティスとして、USB ストレージ デバイスにはダンプ パーティションを設定しないでください。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB2077516 および KB2149257 を参照してください。

      ESXi_7.0.2-0.15.18295176
      パッチのカテゴリ セキュリティ
      パッチの重要度 最重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMware_bootbank_vdfs_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_esx-base_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_crx_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_gc_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_clusterstore_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_vsan_7.0.2-0.15.18295176
      修正されたパッチ リリース 2738816、2738857、2735594
      CVE 番号 該当なし

      ESXi と esx-update のパッチは、相互に依存しています。ホストにパッチを適用する際の障害を回避するために、両方を 1 台の ESXi ホスト パッチ ベースラインに含めるか、ベースラインにロールアップ パッチを含めてください。

      vdfs、esx-xserver、esx-base、esx-dvfilter-generic-fastpath、crx、native-misc-drivers、cpu-microcode、gc、vsanhealth、clusterstore、vsan、および esx-base の各 VIB を更新して次の問題を解決します。

      • OpenSSH の更新

        OpenSSH はバージョン 8.5p1 にアップデートされました。

      • OpenSSL ライブラリのアップデート

        OpenSSL ライブラリはバージョン openssl-1.0.2y にアップデートされました。

      • Libarchive ライブラリのアップデート

        Libarchive ライブラリはバージョン 3.5.1 にアップデートされました。

      esx-update_7.0.2-0.15.18295176
      パッチのカテゴリ セキュリティ
      パッチの重要度 最重要
      ホストの再起動が必要 はい
      仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
      影響を受けるハードウェア 該当なし
      影響を受けるソフトウェア 該当なし
      含まれる VIB
      • VMware_bootbank_loadesx_7.0.2-0.15.18295176
      • VMware_bootbank_esx-update_7.0.2-0.15.18295176
      修正されたパッチ リリース 該当なし
      CVE 番号 該当なし

      loadesx および esx-update VIB を更新します。

        VMware-VM-Tools_11.2.6.17901274-18295176
        パッチのカテゴリ セキュリティ
        パッチの重要度 最重要
        ホストの再起動が必要 なし
        仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 なし
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        含まれる VIB
        • VMware_locker_tools-light_11.2.6.17901274-18295176
        修正されたパッチ リリース 2761942
        CVE 番号 該当なし

        tools-light VIB を更新して次の問題を解決します。

        VMware-vmkusb_0.1-1vmw.702.0.15.18295176
        パッチのカテゴリ セキュリティ
        パッチの重要度
        ホストの再起動が必要 はい
        仮想マシンの移行またはシャットダウンが必要 はい
        影響を受けるハードウェア 該当なし
        影響を受けるソフトウェア 該当なし
        含まれる VIB
        • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.702.0.15.18295176
        修正されたパッチ リリース 該当なし
        CVE 番号 該当なし

        vmkusb VIB を更新します。

          ESXi-7.0U2c-18426014-standard
          プロファイル名 ESXi-7.0U2c-18426014-standard
          ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
          ベンダー VMware, Inc.
          リリース日 2021 年 8 月 24 日
          許容レベル PartnerSupported
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          影響のある VIB
          • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_vsan_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_gc_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_clusterstore_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_vdfs_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_esx-base_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_loadesx_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_esx-update_7.0.2-0.20.18426014
          • VMW_bootbank_bnxtroce_216.0.58.0-20vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_bnxtnet_216.0.50.0-34vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_qedrntv_3.40.5.53-17vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_qedentv_3.40.5.53-20vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_i40enu_1.8.1.137-1vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_lpfc_12.8.298.3-2vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-4vmw.702.0.20.18426014
          修正されたパッチ リリース 2717698、2731446、2515171、731306、2751564、2718934、2755056、2725886、2725886、2753231、2728910、2741111、2759343、2721379、2751277、2708326、2755977、2737934、2777001、2760932、2731263、2731142、2760267、2749688、2763986、2765534、2766127、2777003、2778793、2755807、2760081、2731644、2749815、2749962、2738238、2799408、2722263、2812906、2750390、2715138、2753546
          関連する CVE 番号 該当なし

          このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。

            • qedentv ドライバでまれに発生する競合状態が原因で、ESXi ホストが処理を停止しパープル スクリーンが表示される場合があります。この問題は、たとえば qedentv ドライバのアンロード時やシステム シャットダウン時に General Services Interface (GSI) キュー ペア (QP) が破棄された直後に Rx complete interrupt を受信すると発生します。そのような場合、Iqedentv ドライバは、PF 例外の原因となる、すでに解放された QP アドレスにアクセスすることがあります。この問題は、非請求 GSI トラフィック量が多いビジー状態の物理スイッチに接続されている ESXi ホストで発生する場合があります。バックトレースに次のようなメッセージが記録されます。

              cpu4:2107287)0x45389609bcb0:[0x42001d3e6f72]qedrntv_ll2_rx_cb@(qedrntv)#<None>+0x1be stack: 0x45b8f00a7740, 0x1e146d040, 0x432d65738d40, 0x0, 0x
              2021-02-11T03:31:53.882Z cpu4:2107287)0x45389609bd50:[0x42001d421d2a]ecore_ll2_rxq_completion@(qedrntv)#<None>+0x2ab stack: 0x432bc20020ed, 0x4c1e74ef0, 0x432bc2002000,
              2021-02-11T03:31:53.967Z cpu4:2107287)0x45389609bdf0:[0x42001d1296d0]ecore_int_sp_dpc@(qedentv)#<None>+0x331 stack: 0x0, 0x42001c3bfb6b, 0x76f1e5c0, 0x2000097, 0x14c2002
              2021-02-11T03:31:54.039Z cpu4:2107287)0x45389609be60:[0x42001c0db867]IntrCookieBH@vmkernel#nover+0x17c stack: 0x45389609be80, 0x40992f09ba, 0x43007a436690, 0x43007a43669
              2021-02-11T03:31:54.116Z cpu4:2107287)0x45389609bef0:[0x42001c0be6b0]BH_Check@vmkernel#nover+0x121 stack: 0x98ba, 0x33e72f6f6e20, 0x0, 0x8000000000000000, 0x430000000001
              2021-02-11T03:31:54.187Z cpu4:2107287)0x45389609bf70:[0x42001c28370c]NetPollWorldCallback@vmkernel#nover+0x129 stack: 0x61, 0x42001d0e0000, 0x42001c283770, 0x0, 0x0
              2021-02-11T03:31:54.256Z cpu4:2107287)0x45389609bfe0:[0x42001c380bad]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0x86 stack: 0x0, 0x42001c0c2b44, 0x0, 0x0, 0x0
              2021-02-11T03:31:54.319Z cpu4:2107287)0x45389609c000:[0x42001c0c2b43]Debug_IsInitialized@vmkernel#nover+0xc stack: 0x0, 0x0, 0x0, 0x0, 0x0
              2021-02-11T03:31:54.424Z cpu4:2107287)^[[45m^[[33;1mVMware ESXi 7.0.2 [Releasebuild-17435195 x86_64]^[[0m
              #PF Exception 14 in world 2107287:vmnic7-pollW IP 0x42001d3e6f72 addr 0x1c

            • まれに、vSphere Replication アプライアンスのパワーオン中に hostd サービスが動作を停止して、ESXi ホストが一時的に vCenter Server に応答しなくなることがあります。hostd サービスは自動的に再起動し、接続は復旧します。

            • ホスト プロファイルの詳細オプション パラメータで値を false に設定すると、ユーザー インターフェイスによって空でない文字列値が作成されます。空ではない値は true と解釈され、詳細オプション パラメータはホスト プロファイルで true 値を受け取ります。

            • ESXi ホストがアクセス可能で稼動しているにもかかわらず、vCenter Server に応答しなくなることがあります。この問題は、ドライバがカスタマイズされているベンダー イメージで、割り当てよりも多くの RAM を ImageConfigManager が消費する場合に発生します。その結果、ImageConfigManager の障害が繰り返し発生するために、ESXi ホストが vCenter Server から切断されます。
              vmkernel ログには、次のようなエラーが繰り返し記録されます。
              Admission failure in path: host/vim/vmvisor/hostd-tmp/sh.<pid1>:python.<pid2>:uw.<pid2>
              hostd ログには、次のようなエラーが記録されます。Task Created : haTask-ha-host-vim.host.ImageConfigManager.fetchSoftwarePackages-<sequence>。さらに、ForkExec(/usr/bin/sh) <pid1> と続きます。ここで、<pid1>ImageConfigManager プロセスを表します。

            • 高度な構成オプションである DiskMaxIOSize を小さい値に変更すると、ブロック サイズが大きい I/O が不適切に分割されて、PSA パスでキューに入れられることがあります。その結果、ESXi ホストの I/O 操作でタイムアウトが発生して、失敗することがあります。

            • 特定の条件のとき、仮想マシンのパワーオンまたはパワーオフ処理に 20 分ほどかかる場合があります。この問題は、仮想マシンの基盤となるストレージで HBA 再スキャンや APD イベントなどのバックグラウンド処理が実行されていて、一部のロックが維持されたままである場合に発生します。

            • まれに、ターゲット ESXi ホストからの VPD ページの応答サイズがホストへのパスの違いによって異なる場合、ESXi は割り当てられた長さよりも多くのバイトを、指定されたパスに書き込むことがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンに次のようなメッセージが表示されます。
              Panic Message: @BlueScreen: PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4878 - Corruption in dlmalloc

            • まれに発生するロックの競合により、フェイルオーバーや移行などの仮想マシン操作が失敗することがあります。
              ロックに関するエラー メッセージは次のようになります。
              vol 'VM_SYS_11', lock at 480321536: [Req mode 1] Checking liveness:
              type 10c00003 offset 480321536 v 1940464, hb offset 3801088

              または
              Res3: 2496: Rank violation threshold reached: cid 0xc1d00002, resType 2, cnum 5 vol VM_SYS_11

            • 複数の仮想マシンを作成する複雑なワークフローで、[仮想マシン][仮想マシン] に移動すると、一部の仮想マシンの [プロビジョニングした容量] 列に膨大な数値が表示されることがあります。たとえば、実際にプロビジョニングされた容量の 25 GB ではなく、2.95 TB などになります。

            • SCSI コマンド READ CAPACITY (10) の処理中に ESXi が応答から余分なデータをコピーして、コール スタックが破損することがあります。その結果、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示されます。

            • 非常にまれに、ジャーナル トランザクションに含まれる VMFS リソース クラスタがロックされないことがあります。その結果、仮想マシンのパワーオン中に VMFS レイヤーでの例外 14 が原因で複数の ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。vmkernel ログに記録される一般的なメッセージとスタック トレースは次のとおりです。
              @BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2097684:VSCSI Emulat IP 0x418014d06fca addr 0x0
              PTEs:0x16a47a027;0x600faa8007;0x0;
              2020-06-24T17:35:57.073Z cpu29:2097684)Code start: 0x418013c00000 VMK uptime: 0:01:01:20.555
              2020-06-24T17:35:57.073Z cpu29:2097684)0x451a50a1baa0:[0x418014d06fca]Res6MemUnlockTxnRCList@esx#nover+0x176 stack: 0x1 2020-06-24T17:35:57.074Z cpu29:2097684)0x451a50a1bb10:[0x418014c7cdb6]J3_DeleteTransaction@esx#nover+0x33f stack: 0xbad0003
              2020-06-24T17:35:57.074Z cpu29:2097684)0x451a50a1bb40:[0x418014c7db10]J3_AbortTransaction@esx#nover+0x105 stack: 0x0 2020-06-24T17:35:57.074Z cpu29:2097684)0x451a50a1bb80:[0x418014cbb752]Fil3_FinalizePunchFileHoleTxnVMFS6@esx#nover+0x16f stack: 0x430fe950e1f0
              2020-06-24T17:35:57.075Z cpu29:2097684)0x451a50a1bbd0:[0x418014c7252b]Fil3UpdateBlocks@esx#nover+0x348 stack: 0x451a50a1bc78 2020-06-24T17:35:57.075Z cpu29:2097684)0x451a50a1bce0:[0x418014c731dc]Fil3_PunchFileHoleWithRetry@esx#nover+0x89 stack: 0x451a50a1bec8
              2020-06-24T17:35:57.075Z cpu29:2097684)0x451a50a1bd90:[0x418014c739a5]Fil3_FileBlockUnmap@esx#nover+0x50e stack: 0x230eb5 2020-06-24T17:35:57.076Z cpu29:2097684)0x451a50a1be40:[0x418013c4c551]FSSVec_FileBlockUnmap@vmkernel#nover+0x6e stack: 0x230eb5
              2020-06-24T17:35:57.076Z cpu29:2097684)0x451a50a1be90:[0x418013fb87b1]VSCSI_ExecFSSUnmap@vmkernel#nover+0x8e stack: 0x0 2020-06-24T17:35:57.077Z cpu29:2097684)0x451a50a1bf00:[0x418013fb71cb]VSCSIDoEmulHelperIO@vmkernel#nover+0x2c stack: 0x430145fbe070
              2020-06-24T17:35:57.077Z cpu29:2097684)0x451a50a1bf30:[0x418013ceadfa]HelperQueueFunc@vmkernel#nover+0x157 stack: 0x430aa05c9618 2020-06-24T17:35:57.077Z cpu29:2097684)0x451a50a1bfe0:[0x418013f0eaa2]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0x77 stack: 0x0
              2020-06-24T17:35:57.083Z cpu29:2097684)base fs=0x0 gs=0x418047400000 Kgs=0x0

            • まれに、一部の Intel CPU で #DB トラップの転送に失敗し、Windows システム コールの途中でタイマー割り込みが発生すると、仮想マシンでトリプル フォールトが発生することがあります。

            • DCUI から ESXi 管理エージェントを再起動すると、sfcbd サービスは開始されません。SFCB サービスを手動で開始する必要があります。

            • hostd サービスが BuildPowerSupplySensorList found 0 power supply sensors というメッセージを 2 分ごとにログに記録します。この問題は、ESXi ホストで ESXi 7.0 Update 1 にアップグレードするか、ESXi 7.0 Update 1 をフレッシュ インストールした場合に発生します。

            • まれに、参照を正しく解決できない可能性のある NULL ポインタがカーネル メモリ アロケータから返されることがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンに #GP Exception 13 in world 2422594:vmm:overCom @ 0x42003091ede4 などのエラーが表示されることがあります。バックトレースに次のようなエラーが記録されます。
              #1 Util_ZeroPageTable
              #2 Util_ZeroPageTableMPN
              #3 VmMemPfUnmapped
              #4 VmMemPfInt
              #5 VmMemPfGetMapping
              #6 VmMemPf
              #7 VmMemPfLockPageInt
              #8 VMMVMKCall_Call
              #9 VMKVMM_ArchEnterVMKernel

            • NVMe デバイスがホット アドされ、短時間のうちにホット リムーブされると、コマンド タイムアウトが原因で NVMe ドライバが NVMe コントローラの初期化に失敗することがあります。その結果として、クリーンアップ プロセスですでに解放されているメモリにドライバがアクセスする可能性があります。バックトレースには次のようなメッセージが記録されます。WARNING: NVMEDEV: NVMEInitializeController:4045: Failed to get controller identify data, status: Timeout.
              その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンに次のようなエラーが表示されることがあります。#PF Exception ... in world ...:vmkdevmgr

            • ESXi ホストでは、割り当てる大容量ファイル ブロック (LFB) の空きがない場合、シック VMDK のプロビジョニングまたはスワップ ファイルの作成を行う際に、小さなファイル ブロック (SFB) で対応します。ただし、まれにホストが SFB の割り当てに失敗することがあります。その結果、シック VMDK のプロビジョニングまたはスワップ ファイルの作成が失敗します。仮想マシンをパワーオンしようとすると、vmkernel ログに次のようなエラーが表示される:
               vmkernel.1:2021-01-08T19:13:28.341Z cpu20:2965260)Fil3: 10269: Max no space retries (10) exceeded for caller Fil3_SetFileLength (status 'No space left on device')

            • 非常に大きな VMFS6 データストアを使用すると、リソース クラスタ内のシン VMDK にファイル ブロックを割り当てるプロセスで CPU がロックアップすることがあります。その結果、CPU ロックアップ メッセージが表示され、まれに ESXi ホストで障害が発生することがあります。バックトレースに次のようなメッセージが記録されます。
              2021-04-07T02:18:08.730Z cpu31:2345212)WARNING: Heartbeat: 849: PCPU 10 didn't have a heartbeat for 7 seconds; *may* be locked up.
              Res6AffMgr 関数に関連するバックトレースは、次のようになります。
              2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)ALERT: NMI: 694: NMI IPI: RIPOFF(base):RBP:CS [0x121d74d(0x42001a000000):0x50d0:0xf48] (Src 0x1, CPU0)
              2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b320:[0x42001b21d74c]Res6AffMgrComputeSortIndices@esx#nover+0x369 stack: 0x43119125a000
              2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b3b0:[0x42001b224e46]Res6AffMgrGetCluster@esx#nover+0xb1f stack: 0xd 2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b4b0:[0x42001b226491]Res6AffMgr_AllocResourcesInt@esx#nover+0x40a stack: 0x4311910f4890
              2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b680:[0x42001b2270e2]Res6AffMgr_AllocResources@esx#nover+0x1b stack: 0x0

            • ESXi 7.0 Update 2 へのアップグレード中またはアップグレード後に、物理 CPU 数が多く、ホストに接続されているストレージ デバイスまたはパスの数が多い ESXi ホストに対して、ESX ストレージ レイヤーから十分なメモリ リソースが割り当てられないことがあります。その結果、このような ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • ハードウェア バージョン 18 および VMware Tools 11.2.0 以降の仮想マシンは、vSphere vMotion または Storage vMotion 中にターゲット側の仮想グラフィック デバイスの問題が原因で障害が発生することがあります。
              vmkernel.log には、次のようなエラーが記録されます。
              PF failed to handle a fault on mmInfo at va 0x114f5ae0: Out of memory.Terminating...

            • ハードウェア バージョン 18 にアップデートした後、仮想マシンを起動すると、AMD CPU 上の一部のゲスト OS(CentOS 7 など)がカーネル パニックで失敗することがあります。仮想マシンの Web コンソールを開くと、カーネル パニック メッセージが表示されます。

            • 一部の Linux カーネルでは、IPv6 トンネル パケットに対して、RFC 2473 par. 5.1 の記載に従って IPv6 トンネル カプセル化制限オプションが追加されます。その結果、IPv6 拡張ヘッダーが原因で、仮想マシン間のトラフィックで IPv6 トンネル パケットがドロップされます。

            • Integrated Dell Remote Access Controller (iDRAC) を使用して CD ドライブなどの仮想メディアが vSphere 環境に接続されている状態で、メディア ファイルがドライブにマッピングされていない場合、vmkernel ログに次のような複数の警告メッセージが表示されることがあります。
              vmw_psp_fixed: psp_fixedSelectPathToActivateInt:439: Switching to preferred path vmhba32:C0:T0:L1 in STANDBY state for device mpx.vmhba32:C0:T0:L1.WARNING: vmw_psp_fixed: psp_fixedSelectPathToActivateInt:464: Selected current STANDBY path vmhba32:C0:T0:L1 for device mpx.vmhba32:C0:T0:L1 to activate.This may lead to path thrashing.

            • vSphere Distributed Switch の 24 時間同期ワークフロー中に、サービス プレーン転送 (SPF) ポートなどの NSX に制御される分散仮想ポートが vCenter Server によって ESXi ホストから断続的に削除されることがあります。その結果、仮想マシンの vSphere vMotion 処理が失敗することがあります。ログに次のようなエラーが記録されます。Could not connect SPF port : Not found

            • ESXi 7.0 で採用されている VMFS-L ベースの ESX-OSData パーティションは、レガシーのスクラッチ パーティション、VMware Tools 用のロッカー パーティション、およびコア ダンプ先の役目を果たします。ESXi 7.0.x へのアップグレード時に、VMFS ボリュームのルート ディレクトリにスクラッチ パーティションを構成すると、システムは VMFS ファイルを OS-Data パーティションの要件に一致させるために VMFS-L 形式に変換しようとします。その結果、OS-Data パーティションが VMFS ボリュームを上書きして、データが失われる可能性があります。

            • ESXi 7.0 Update 2a へのアップグレード後、ログ処理の問題によって NSX Manager がファイアウォール エージェントへの接続に失敗するため、通信チャネルの健全性ステータスを確認すると、すべての ESXi ホストのステータスがダウンと表示されます。

            • バージョン 7.0 Update 2 の ESXi ホストが FCoE LUN にインストールされていて、UEFI ブート モードを使用している場合、vSphere QuickBoot を使用してホストをアップグレードしようとすると、メモリ エラーが原因で物理サーバに障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • USB デバイスのキュー深度が小さく、ESXi ストレージ スタックでの競合状態が原因で一部の I/O 操作がデバイスに到達しないことがあります。このような I/O は ESXi ストレージ スタック内のキューに入れられ、最終的にタイムアウトになります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなります。
              vSphere Client で、次のようなアラートが表示されます。Alert: /bootbank not to be found at path '/bootbank' and Host not-responding.
              vmkernel ログに次のようなエラーが記録されます。
              2021-04-12T04:47:44.940Z cpu0:2097441)ScsiPath: 8058: Cancelled Cmd(0x45b92ea3fd40) 0xa0, cmdId.initiator=0x4538c859b8f8 CmdSN 0x0 from world 0 to path "vmhba32:C0:T0:L0".Cmd count Active:0 Queued:1.
              2021-04-12T04:48:50.527Z cpu2:2097440)ScsiDeviceIO: 4315: Cmd(0x45b92ea76d40) 0x28, cmdId.initiator=0x4305f74cc780 CmdSN 0x1279 from world 2099370 to dev "mpx.vmhba32:C0:T0:L0" failed H:0x5 D:0x0 P:0x0 Cancelled from path layer.Cmd count Active:1
              2021-04-12T04:48:50.527Z cpu2:2097440)Queued:4

            • ESXi Update 2a へのアップグレード後、ESXi ホストの起動にかかる時間が最大 60 分に延びることがあります。
              この問題は、ESXi 7.0.x の以前のバージョンから ESXi Update 2a へのアップデートには影響しません。
              この問題は、vSphere Lifecycle Manager のイメージまたはベースライン、または esxcli software profile update コマンドを使用してアップグレード操作を実行した場合にのみ発生します。ISO イメージまたはスクリプトによるインストールを使用する場合、この問題は発生しません。
              この問題の影響を受ける可能性が最も高いのは iSCSI 構成ですが、この問題はブート バンクの検出に関する ESXi のアルゴリズムに関連しており、外部ストレージ ターゲットの速度が低下することはありません。

            • ポートセット ヒープのメモリ リークが原因で、ESXi ホストでの vSphere vMotion 処理がメモリ不足エラーで失敗することがあります。vSphere Client に、次のようなエラーが表示されます。
              ポートの予約に失敗しました:DVSwitch 50 18 34 d1 76 81 ec 9e-03 62 e2 d4 6f 23 30 ba ポート 1 39。
              次のエラー ステータスで失敗しました:メモリが不足しています。

            • vCenter Server が vcsa.vmware.com を IP アドレスに解決できない場合、vSAN リリース カタログをアップロードできません。その後の vSAN 健全性チェックでは、vSAN ビルド推奨エンジンの健全性の警告が表示されます。
              次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
              2021-04-12T11:40:59.435Z ERROR vsan-mgmt[32221] [VsanHttpRequestWrapper::urlopen opID=noOpId] Exception while sending request : Cannot resolve localhost or Internet websites.
              2021-04-12T11:40:59.435Z WARNING vsan-mgmt[32221] [VsanVumCoreUtil::CheckVumServiceStatus opID=noOpId] Failed to connect VUM service: Cannot resolve localhost or Internet websites.
              2021-04-12T11:40:59.435Z INFO vsan-mgmt[32221] [VsanVumIntegration::VumStatusCallback opID=noOpId] VUM is not installed or not responsive ​
              2021-04-12T11:40:59.435Z INFO vsan-mgmt[32221] [VsanVumSystemUtil::HasConfigIssue opID=noOpId] Config issue health.test.vum.vumDisabled exists on entity None

            • 整数オーバーフローのバグにより、構成された設定よりも高い頻度で vSAN DOM からスクラブが発行されることがあります。

            • ESXi ホストが所有するオブジェクトに対するゲスト書き込みと再同期が並行して実行されると、ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • cmmdstimemachineDump.log ファイルが上限の 10 MB に達すると、ローテーションが発生し、新しい cmmdstimemachineDump ファイルが作成されます。しかし、ローテーション時に vmsyslogd.err ログに次のようなエラーが記録されることがあります。
              2021-04-08T03:15:53.719Z vmsyslog.loggers.file : ERROR ] Failed to write header on rotate.Exception: [Errno 2] No such file or directory: '/var/run/cmmdstimemachineDumpHeader.txt'

            • 場合によっては、クラスタ監視、メンバーシップ、およびディレクトリ サービス (CMMDS) からオブジェクト形式変更タスクに正しい入力が提供されず、タスクの応答に時間がかかることがあります。

            • まれに、アップグレード プロセス中に監視ホストが置き換えられ、その直後にディスク フォーマット変換タスクが実行されると、ストレッチ クラスタ上の複数の ESX ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • ESXi Packaging Kit を使用してカスタムの 7.0 Update 2a イメージを作成する場合に、たとえば Intel-ixgben:1.8.9.0-1OEM.700.1.0.15525992 のように基本イメージのコンポーネントの一部をオーバーライドしてから、ESXi 7.0.x ホストをアップグレードすると、アップグレード後にカスタム コンポーネントを削除できません。また、カスタム コンポーネントに含まれる一部の VIB が見つからないことがあります。

            • ESXi 起動デバイスのクローンを作成すると、同一の UUID を持つインスタンスが作成されます。UUID は VMFS ハートビートおよびジャーナル操作に使用されるため、重複する UUID があると、インストールまたはアップグレード操作後、複数の ESXi ホストから同じ VMFS データストア上のメタデータ領域にアクセスが試みられます。その結果、複数の ESXi ホスト上の VMFS データストアで大量のメタデータが破損する可能性があります。
              vmkernel ログに次のようなメッセージが記録されます。
              vmkernel 608: VMFS volume DCS_HCFA_TEDS_Regulated_10032/5ba2905b-ac11166d-b145-0025b5920a02 on naa.60060e8012a34f005040a34f00000d64:1 has been detected corrupted.
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 319: FS3RCMeta 2245 200 21 105 0
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 326: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 0 254 1 4 0 248 3 96 0 0 0 0 0
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 332: 0 0 0
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 338: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 346: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 346: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 

            • vSphere 7.0 Update 2 では、インボックス i40en ドライバの名前が i40enu に変更されました。その結果、i40en パートナー非同期ドライバをインストールすると、i40en VIB がスキップされるか、VMware i40enu インボックス ドライバに戻されます。

            • Dell EMC PowerPath プラグインのインストール中に、まれに発生する Page Fault エラーが原因で ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • USB ホスト コントローラが vSphere システムから切断されても、ダンプ ファイルなど、デバイス上の何らかのリソースが ESXi で引き続き使用されている場合、そのデバイスが再接続されるまでデバイス パスを解放できません。その結果、ESXi は USB デバイスに新しいパスを提供します。これにより、/bootbank パーティションへの接続が切断されたり、VMFS-L LOCKER パーティションが破損したりします。

          ESXi-7.0U2c-18426014-no-tools
          プロファイル名 ESXi-7.0U2c-18426014-no-tools
          ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
          ベンダー VMware, Inc.
          リリース日 2021 年 8 月 24 日
          許容レベル PartnerSupported
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          影響のある VIB
          • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_vsan_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_gc_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_clusterstore_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_vdfs_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_esx-base_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_loadesx_7.0.2-0.20.18426014
          • VMware_bootbank_esx-update_7.0.2-0.20.18426014
          • VMW_bootbank_bnxtroce_216.0.58.0-20vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_bnxtnet_216.0.50.0-34vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_qedrntv_3.40.5.53-17vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_qedentv_3.40.5.53-20vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_i40enu_1.8.1.137-1vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_lpfc_12.8.298.3-2vmw.702.0.20.18426014
          • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-4vmw.702.0.20.18426014
          修正されたパッチ リリース 2717698、2731446、2515171、731306、2751564、2718934、2755056、2725886、2725886、2753231、2728910、2741111、2759343、2721379、2751277、2708326、2755977、2737934、2777001、2760932、2731263、2731142、2760267、2749688、2763986、2765534、2766127、2777003、2778793、2755807、2760081、2731644、2749815、2749962、2738238、2799408、2722263、2812906、2750390、2715138、2753546
          関連する CVE 番号 該当なし

          このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。

            • qedentv ドライバでまれに発生する競合状態が原因で、ESXi ホストが処理を停止しパープル スクリーンが表示される場合があります。この問題は、たとえば qedentv ドライバのアンロード時やシステム シャットダウン時に General Services Interface (GSI) キュー ペア (QP) が破棄された直後に Rx complete interrupt を受信すると発生します。そのような場合、Iqedentv ドライバは、PF 例外の原因となる、すでに解放された QP アドレスにアクセスすることがあります。この問題は、非請求 GSI トラフィック量が多いビジー状態の物理スイッチに接続されている ESXi ホストで発生する場合があります。バックトレースに次のようなメッセージが記録されます。

              cpu4:2107287)0x45389609bcb0:[0x42001d3e6f72]qedrntv_ll2_rx_cb@(qedrntv)#<None>+0x1be stack: 0x45b8f00a7740, 0x1e146d040, 0x432d65738d40, 0x0, 0x
              2021-02-11T03:31:53.882Z cpu4:2107287)0x45389609bd50:[0x42001d421d2a]ecore_ll2_rxq_completion@(qedrntv)#<None>+0x2ab stack: 0x432bc20020ed, 0x4c1e74ef0, 0x432bc2002000,
              2021-02-11T03:31:53.967Z cpu4:2107287)0x45389609bdf0:[0x42001d1296d0]ecore_int_sp_dpc@(qedentv)#<None>+0x331 stack: 0x0, 0x42001c3bfb6b, 0x76f1e5c0, 0x2000097, 0x14c2002
              2021-02-11T03:31:54.039Z cpu4:2107287)0x45389609be60:[0x42001c0db867]IntrCookieBH@vmkernel#nover+0x17c stack: 0x45389609be80, 0x40992f09ba, 0x43007a436690, 0x43007a43669
              2021-02-11T03:31:54.116Z cpu4:2107287)0x45389609bef0:[0x42001c0be6b0]BH_Check@vmkernel#nover+0x121 stack: 0x98ba, 0x33e72f6f6e20, 0x0, 0x8000000000000000, 0x430000000001
              2021-02-11T03:31:54.187Z cpu4:2107287)0x45389609bf70:[0x42001c28370c]NetPollWorldCallback@vmkernel#nover+0x129 stack: 0x61, 0x42001d0e0000, 0x42001c283770, 0x0, 0x0
              2021-02-11T03:31:54.256Z cpu4:2107287)0x45389609bfe0:[0x42001c380bad]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0x86 stack: 0x0, 0x42001c0c2b44, 0x0, 0x0, 0x0
              2021-02-11T03:31:54.319Z cpu4:2107287)0x45389609c000:[0x42001c0c2b43]Debug_IsInitialized@vmkernel#nover+0xc stack: 0x0, 0x0, 0x0, 0x0, 0x0
              2021-02-11T03:31:54.424Z cpu4:2107287)^[[45m^[[33;1mVMware ESXi 7.0.2 [Releasebuild-17435195 x86_64]^[[0m
              #PF Exception 14 in world 2107287:vmnic7-pollW IP 0x42001d3e6f72 addr 0x1c

            • まれに、vSphere Replication アプライアンスのパワーオン中に hostd サービスが動作を停止して、ESXi ホストが一時的に vCenter Server に応答しなくなることがあります。hostd サービスは自動的に再起動し、接続は復旧します。

            • ホスト プロファイルの詳細オプション パラメータで値を false に設定すると、ユーザー インターフェイスによって空でない文字列値が作成されます。空ではない値は true と解釈され、詳細オプション パラメータはホスト プロファイルで true 値を受け取ります。

            • ESXi ホストがアクセス可能で稼動しているにもかかわらず、vCenter Server に応答しなくなることがあります。この問題は、ドライバがカスタマイズされているベンダー イメージで、割り当てよりも多くの RAM を ImageConfigManager が消費する場合に発生します。その結果、ImageConfigManager の障害が繰り返し発生するために、ESXi ホストが vCenter Server から切断されます。
              vmkernel ログには、次のようなエラーが繰り返し記録されます。
              Admission failure in path: host/vim/vmvisor/hostd-tmp/sh.<pid1>:python.<pid2>:uw.<pid2>
              hostd ログには、次のようなエラーが記録されます。Task Created : haTask-ha-host-vim.host.ImageConfigManager.fetchSoftwarePackages-<sequence>。さらに、ForkExec(/usr/bin/sh) <pid1> と続きます。ここで、<pid1>ImageConfigManager プロセスを表します。

            • 高度な構成オプションである DiskMaxIOSize を小さい値に変更すると、ブロック サイズが大きい I/O が不適切に分割されて、PSA パスでキューに入れられることがあります。その結果、ESXi ホストの I/O 操作でタイムアウトが発生して、失敗することがあります。

            • 特定の条件のとき、仮想マシンのパワーオンまたはパワーオフ処理に 20 分ほどかかる場合があります。この問題は、仮想マシンの基盤となるストレージで HBA 再スキャンや APD イベントなどのバックグラウンド処理が実行されていて、一部のロックが維持されたままである場合に発生します。

            • まれに、ターゲット ESXi ホストからの VPD ページの応答サイズがホストへのパスの違いによって異なる場合、ESXi は割り当てられた長さよりも多くのバイトを、指定されたパスに書き込むことがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンに次のようなメッセージが表示されます。
              Panic Message: @BlueScreen: PANIC bora/vmkernel/main/dlmalloc.c:4878 - Corruption in dlmalloc

            • まれに発生するロックの競合により、フェイルオーバーや移行などの仮想マシン操作が失敗することがあります。
              ロックに関するエラー メッセージは次のようになります。
              vol 'VM_SYS_11', lock at 480321536: [Req mode 1] Checking liveness:
              type 10c00003 offset 480321536 v 1940464, hb offset 3801088

              または
              Res3: 2496: Rank violation threshold reached: cid 0xc1d00002, resType 2, cnum 5 vol VM_SYS_11

            • 複数の仮想マシンを作成する複雑なワークフローで、[仮想マシン][仮想マシン] に移動すると、一部の仮想マシンの [プロビジョニングした容量] 列に膨大な数値が表示されることがあります。たとえば、実際にプロビジョニングされた容量の 25 GB ではなく、2.95 TB などになります。

            • SCSI コマンド READ CAPACITY (10) の処理中に ESXi が応答から余分なデータをコピーして、コール スタックが破損することがあります。その結果、ESXi ホストが動作を停止し、パープル スクリーンが表示されます。

            • 非常にまれに、ジャーナル トランザクションに含まれる VMFS リソース クラスタがロックされないことがあります。その結果、仮想マシンのパワーオン中に VMFS レイヤーでの例外 14 が原因で複数の ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。vmkernel ログに記録される一般的なメッセージとスタック トレースは次のとおりです。
              @BlueScreen: #PF Exception 14 in world 2097684:VSCSI Emulat IP 0x418014d06fca addr 0x0
              PTEs:0x16a47a027;0x600faa8007;0x0;
              2020-06-24T17:35:57.073Z cpu29:2097684)Code start: 0x418013c00000 VMK uptime: 0:01:01:20.555
              2020-06-24T17:35:57.073Z cpu29:2097684)0x451a50a1baa0:[0x418014d06fca]Res6MemUnlockTxnRCList@esx#nover+0x176 stack: 0x1 2020-06-24T17:35:57.074Z cpu29:2097684)0x451a50a1bb10:[0x418014c7cdb6]J3_DeleteTransaction@esx#nover+0x33f stack: 0xbad0003
              2020-06-24T17:35:57.074Z cpu29:2097684)0x451a50a1bb40:[0x418014c7db10]J3_AbortTransaction@esx#nover+0x105 stack: 0x0 2020-06-24T17:35:57.074Z cpu29:2097684)0x451a50a1bb80:[0x418014cbb752]Fil3_FinalizePunchFileHoleTxnVMFS6@esx#nover+0x16f stack: 0x430fe950e1f0
              2020-06-24T17:35:57.075Z cpu29:2097684)0x451a50a1bbd0:[0x418014c7252b]Fil3UpdateBlocks@esx#nover+0x348 stack: 0x451a50a1bc78 2020-06-24T17:35:57.075Z cpu29:2097684)0x451a50a1bce0:[0x418014c731dc]Fil3_PunchFileHoleWithRetry@esx#nover+0x89 stack: 0x451a50a1bec8
              2020-06-24T17:35:57.075Z cpu29:2097684)0x451a50a1bd90:[0x418014c739a5]Fil3_FileBlockUnmap@esx#nover+0x50e stack: 0x230eb5 2020-06-24T17:35:57.076Z cpu29:2097684)0x451a50a1be40:[0x418013c4c551]FSSVec_FileBlockUnmap@vmkernel#nover+0x6e stack: 0x230eb5
              2020-06-24T17:35:57.076Z cpu29:2097684)0x451a50a1be90:[0x418013fb87b1]VSCSI_ExecFSSUnmap@vmkernel#nover+0x8e stack: 0x0 2020-06-24T17:35:57.077Z cpu29:2097684)0x451a50a1bf00:[0x418013fb71cb]VSCSIDoEmulHelperIO@vmkernel#nover+0x2c stack: 0x430145fbe070
              2020-06-24T17:35:57.077Z cpu29:2097684)0x451a50a1bf30:[0x418013ceadfa]HelperQueueFunc@vmkernel#nover+0x157 stack: 0x430aa05c9618 2020-06-24T17:35:57.077Z cpu29:2097684)0x451a50a1bfe0:[0x418013f0eaa2]CpuSched_StartWorld@vmkernel#nover+0x77 stack: 0x0
              2020-06-24T17:35:57.083Z cpu29:2097684)base fs=0x0 gs=0x418047400000 Kgs=0x0

            • まれに、一部の Intel CPU で #DB トラップの転送に失敗し、Windows システム コールの途中でタイマー割り込みが発生すると、仮想マシンでトリプル フォールトが発生することがあります。

            • DCUI から ESXi 管理エージェントを再起動すると、sfcbd サービスは開始されません。SFCB サービスを手動で開始する必要があります。

            • hostd サービスが BuildPowerSupplySensorList found 0 power supply sensors というメッセージを 2 分ごとにログに記録します。この問題は、ESXi ホストで ESXi 7.0 Update 1 にアップグレードするか、ESXi 7.0 Update 1 をフレッシュ インストールした場合に発生します。

            • まれに、参照を正しく解決できない可能性のある NULL ポインタがカーネル メモリ アロケータから返されることがあります。その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンに #GP Exception 13 in world 2422594:vmm:overCom @ 0x42003091ede4 などのエラーが表示されることがあります。バックトレースに次のようなエラーが記録されます。
              #1 Util_ZeroPageTable
              #2 Util_ZeroPageTableMPN
              #3 VmMemPfUnmapped
              #4 VmMemPfInt
              #5 VmMemPfGetMapping
              #6 VmMemPf
              #7 VmMemPfLockPageInt
              #8 VMMVMKCall_Call
              #9 VMKVMM_ArchEnterVMKernel

            • NVMe デバイスがホット アドされ、短時間のうちにホット リムーブされると、コマンド タイムアウトが原因で NVMe ドライバが NVMe コントローラの初期化に失敗することがあります。その結果として、クリーンアップ プロセスですでに解放されているメモリにドライバがアクセスする可能性があります。バックトレースには次のようなメッセージが記録されます。WARNING: NVMEDEV: NVMEInitializeController:4045: Failed to get controller identify data, status: Timeout.
              その結果、ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンに次のようなエラーが表示されることがあります。#PF Exception ... in world ...:vmkdevmgr

            • ESXi ホストでは、割り当てる大容量ファイル ブロック (LFB) の空きがない場合、シック VMDK のプロビジョニングまたはスワップ ファイルの作成を行う際に、小さなファイル ブロック (SFB) で対応します。ただし、まれにホストが SFB の割り当てに失敗することがあります。その結果、シック VMDK のプロビジョニングまたはスワップ ファイルの作成が失敗します。仮想マシンをパワーオンしようとすると、vmkernel ログに次のようなエラーが表示される:
               vmkernel.1:2021-01-08T19:13:28.341Z cpu20:2965260)Fil3: 10269: Max no space retries (10) exceeded for caller Fil3_SetFileLength (status 'No space left on device')

            • 非常に大きな VMFS6 データストアを使用すると、リソース クラスタ内のシン VMDK にファイル ブロックを割り当てるプロセスで CPU がロックアップすることがあります。その結果、CPU ロックアップ メッセージが表示され、まれに ESXi ホストで障害が発生することがあります。バックトレースに次のようなメッセージが記録されます。
              2021-04-07T02:18:08.730Z cpu31:2345212)WARNING: Heartbeat: 849: PCPU 10 didn't have a heartbeat for 7 seconds; *may* be locked up.
              Res6AffMgr 関数に関連するバックトレースは、次のようになります。
              2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)ALERT: NMI: 694: NMI IPI: RIPOFF(base):RBP:CS [0x121d74d(0x42001a000000):0x50d0:0xf48] (Src 0x1, CPU0)
              2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b320:[0x42001b21d74c]Res6AffMgrComputeSortIndices@esx#nover+0x369 stack: 0x43119125a000
              2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b3b0:[0x42001b224e46]Res6AffMgrGetCluster@esx#nover+0xb1f stack: 0xd 2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b4b0:[0x42001b226491]Res6AffMgr_AllocResourcesInt@esx#nover+0x40a stack: 0x4311910f4890
              2021-01-06T02:16:16.073Z cpu0:2265741)0x4538d261b680:[0x42001b2270e2]Res6AffMgr_AllocResources@esx#nover+0x1b stack: 0x0

            • ESXi 7.0 Update 2 へのアップグレード中またはアップグレード後に、物理 CPU 数が多く、ホストに接続されているストレージ デバイスまたはパスの数が多い ESXi ホストに対して、ESX ストレージ レイヤーから十分なメモリ リソースが割り当てられないことがあります。その結果、このような ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • ハードウェア バージョン 18 および VMware Tools 11.2.0 以降の仮想マシンは、vSphere vMotion または Storage vMotion 中にターゲット側の仮想グラフィック デバイスの問題が原因で障害が発生することがあります。
              vmkernel.log には、次のようなエラーが記録されます。
              PF failed to handle a fault on mmInfo at va 0x114f5ae0: Out of memory.Terminating...

            • ハードウェア バージョン 18 にアップデートした後、仮想マシンを起動すると、AMD CPU 上の一部のゲスト OS(CentOS 7 など)がカーネル パニックで失敗することがあります。仮想マシンの Web コンソールを開くと、カーネル パニック メッセージが表示されます。

            • 一部の Linux カーネルでは、IPv6 トンネル パケットに対して、RFC 2473 par. 5.1 の記載に従って IPv6 トンネル カプセル化制限オプションが追加されます。その結果、IPv6 拡張ヘッダーが原因で、仮想マシン間のトラフィックで IPv6 トンネル パケットがドロップされます。

            • Integrated Dell Remote Access Controller (iDRAC) を使用して CD ドライブなどの仮想メディアが vSphere 環境に接続されている状態で、メディア ファイルがドライブにマッピングされていない場合、vmkernel ログに次のような複数の警告メッセージが表示されることがあります。
              vmw_psp_fixed: psp_fixedSelectPathToActivateInt:439: Switching to preferred path vmhba32:C0:T0:L1 in STANDBY state for device mpx.vmhba32:C0:T0:L1.WARNING: vmw_psp_fixed: psp_fixedSelectPathToActivateInt:464: Selected current STANDBY path vmhba32:C0:T0:L1 for device mpx.vmhba32:C0:T0:L1 to activate.This may lead to path thrashing.

            • vSphere Distributed Switch の 24 時間同期ワークフロー中に、サービス プレーン転送 (SPF) ポートなどの NSX に制御される分散仮想ポートが vCenter Server によって ESXi ホストから断続的に削除されることがあります。その結果、仮想マシンの vSphere vMotion 処理が失敗することがあります。ログに次のようなエラーが記録されます。Could not connect SPF port : Not found

            • ESXi 7.0 で採用されている VMFS-L ベースの ESX-OSData パーティションは、レガシーのスクラッチ パーティション、VMware Tools 用のロッカー パーティション、およびコア ダンプ先の役目を果たします。ESXi 7.0.x へのアップグレード時に、VMFS ボリュームのルート ディレクトリにスクラッチ パーティションを構成すると、システムは VMFS ファイルを OS-Data パーティションの要件に一致させるために VMFS-L 形式に変換しようとします。その結果、OS-Data パーティションが VMFS ボリュームを上書きして、データが失われる可能性があります。

            • ESXi 7.0 Update 2a へのアップグレード後、ログ処理の問題によって NSX Manager がファイアウォール エージェントへの接続に失敗するため、通信チャネルの健全性ステータスを確認すると、すべての ESXi ホストのステータスがダウンと表示されます。

            • バージョン 7.0 Update 2 の ESXi ホストが FCoE LUN にインストールされていて、UEFI ブート モードを使用している場合、vSphere QuickBoot を使用してホストをアップグレードしようとすると、メモリ エラーが原因で物理サーバに障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • USB デバイスのキュー深度が小さく、ESXi ストレージ スタックでの競合状態が原因で一部の I/O 操作がデバイスに到達しないことがあります。このような I/O は ESXi ストレージ スタック内のキューに入れられ、最終的にタイムアウトになります。その結果、ESXi ホストが応答しなくなります。
              vSphere Client で、次のようなアラートが表示されます。Alert: /bootbank not to be found at path '/bootbank' and Host not-responding.
              vmkernel ログに次のようなエラーが記録されます。
              2021-04-12T04:47:44.940Z cpu0:2097441)ScsiPath: 8058: Cancelled Cmd(0x45b92ea3fd40) 0xa0, cmdId.initiator=0x4538c859b8f8 CmdSN 0x0 from world 0 to path "vmhba32:C0:T0:L0".Cmd count Active:0 Queued:1.
              2021-04-12T04:48:50.527Z cpu2:2097440)ScsiDeviceIO: 4315: Cmd(0x45b92ea76d40) 0x28, cmdId.initiator=0x4305f74cc780 CmdSN 0x1279 from world 2099370 to dev "mpx.vmhba32:C0:T0:L0" failed H:0x5 D:0x0 P:0x0 Cancelled from path layer.Cmd count Active:1
              2021-04-12T04:48:50.527Z cpu2:2097440)Queued:4

            • ESXi Update 2a へのアップグレード後、ESXi ホストの起動にかかる時間が最大 60 分に延びることがあります。
              この問題は、ESXi 7.0.x の以前のバージョンから ESXi Update 2a へのアップデートには影響しません。
              この問題は、vSphere Lifecycle Manager のイメージまたはベースライン、または esxcli software profile update コマンドを使用してアップグレード操作を実行した場合にのみ発生します。ISO イメージまたはスクリプトによるインストールを使用する場合、この問題は発生しません。
              この問題の影響を受ける可能性が最も高いのは iSCSI 構成ですが、この問題はブート バンクの検出に関する ESXi のアルゴリズムに関連しており、外部ストレージ ターゲットの速度が低下することはありません。

            • ポートセット ヒープのメモリ リークが原因で、ESXi ホストでの vSphere vMotion 処理がメモリ不足エラーで失敗することがあります。vSphere Client に、次のようなエラーが表示されます。
              ポートの予約に失敗しました:DVSwitch 50 18 34 d1 76 81 ec 9e-03 62 e2 d4 6f 23 30 ba ポート 1 39。
              次のエラー ステータスで失敗しました:メモリが不足しています。

            • vCenter Server が vcsa.vmware.com を IP アドレスに解決できない場合、vSAN リリース カタログをアップロードできません。その後の vSAN 健全性チェックでは、vSAN ビルド推奨エンジンの健全性の警告が表示されます。
              次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
              2021-04-12T11:40:59.435Z ERROR vsan-mgmt[32221] [VsanHttpRequestWrapper::urlopen opID=noOpId] Exception while sending request : Cannot resolve localhost or Internet websites.
              2021-04-12T11:40:59.435Z WARNING vsan-mgmt[32221] [VsanVumCoreUtil::CheckVumServiceStatus opID=noOpId] Failed to connect VUM service: Cannot resolve localhost or Internet websites.
              2021-04-12T11:40:59.435Z INFO vsan-mgmt[32221] [VsanVumIntegration::VumStatusCallback opID=noOpId] VUM is not installed or not responsive ​
              2021-04-12T11:40:59.435Z INFO vsan-mgmt[32221] [VsanVumSystemUtil::HasConfigIssue opID=noOpId] Config issue health.test.vum.vumDisabled exists on entity None

            • 整数オーバーフローのバグにより、構成された設定よりも高い頻度で vSAN DOM からスクラブが発行されることがあります。

            • ESXi ホストが所有するオブジェクトに対するゲスト書き込みと再同期が並行して実行されると、ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • cmmdstimemachineDump.log ファイルが上限の 10 MB に達すると、ローテーションが発生し、新しい cmmdstimemachineDump ファイルが作成されます。しかし、ローテーション時に vmsyslogd.err ログに次のようなエラーが記録されることがあります。
              2021-04-08T03:15:53.719Z vmsyslog.loggers.file : ERROR ] Failed to write header on rotate.Exception: [Errno 2] No such file or directory: '/var/run/cmmdstimemachineDumpHeader.txt'

            • 場合によっては、クラスタ監視、メンバーシップ、およびディレクトリ サービス (CMMDS) からオブジェクト形式変更タスクに正しい入力が提供されず、タスクの応答に時間がかかることがあります。

            • まれに、アップグレード プロセス中に監視ホストが置き換えられ、その直後にディスク フォーマット変換タスクが実行されると、ストレッチ クラスタ上の複数の ESX ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • ESXi Packaging Kit を使用してカスタムの 7.0 Update 2a イメージを作成する場合に、たとえば Intel-ixgben:1.8.9.0-1OEM.700.1.0.15525992 のように基本イメージのコンポーネントの一部をオーバーライドしてから、ESXi 7.0.x ホストをアップグレードすると、アップグレード後にカスタム コンポーネントを削除できません。また、カスタム コンポーネントに含まれる一部の VIB が見つからないことがあります。

            • ESXi 起動デバイスのクローンを作成すると、同一の UUID を持つインスタンスが作成されます。UUID は VMFS ハートビートおよびジャーナル操作に使用されるため、重複する UUID があると、インストールまたはアップグレード操作後、複数の ESXi ホストから同じ VMFS データストア上のメタデータ領域にアクセスが試みられます。その結果、複数の ESXi ホスト上の VMFS データストアで大量のメタデータが破損する可能性があります。
              vmkernel ログに次のようなメッセージが記録されます。
              vmkernel 608: VMFS volume DCS_HCFA_TEDS_Regulated_10032/5ba2905b-ac11166d-b145-0025b5920a02 on naa.60060e8012a34f005040a34f00000d64:1 has been detected corrupted.
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 319: FS3RCMeta 2245 200 21 105 0
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 326: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 0 254 1 4 0 248 3 96 0 0 0 0 0
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 332: 0 0 0
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 338: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 346: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
              2021-06-08T15:58:22.126Z cpu1:2097600)FS3: 346: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 

            • vSphere 7.0 Update 2 では、インボックス i40en ドライバの名前が i40enu に変更されました。その結果、i40en パートナー非同期ドライバをインストールすると、i40en VIB がスキップされるか、VMware i40enu インボックス ドライバに戻されます。

            • Dell EMC PowerPath プラグインのインストール中に、まれに発生する Page Fault エラーが原因で ESXi ホストで障害が発生し、パープル スクリーンが表示されることがあります。

            • USB ホスト コントローラが vSphere システムから切断されても、ダンプ ファイルなど、デバイス上の何らかのリソースが ESXi で引き続き使用されている場合、そのデバイスが再接続されるまでデバイス パスを解放できません。その結果、ESXi は USB デバイスに新しいパスを提供します。これにより、/bootbank パーティションへの接続が切断されたり、VMFS-L LOCKER パーティションが破損したりします。

          ESXi-7.0U2sc-18295176-standard
          プロファイル名 ESXi-7.0U2sc-18295176-standard
          ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
          ベンダー VMware, Inc.
          リリース日 2021 年 8 月 24 日
          許容レベル PartnerSupported
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          影響のある VIB
          • VMware_bootbank_vdfs_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_esx-base_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_crx_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_gc_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_clusterstore_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_vsan_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_loadesx_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_esx-update_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_locker_tools-light_11.2.6.17901274-18295176
          • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.702.0.15.18295176
          修正されたパッチ リリース 2738816、2738857、2735594、2761942
          関連する CVE 番号 該当なし

          このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。

            • OpenSSH はバージョン 8.5p1 にアップデートされました。

            • OpenSSL ライブラリはバージョン openssl-1.0.2y にアップデートされました。

            • Libarchive ライブラリはバージョン 3.5.1 にアップデートされました。

            • 次の VMware Tools 11.2.6 の ISO イメージが ESXi にバンドルされます。

              • windows.iso:VMware Tools イメージ(Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 SP1 以降用)
              • linux.iso:VMware Tools 10.3.23 イメージ(Linux OS、glibc 2.5 以降のバージョン用)

              次の VMware Tools 10.3.10 の ISO イメージをダウンロードできます。

              • solaris.iso:VMware Tools イメージ (Solaris)
              • darwin.iso:VMware Tools イメージ(Mac OS X バージョン 10.11 以降)。

              ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

          ESXi-7.0U2sc-18295176-no-tools
          プロファイル名 ESXi-7.0U2sc-18295176-no-tools
          ビルド ビルドの詳細については、「本リリースに含まれるパッチ」を参照してください。
          ベンダー VMware, Inc.
          リリース日 2021 年 8 月 24 日
          許容レベル PartnerSupported
          影響を受けるハードウェア 該当なし
          影響を受けるソフトウェア 該当なし
          影響のある VIB
          • VMware_bootbank_vdfs_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_esx-xserver_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_esx-base_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_esx-dvfilter-generic-fastpath_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_crx_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_native-misc-drivers_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_cpu-microcode_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_gc_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_vsanhealth_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_clusterstore_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_vsan_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_loadesx_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_bootbank_esx-update_7.0.2-0.15.18295176
          • VMware_locker_tools-light_11.2.6.17901274-18295176
          • VMW_bootbank_vmkusb_0.1-1vmw.702.0.15.18295176
          修正されたパッチ リリース 2738816、2738857、2735594、2761942
          関連する CVE 番号 該当なし

          このパッチでは、以下の問題がアップデートされています。

            • OpenSSH はバージョン 8.5p1 にアップデートされました。

            • OpenSSL ライブラリはバージョン openssl-1.0.2y にアップデートされました。

            • Libarchive ライブラリはバージョン 3.5.1 にアップデートされました。

            • 次の VMware Tools 11.2.6 の ISO イメージが ESXi にバンドルされます。

              • windows.iso:VMware Tools イメージ(Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 SP1 以降用)
              • linux.iso:VMware Tools 10.3.23 イメージ(Linux OS、glibc 2.5 以降のバージョン用)

              次の VMware Tools 10.3.10 の ISO イメージをダウンロードできます。

              • solaris.iso:VMware Tools イメージ (Solaris)
              • darwin.iso:VMware Tools イメージ(Mac OS X バージョン 10.11 以降)。

              ESXi にバンドルされていない、特定のプラットフォーム用の VMware Tools をダウンロードする場合は、次のドキュメントに記載されている手順に従ってください。

          ESXi イメージ - ESXi70U2c-18426014
          名前 ESXi
          バージョン ESXi70U2c-18426014
          リリース日 2020 年 8 月 24 日
          カテゴリ バグ修正
          影響を受けるコンポーネント
          • ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB
          • Emulex FC ドライバ
          • VMware ESXi 向け Broadcom NetXtreme-E ネットワークおよび ROCE/RDMA ドライバ
          • VMware ESXi 向け QLogic FastLinQ 10/25/40/50/100 GbE イーサネットおよび RoCE/RDMA ドライバ
          • ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント
          • Intel(R) X710/XL710/XXV710/X722 アダプタ用ネットワーク ドライバ
          • USB ドライバ
          修正されたパッチ リリース  2717698、2731446、2515171、731306、2751564、2718934、2755056、2725886、2725886、2753231、2728910、2741111、2759343、2721379、2751277、2708326、2755977、2737934、2777001、2760932、2731263、2731142、2760267、2749688、2763986、2765534、2766127、2777003、2778793、2755807、2760081、2731644、2749815、2749962、2738238、2799408、2722263、2812906、2750390、2715138、2753546
          関連する CVE 番号 該当なし
            ESXi イメージ - ESXi70U2sc-18295176
            名前 ESXi
            バージョン ESXi70U2sc-18295176
            リリース日 2020 年 8 月 24 日
            カテゴリ セキュリティ
            影響を受けるコンポーネント
            • ESXi コンポーネント - コア ESXi VIB
            • USB ドライバ
            • ESXi Tools コンポーネント
            • ESXi のインストール/アップグレード コンポーネント
            修正されたパッチ リリース  2738816、2738857、2735594、2761942
            関連する CVE 番号 該当なし

              既知の問題

              既知の問題には、次のトピックが含まれます。

              その他の問題
              • sensord デーモンが ESXi ホストのハードウェア ステータスを報告できない

                IPMI SDR 検証で発生したロジック エラーのために、sensord が電源情報のソースの特定に失敗することがあります。その結果、コマンド vsish -e get /power/hostStats を実行したときに出力が表示されないことがあります。

                回避策:なし

              インストール、アップグレード、および移行の問題
              • Hitachi 製ストレージ アレイの brcmfcoe ドライバをアップグレードした後、ESXi ホストの接続が失われることがある

                Hitachi 製ストレージ アレイの brcmfcoe ドライバをアップグレードした後、ESXi ホストが起動に失敗し、接続が失われることがあります。

                回避策:なし。

              以前のバージョンからの既知の問題

              以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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