vCenter Server 7.0 Update 1 | 2020 年 10 月 6 日 | ISO ビルド 16860138

各リリース ノートで、追加および更新された機能をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

  • NSX-T 3.1.0 サポートと vSphere Lifecycle Manager:vCenter Server 7.0 Update 1 は NSX-T 3.1.0 をサポートし、NSX-T と vSphere Lifecycle Manager クラスタ イメージとの連携を可能にします。詳細については、『 Installation Guide NSX-T Data Center』の「vSphere Lifecycle Manager と NSX-T」セクションを参照してください。
  • 多様性に配慮した用語:vCenter Server 7.0 Update 1 では、多様性の受け入れに適切でない言葉遣いを排除するという全社的取り組みの一環として、vSphere チームにより、vSphere Client で使用される用語が一部変更されています。API と CLI では引き続きこれまでの用語を使用していますが、今後のリリースでは更新を保留しています。
  • vSphere アクセシビリティ機能の強化:vCenter Server 7.0 Update 1 には、国際的に認められた標準規格であるAccessibility Conformance Report(ACR)の推奨事項に基づいた、大幅なアクセシビリティ機能の強化が含まれています。次に示すのは、ユーザー インターフェイスにおけるアクセシビリティ機能の強化の例です。
    • アクセシビリティ基準を遵守した vCenter Server Appliance 管理インターフェイスを実現
    • アクセシビリティ基準を遵守したストレージ管理ユーザー インターフェイス(データストアやファイル ブラウザなど)を実現
    • ダイアログ画面の構成の見直しなど、アクセシビリティに対応したユーザー インターフェイスをプラグインで作成可能
    • コンテンツ ライブラリ、ホストとクラスタの管理、仮想マシンの構成、タスク、イベントとアラーム、ネットワーク管理、ワークロード管理など、その他のユーザー インターフェイス コンポーネントのアクセシビリティを向上
  • vSphere アイデア ポータル:vCenter Server 7.0 Update 1 では、有効な my.vmware.com アカウントを持つユーザーであれば、vSphere アイデア ポータルを介して、機能に関するリクエストを送信できます。公開されているご意見には投票ができ、人気の高いご意見が実際に vSphere の機能になることもあります。vSphere アイデア ポータルには https://vsphere.ideas.aha.io/ からアクセスするか、vSphere Client の [フィードバック] セクションにある [ご意見] タブからアクセスできます。アイデア ポータルにログインすると、my.vmware.com ログイン ページに自動的にリダイレクトされ、ユーザー認証を求められます。my.vmware.com へのログインに成功すると、vSphere アイデア ポータルのアクティブなセッションに戻ります。アイデア ポータルからログアウトすると my.vmware.com にリダイレクトされ、セッションが終了します。
  • vSAN 環境向けに強化された vSphere Lifecycle Manager のハードウェア互換性の事前チェック:vCenter Server 7.0 Update 1 では vSphere Lifecycle Manager のハードウェア互換性の事前チェックが追加されています。これは、特定の変更イベント(クラスタに必要なイメージの変更、vSAN 環境での新しい ESXi ホストの追加など)の後に自動的にトリガされます。また、ハードウェア互換性フレームワークはハードウェア互換性リストのデータベースを事前に定義された間隔で自動的にポーリングし、変更があれば、必要に応じて事前チェックをトリガします。
  • vSphere Lifecycle Manager​によるスケーラビリティの向上:vCenter Server 7.0 Update 1 では、ESXi ホストとクラスタを使用した vSphere Lifecycle Manager 操作のスケーラビリティが次のように向上しています。
    • サポート対象のクラスタ数が 15 から 64 に増加
    • 1 つのクラスタ内でサポートされる ESXi ホスト数が 64 台から 96 台に増加。vSAN 環境での制限は 64 台のまま
    • vSphere Lifecycle Manager イメージによって管理される ESXi ホストの台数が 150 台から 280 台に増加
    • データセンター レベルで修正を開始した場合に並行して修正を実行できるクラスタの数が 15 から 64 に増加
  • vSphere Lifecycle Manager によるアベイラビリティ ゾーン間での連携アップグレードのサポート:vCenter Server 7.0 Update 1 では、操作の重複を防止するために、vSphere Lifecycle Manager によって vSAN クラスタのフォールト ドメインが順番に更新されます。各フォルト ドメイン内の ESXi ホストは、引き続きローリング方式で更新されます。vSAN ストレッチ クラスタの場合は、最初のフォルト ドメインが常に優先サイトになります。
  • VMware vSphere Update Manager Download Service (UMDS) のサポート対象リストへの Red Hat Enterprise Linux および Ubuntu のバージョンの追加:vCenter Server 7.0 Update 1 では、UMDS のサポート対象として、新たに Red Hat Enterprise Linux および Ubuntu のバージョンが追加されています。サポートされるバージョンの完全なリストについては、「UMDS のインストールがサポートされている Linux ベースのオペレーティング システム」を参照してください。
  • VMware Skyline Health の [アラートの停止 (Silence Alerts)] ボタン - vCenter Server 7.0 Update 1 では、[アラートの停止 (Silence Alerts)] ボタンを使用して、既知の問題に関する通知などの特定の健全性チェックに関するアラートを停止できます。たとえば、一部のコンピューティング健全性チェックからの通知を受信しないようにするには、[Skyline Health] > [コンピューティング健全性チェック] > <健全性チェックの名前> に移動して、[アラートの停止] ボタンをクリックします。ポップアップ ウィンドウで、[はい] を選択して通知を無効にします。アラートを再度有効にするには、[アラートのリストア (Restore Alert)] ボタンを使用します。
  • SMTP 認証の構成:vCenter Server 7.0 Update 1 により vCenter Server Appliance で SMTP 認証がサポートされるようになり、E メールによるアラートやアラームの送信をセキュア モードで実行できるようになりました。E メールによるアラートの送信方法として、匿名と認証のどちらかを選択できます。SMTP 認証の構成については、「メール送信者設定の構成」を参照してください。
  • vSphere クラスタ サービス向けのシステム仮想マシン:vCenter Server 7.0 Update 1 では、VMware vSphere Distributed Resource Scheduler の正常な動作を確実にするために、vSphere クラスタ サービスにより、すべての vSphere クラスタに一連のシステム仮想マシンが追加されています。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB80472KB79892、および KB80483 を参照してください。
  • VMware Tanzu Basic のライセンス:vCenter Server 7.0 Update 1 では、VMware Tanzu Basic のライセンスが vSphere 7 Enterprise Plus と VMware Tanzu Basic で別々のライセンス キーに分かれています。vCenter Server 7.0 Update 1 で、ESXi ホスト用に Enterprise Plus 機能を有効にするには、vSphere 7 Enterprise Plus のライセンス キーか、Kubernetes のアドオンを含む vSphere 7 Enterprise Plus のライセンス キーを提示する必要があります。また、Supervisor Cluster の一部として使用するすべての ESXi ホストで Kubernetes 機能を有効にするには、VMware Tanzu Basic のライセンス キーを提示する必要があります。
    7.0 の環境を 7.0 Update 1 にアップグレードすると、既存のスーパーバイザー クラスタが自動的に 60 日間の評価モードを開始します。60 日以内に VMware Tanzu Basic のライセンス キーをインストールしないまま既存のスーパーバイザー クラスタに割り当てると、Kubernetes 機能が部分的に制限されます。詳細については、「Licensing for vSphere with Tanzu」および VMware ナレッジベースの記事 KB80868 を参照してください。

vCenter Server 7.0 の以前のリリース

vCenter Server の機能、解決された問題、および既知の問題については、各リリースのリリース ノートに記載されています。vCenter Server 7.0 の以前のリリースのリリース ノートは以下のとおりです。

利用可能な言語、互換性、オープン ソース コンポーネントについては 「VMware vSphere 7.0 リリース ノート」を参照してください。.

本リリースに含まれるパッチ

vCenter Server 7.0 Update 1 のこのリリースでは、次のパッチが提供されます。パッチのダウンロードについては、VMware パッチ ダウンロード センターを参照してください。

VMware vCenter Server Appliance 7.0 Update 1 のパッチ

vCenter Server の製品パッチ。VMware のソフトウェアの修正、セキュリティ修正、およびサードパーティ製品の修正を含みます。

このパッチは、vCenter Server に適用されます。

ダウンロード ファイル名 VMware-vCenter-Server-Appliance-7.0.1.00000-16860138-patch-FP.iso
ビルド 16860138
ダウンロード サイズ 5902.8 MB
md5sum 30975695fcc1d4b1c169ffa7132a77f5
sha1checksum d5ecb95189e40657be1fb9b0871824b501041f18

ダウンロードとインストール

このパッチをダウンロードするには、VMware パッチ ダウンロード センターに移動し、[製品の選択] ドロップダウン メニューから [vCenter Server] を選択します。

  1. VMware-vCenter-Server-Appliance-7.0.1.00000-16860138-patch-FP.iso ファイルを vCenter Server の CD または DVD ドライブに接続します。
  2. スーパー管理者権限(root など)を持つユーザーとしてアプライアンス シェルにログインし、次のコマンドを実行します。
    • ISO をステージングするには:
      software-packages stage --iso
    • ステージングしたコンテンツを表示するには:
      software-packages list --staged
    • ステージングした rpms をインストールするには:
      software-packages install --staged

vCenter Server シェルの使用方法の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB2100508 を参照してください。

vCenter Server へのパッチ適用については、「vCenter Server Appliance へのパッチ適用」を参照してください。

パッチのステージングについては、Stage Patches to vCenter Server Appliance を参照してください。

パッチのインストールについては、vCenter Server Appliance パッチのインストールを参照してください。

アプライアンス管理インターフェイスを使用したパッチ適用については、「アプライアンス管理インターフェイスを使用した vCenter Server へのパッチ適用」を参照してください。

本リリースのインストールおよびアップグレードに関する注意事項

vCenter Server 7.0 Update 1 にアップグレードする前に、リンク集約制御プロトコル (LACP) モードが拡張に設定されていて、これにより vCenter Server システムの VMware vSphere Distributed Switch (VDS) で複数のリンク集約制御プロトコル(multipleLag パラメータ)が有効になっていることを確認する必要があります。

LACP モードが基本に設定されていて、特定のリンク集約制御プロトコル (singleLag) が有効になっている場合は、アップグレード後に vSphere Distributed Switch の分散仮想ポート グループが接続を失い、管理 vmknic が dvPort グループの 1 つである場合はその管理 vmknic に影響することがあります。アップグレードの事前チェックで、「ソース vCenter Server に、サポート対象外の lacpApiVersion の Distributed Virtual Switch のインスタンスがあります」というエラーが表示されます。
vSphere Distributed Switch での強化された LACP サポートへの変換の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB2051311 を参照してください。vSphere での LACP 制限の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB2051307 を参照してください。

製品サポートに関する注意事項

  • SHA-1 を廃止する目的
    SHA-1 暗号のハッシュ アルゴリズムは、今後の vSphere リリースで廃止される予定です。SHA-1 およびすでに廃止された MD5 には既知の弱点があり、それらに対する実際の攻撃が実証されています。
  • vCenter Server 7.0 Update 1 は VMware Site Recovery Manager 8.3.1 をサポートしていません。
  • Server Message Block (SMB) プロトコル バージョン 1.0 の廃止
    Server Message Block (SMB) プロトコル バージョン 1.0 を使用した vCenter Server でのファイルベースのバックアップおよびリストアは、vCenter Server 7.0 Update 1 で廃止されました。SMBv.1 の削除は、今後の vSphere リリースで実施されます。
  • VMware Tools 9.10.x および 10.0.x のジェネラル サポートの終了
    VMware Tools 9.10.x および 10.0.x のジェネラル サポートは終了しました。詳細については、「VMware Product Lifecycle Matrix」に記載されている VMware Tools を参照してください。
  • VMware Service Lifecycle Manager API の廃止 
    VMware は、今後のリリースで VMware Service Lifecycle Manager API(vmonapi サービス)を廃止する予定です。詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB80775 を参照してください。
  • Internet Explorer 11 のサポート終了
    今後の vSphere リリースで、vSphere Client サポート対象ブラウザのリストから Internet Explorer 11 が削除される予定です。
  • VMware Host Client のメンテナンス モードでの使用 
    新しいクライアントがリリースされるまで、VMware Host Client はメンテナンス モードになります。

解決した問題

解決された問題には、次のトピックが含まれます。

バックアップとリストアの問題
  • New:vCenter Server システム上で SSH が無効な場合、ファイルベースのリストア操作が失敗することがある

    SSH を無効にして vCenter Server システムのファイルベースのバックアップを作成すると、リストア後に SSH サービスが再起動する際、同様のバックアップを使用したリストア操作が失敗することがあります。vSphere Client には次のようなメッセージが表示されます:エラー:sshd.service の再起動に失敗しました:ユニット sshd.service がマスクされています

    本リリースで、この問題は修正されました。

vSphere Lifecycle Manager の問題
  • vSphere Lifecycle Manager で vSphere HA 対応のクラスタを修正しているときにホストを追加すると vSphere HA がエラー状態になる

    vSphere HA 対応のクラスタの修正プロセスで 1 台または複数の ESXi ホストを追加すると、次のエラー メッセージが表示されます。クラスタへの HA VIB の適用中に障害が発生しました。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • ベンダー アドオン、コンポーネント、ファームウェアおよびドライバ アドオンを含まないイメージを、これらの要素を含むイメージを使用しているクラスタにインポートしたとき、既存のイメージのイメージ要素が削除されない

    ESXi 基本イメージのみが、インポートされたイメージのものと置き換えられます。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • vSphere Auto Deploy を使用して、1 つのイメージで管理するクラスタに ESXi 7.0 ホストを追加することができない

    vSphere Auto Deploy の「インベントリへの追加」ワークフローを使用して、1 つのイメージで管理するクラスタに ESXi ホストを追加すると失敗します。この失敗は、既存の Auto Deploy ルールセットでパターンが一致しないために発生します。タスクは警告なしで失敗し、ホストは [検出されたホスト] タブに残ります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

vCenter Server および vSphere Client の問題
  • vCenter Cloud Gateway が Software-Defined Data Center (SDDC) にリンクされていると、リンクされた SDDC 内の vCenter Server インスタンスがオンプレミスの vSphere Client に表示される

    vCenter Cloud Gateway がオンプレミス vCenter Server と同じ環境にデプロイされ、SDDC にリンクされている場合、SDDC の vCenter Server がオンプレミスの vSphere Client に表示されます。これは予期しない動作であり、リンクされた SDDC の vCenter Server は無視する必要があります。リンクされた SDDC の vCenter Server に関連するすべての操作は、vCenter Cloud Gateway 内で実行されている vSphere Client で実行する必要があります。

    本リリースで、この問題は修正されました。

セキュリティの問題
  • SQLite データベースのアップデート

    SQLite データベースはバージョン 3.32.2 にアップデートされました。

    • Apache Tomcat サーバのアップデート

      Apache Tomcat サーバはバージョン 8.5.55/9.0.35 にアップデートされています。

    • cURL のアップデート

      vCenter Server の cURL は 7.70.0 にアップデートされています。

    • VMware PostgreSQL のアップデート

      VMware PostgreSQL は、バージョン 11.8 にアップデートされています。

    • OpenJDK 1.8.0.252 のアップデート

      オープンソースの JDK はバージョン 1.8.0.252 にアップデートされています。

    • Jackson パッケージのアップデート

      Jackson パッケージがバージョン 2.10.3 にアップデートされました。

    • Eclipse Jetty のアップグレード

      Eclipse Jetty はバージョン 9.4.28 にアップデートされました。

    • Spring Framework のアップデート

      Spring Framework はバージョン 4.3.27/5.2.5 にアップデートされました。

ストレージの問題
  • 複数の CNS ボリュームを同じポッドに接続しようとすると、エラーが発生して失敗することがある

    複数のボリュームを同じポッドに同時に接続しようとすると、接続操作中に同じコントローラ スロットが選択されることがあります。その結果、1 つの操作のみが成功し、それ以外のボリュームのマウントは失敗します。

    本リリースで、この問題は修正されました。

  • New:VMFS6 データストアのヒープメモリの問題が原因で仮想マシンに関するさまざまな問題が発生する

    特定のワークフローでは、VMFS6 データストアがメモリを割り当ててもメモリが解放されないため、VMFS ヒープメモリが枯渇することがあります。この問題により、次の問題が発生する可能性があります。

    • ESXi ホストで VMFS6 データストアが「未消費」と表示される。
    • 仮想マシンに vSphere vMotion の操作を実行すると失敗する。
    • 仮想マシンをパワーオフすると、実体のない状態になる。
    • スナップショット ベースのバックアップに失敗する。
    • vCenter Server システムまたは ESXi ホストでスナップショットを作成または統合すると、以下のようなエラーで失敗する
      ディスク ノード「scsi0:1」の統合に失敗しました: 12(メモリを割り当てることができません)。

    vmkwarning.* ファイルに次のようなエラーが記録される
    vmkwarning.0:2020-06-16T13:28:23.291Z cpu48:3479102)WARNING: Heap: 3651: ヒープ vmfs3 はすでに最大サイズに達しています。Cannot expand.

    vmkernel.* ファイルに次のようなエラーが記録される
    2020-06-29T14:59:36.351Z cpu21:5630454)WARNING: HBX: 2439: Failed to initialize VMFS distributed locking on volume 5eb9e8f1-f4aeef84-4256-1c34da50d370: Out of memory
    020-06-29T14:59:36.351Z cpu21:5630454)Vol3: 4202: Failed to get object 28 type 1 uuid 5eb9e8f1-f4aeef84-4256-1c34da50d370 FD 0 gen 0 :Out of memory
    2020-06-29T14:59:36.351Z cpu21:5630454)Vol3: 4202: Failed to get object 28 type 2 uuid 5eb9e8f1-f4aeef84-4256-1c34da50d370 FD 4 gen 1 :Out of memory
    2020-06-29T14:59:36.356Z cpu21:5630454)WARNING: HBX: 2439: Failed to initialize VMFS distributed locking on volume 5eb9e8f1-f4aeef84-4256-1c34da50d370: Out of memory
    2020-06-29T14:59:36.356Z cpu21:5630454)Vol3: 4202: Failed to get object 28 type 1 uuid 5eb9e8f1-f4aeef84-4256-1c34da50d370 FD 0 gen 0 :Out of memory
    2020-06-29T14:59:36.356Z cpu21:5630454)Vol3: 4202: Failed to get object 28 type 2 uuid 5eb9e8f1-f4aeef84-4256-1c34da50d370 FD 4 gen 1 :Out of memory

    本リリースで、この問題は修正されました。

インストール、アップグレード、および移行の問題
  • vCenter Server 7.0 Update 1 の相互運用性レポートの生成がエラーで失敗する

    vSphere Client で [アップデート] > [Update Planner] の順に移動し、ターゲットの vCenter Server として 7.0.1 を選択して相互運用性レポートを生成すると、次のようなエラーが表示されます。
    指定されたターゲット製品のバージョンが無効です。ターゲット製品の有効なバージョンを指定してください

    本リリースで、この問題は修正されました。

既知の問題

既知の問題には、次のトピックが含まれます。

仮想マシンの管理の問題
  • 仮想マシン上の既存のネットワーク アダプタを追加または変更することができない

    仮想マシン上の既存のネットワーク アダプタを追加または変更すると、「別の操作によって同時に変更が行われたため、操作を完了できません」などのエラーが表示され、vSphere Client で仮想マシンの再設定タスクが失敗することがあります。仮想マシンが実行されている ESXi ホストの /var/log/hostd.log ファイルには、次のようなログが記録されます。
    2020-07-28T07:47:31.621Z verbose hostd[2102259] [Originator@6876 sub=Vigor.Vmsvc.vm:/vmfs/volumes/vsan:526bc94351cf8f42-41153841cab2f9d9/bad71f5f-d85e-a276-4cf6-246e965d7154/interop_l2vpn_vmotion_VM_1.vmx] NIC: connection control message: Failed to connect virtual device 'ethernet0'.
    vpxa.log ファイルには、次のようなエントリが記録されます。2020-07-28T07:47:31.941Z info vpxa[2101759] [Originator@6876 sub=Default opID=opId-59f15-19829-91-01-ed] [VpxLRO] -- ERROR task-138 -- vm-13 -- vim.VirtualMachine.reconfigure: vim.fault.GenericVmConfigFault: 

    回避策:クラスタ内の各 ESXi ホストについて、次の手順を実行します。

    1. SSH を使用して ESXi ホストに接続し、次のコマンドを実行します。
      esxcli system module parameters set -a -p dvfiltersMaxFilters=8192 -m dvfilter
    2. ESXi ホストをメンテナンス モードに切り替えます。
    3. ESXi ホストを再起動します。

    詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB80399 を参照してください。 

  • AMD Opteron Generation 3 (Greyhound) プロセッサ搭載の ESXi 6.5 ホストが、vCenter Server 7.0 Update 1 システムで Enhanced vMotion Compatibility (EVC) AMD REV E または AMD REV F クラスタに参加できない

    vCenter Server 7.0 Update 1 では、vSphere DRS や vSphere HA などの vSphere クラスタ サービスは、vCenter Server から独立してサービスを機能させるため、ESX エージェント仮想マシン上で実行されます。ただし、ESX エージェント仮想マシンの AMD プロセッサの CPU ベースラインには POPCNT SSE4A 命令が含まれているため、AMD Opteron Generation 3 (Greyhound) プロセッサを搭載した ESXi 6.5 ホストは、vCenter Server 7.0 Update 1 システムで EVC モード AMD REV E および AMD REV F を有効にできません。

    回避策:なし

インストール、アップグレード、および移行の問題
  • vCenter Server High Availability が有効な場合、vCenter Server 7.x の以前のバージョンから vCenter Server 7.0 Update 1 へのパッチ適用がブロックされることがある

    vCenter Server High Availability がアクティブな場合、vCenter Server 7.x の以前のバージョンから vCenter Server 7.0 Update 1 へのパッチ適用がブロックされることがあります。

    回避策:vCenter Server 7.x の以前のバージョンから vCenter Server 7.0 Update 1 にパッチを適用するには、vCenter Server High Availability を削除し、パッシブ ノードと監視ノードを削除する必要があります。アップグレード後、vCenter Server High Availability クラスタを再作成する必要があります。

  • 6.7.x vCenter Server システムから vCenter Server サーバ 7.x への移行が UnicodeEncodeError で失敗する

    構成、インベントリ、タスク、イベント、およびパフォーマンス メトリックのすべてのデータをインポートするオプションを選択した場合、英語以外のロケールを使用する vCenter Server システムで、6.7.x vCenter Server システムから vCenter Server 7.x への移行が失敗することがあります。移行のステージ 2 の手順 1 では、vSphere Client で、次のようなエラーが表示されます。
    イベントおよびタスクのデータ エクスポート中にエラーが発生しました:…ERROR UnicodeEncodeError: Traceback (most recent call last):

    回避策:移行操作は、次のいずれかを実行して完了できます。

    • 移行のステージ 1 の最後に、デフォルトのオプションである [構成とインベントリ] を選択します。
      このオプションには、タスクとイベントのデータは含まれません。
    • イベント テーブルのデータを消去し、移行を再実行します。
  • Windows vCenter Server システムに非 ASCII 文字を含む データベース パスワードがある場合、VMware 移行アシスタントの事前チェックが失敗する

    システムが Windows OS で、非 ASCII 文字を含むパスワードを指定した外部データベースを使用している場合に、VMware 移行アシスタントを使用して 6.x vCenter Server システムを vCenter Server 7.x に移行すると、操作が失敗します。たとえば、「Admin!23迁移」のようなパスワードです。この場合、移行アシスタントのコンソールに次のエラーが表示されます。

    Error:Component com.vmware.vcdb failed with internal error
    Resolution:File Bugzilla PR to VPX/VPX/vcdb-upgrade

    回避策:なし

  • vCenter Server 7.x から vCenter Server 7.0 Update 1 へのアップデート中に、vCenter Single Sign-On パスワードを入力するように求められる

    vCenter Server 7.x から vCenter Server 7.0 Update 1 へのアップデート中に、vCenter Single Sign-On パスワードを入力するように求めるプロンプトが表示されます。

    回避策:vCenter Server 管理インターフェイスを使用してアップデートを実行する場合は、vCenter Single Sign-On 管理者パスワードを入力する必要があります。
    ソフトウェア パッケージまたは CLI を使用して対話形式でアップデートを実行する場合は、vCenter Single Sign-On 管理者のパスワードをインタラクティブに入力する必要があります。
    ソフトウェア パッケージまたは CLI を使用して非対話的にアップデートを実行する場合は、vCenter Single Sign-On パスワードを次の形式の応答ファイルで指定する必要があります。
    { "vmdir.password": "SSO Password of Administrator@<SSO-DOMAIN> user" }

  • vSphere Lifecycle Manager イメージを使用して、VMware vSphere High Availability が有効なクラスタに ESXi ホストを追加すると、NSX を適用または削除できなくなることがある

    vSphere Lifecycle Manager イメージを使用して複数の ESXi ホストを vSphere HA が有効なクラスタに追加しているときに NSX を適用または削除する操作を開始すると、NSX 関連の操作が失敗し、vSphere Client に次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。
    クラスタ「<cluster_name>」上の一部のホストの vSphere HA エージェントが vSphere HA マスター エージェントではなく、vSphere HA マスター エージェントに接続もされていません。HA 構成が正しいことを確認してください。
    この問題は、vSphere Lifecycle Manager が、クラスタに追加される ESXi ホストの vSphere HA を一度に 1 つずつ構成するために発生します。vSphere HA による構成操作が進行中のときに NSX の適用操作または削除操作を実行すると、2 つの異なる ESXi ホストに対する vSphere HA の構成操作の間に NSX 操作がキューに登録される可能性があります。このような場合、クラスタの健全性チェック エラーで NSX 操作が失敗します。これは、その時点でのクラスタの状態が、想定される状態(すべての ESXi ホストで vSphere HA が構成され、実行されている状態)と一致しないためです。複数の ESXi ホストをクラスタに同時に追加すると、問題が発生する可能性が高くなります。

    回避策:クラスタで、vSphere HA を無効にしてから有効にします。NSX の適用操作または削除操作を続行します。

  • vCenter Server 7.0 システムのアップグレード後、vSphere Client の vSphere Pod の [サマリ] タブに IP アドレスが表示されない

    vCenter Server 7.0 システムを新しいバージョンにアップグレードした場合、vSphere Client の vSphere Pod の [サマリ] タブに IP アドレスが表示されなくなりました。

    回避策:Kubernetes CLI Tools for vSphere を使用して、ポッドの詳細を確認します。

    1. 前提条件として、ポッド名と名前空間名をコピーします。 
      • vSphere Client で [ワークロード管理] > [クラスタ] の順に移動します。
      • [制御プレーン ノードの IP アドレス] タブに表示されている IP アドレスをコピーします。
      • https://<control_plane_node_IP_address> にアクセスして、Kubernetes CLI Tools の kubectlkubectl-vsphere をダウンロードできます。
        または、「Kubernetes CLI Tools for vSphere のダウンロードとインストール」の手順を実行します。
    2. vSphere の CLI プラグインを使用して、ポッドの詳細を確認します。
      1. 次のコマンドを使用して、スーパーバイザー クラスタにログインします。
        kubectl vsphere login --server=https://<server_adress> --vsphere-username <your user account name> --insecure-skip-tls-verify
      2. 手順 1 でコピーした名前を使用して、ポッドの詳細を取得するコマンドを実行します。
        kubectl config use-context <namespace_name> 
        および
        kubectl describe pod <pod_name> -n <namespace_name> 

    その結果、IP アドレスが次のような出力に表示されます。

    $ kubectl describe pod helloworld -n my-podvm-ns ...
    ステータス: 実行中
    IP アドレス: 10.0.0.10
    IPs:
     IP アドレス: 10.0.0.10 ...

  • ステージ 2 でポート 5480 を使用して vCenter Server Appliance をデプロイすると、「IP アドレス設定を保存できません」というエラーが表示される

    Web ブラウザで https://appliance-IP-address-or-FQDN:5480 を使用している場合は、vCenter Server Appliance 管理インターフェイスに移動して、新たにデプロイされた vCenter Server Appliance のステージ 2 に進み、固定 IP アドレスを構成するか、IP アドレス設定を変更すると、
    IP アドレス設定を保存できません」などのエラーが表示されます。

    回避策:なし。

バックアップとリストアの問題
  • vCenter Server でファイルベースのバックアップに NFS および SMB プロトコルを使用している場合、vCenter Server 7.x から vCenter Server 7.0 Update 1 へのアップデート後にバックアップが失敗する

    vCenter Server でファイルベースのバックアップにネットワーク ファイル システム (NFS) および Server Message Block (SMB) プロトコルを使用している場合、以前のバージョンの vCenter Server 7.x から vCenter Server 7.0 Update 1 へのアップデート後にバックアップが失敗します。applmgmt.log に、「リモート ストレージのマウントに失敗しました」などのエラー メッセージが記録されます。この問題は、パッチ処理中に実行される Linux カーネルの更新によって発生します。この問題は、vCenter Server 7.0 Update 1 の新規インストールでは発生しません。

    回避策:アップデートの完了後に vCenter Server Appliance を再起動します。

vSphere Lifecycle Manager の問題
  • Java クライアントを使用して修正タスクを確認する際に、修正操作から結果を抽出できない

    Java クライアントを使用して修正タスクを確認する際に、結果を抽出すると、ConstraintValidationException エラーと共に失敗することがあります。この問題は、修正中に ESXi ホストがメンテナンス モードに切り替わらず、「スキップされました」というステータスになった場合に発生しますが、同時に、連続する修正操作に対して「処理中」というフラグが誤って表示されます。これにより、Java クライアントで ConstraintValidationException エラーが発生し、修正操作の結果を抽出できません。

    回避策:ESXi ホストがメンテナンス モードに切り替わらない原因となっている問題を修正し、修正操作を再試行します。

  • New:Auto Deploy を使用して、NSX-T が有効になっているクラスタに vSphere Lifecycle Manager イメージのある ESXi ホストをプロビジョニングしようとすると失敗する

    vSphere Lifecycle Manager イメージで NSX-T を構成したクラスタ上の ESXi ホストのプロビジョニングに Auto Deploy を使用すると、次のような問題が発生する可能性があります。
    ESXi ホストが、トランスポート ノード プロファイル構成の一部として NSX-T で構成されている vSphere Distributed Switch (VDS) への参加に失敗します。
    ESXi ホストは、vCenter Server システムに追加された後もメンテナンスモードのままであるか、ESXi ホストが vCenter Server システムに参加できません。
    vSphere Client に、次のようなエラー メッセージが表示されます。
    ホストをクラスタに追加できません。1つのイメージを使用してホストを管理するクラスタにステートレスホストを追加できない

    影響を受ける ESXi ホストの var/log フォルダにある syslog.log ファイルには、次のようなバックトレースが表示されます。

    ~~~2020-07-24T10:58:46Z Host Profiles[1000350314 opID=MainThread]: INFO: Successfully initialized privilege list.
    2020-07-24T10:58:46Z HostProfileManager:
    2020-07-24 10:58:46,481 [MainProcess INFO 'root' MainThread] Starting CGI server on stdin/stdout
    2020-07-24T10:58:46Z Host Profiles[1000350314 opID=28ea1be8-05-84-1da1]: INFO: Calling QueryState()
    2020-07-24T10:58:46Z Host Profiles[1000350314 opID=28ea1be8-05-84-1da1]: INFO: State = (vmodl.KeyAnyValue) [ (vmodl.KeyAnyValue) { dynamicType = , dynamicProperty = (vmodl.DynamicProperty) [], key = 'NSX_INSTALL_OPAQUE_SWITCH_STATUS', value = (str) [ 'OpaqueSwitchProfile' ] }, (vmodl.KeyAnyValue) { dynamicType = , dynamicProperty = (vmodl.DynamicProperty) [], key = 'REAPPLY_REQUIRED', value = (str) [ 'DvsProfile' ] }, (vmodl.KeyAnyValue) { dynamicType = , dynamicProperty = (vmodl.DynamicProperty) [], key = 'NSX_DVS_CONFIG_REQUIRED', value = (str) [ 'DvsProfile' ] } ]
    2020-07-24T10:58:46Z Host Profiles[1000350314 opID=28ea1be8-05-84-1da1]: INFO: Cleaned up Host Configuration
    2020-07-24T10:58:46Z Host Profiles[1000350314 opID=28ea1be8-05-84-1da1]: INFO: Returning Host Profile Manager state: (vmodl.KeyAnyValue) [ (vmodl.KeyAnyValue) { dynamicType = , dynamicProperty = (vmodl.DynamicProperty) [], key = 'NSX_INSTALL_OPAQUE_SWITCH_STATUS', value = (str) [ 'OpaqueSwitchProfile' ] }, (vmodl.KeyAnyValue) { dynamicType = , dynamicProperty = (vmodl.DynamicProperty) [], key = 'REAPPLY_REQUIRED', value = (str) [ 'DvsProfile' ] }, (vmodl.KeyAnyValue) { dynamicType = , dynamicProperty = (vmodl.DynamicProperty) [], key = 'NSX_DVS_CONFIG_REQUIRED', value = (str) [ 'DvsProfile' ] } ]

    この問題は、管理者が ESXi ホストを修正したときに、NSX-T VIB がトランスポート ノードから削除されるなど、クラスタで vSphere Lifecycle Manager が有効になっている場合に発生します。

    回避策:VMware のナレッジベースの記事 80697 に記載された手順を参照してください。

  • ROBO (Remote Office and Branch Office) 環境の一般的な vSphere Lifecycle Manager デポとローカル デポが同期しない場合がある

    インターネットへのアクセスがないか制限されている、または vCenter Server への接続が制限されている ROBO クラスタは、vCenter Server の vSphere Lifecycle Manager にアクセスしなくても、ローカル デポからイメージをダウンロードできます。ただし、vSphere Lifecycle Manager は、中央レベルでのみ事前検証済みイメージの形式でソフトウェア推奨事項を生成し、デポのオーバーライドでは推奨イメージの内容を利用できない場合があります。

    回避策:推奨イメージを使用する場合は、デポのオーバーライドと中央デポの間でコンテンツが同期されていることを確認します。

  • ロックダウン モードが有効になっている ESXi ホストで vSphere Lifecycle Manager を使用したクラスタの修正に失敗することがある

    ロックダウン モードが有効になっている ESXi のホストがクラスタにある場合、vSphere Lifecycle Manager を使用した修正操作によって、そのようなホストがスキップされることがあります。ログ ファイルに、「ホストのスキャン タスクが失敗しました」や「com.vmware.vcIntegrity.lifecycle.EsxImage.UnknownError An unknown error occurred while performing the operation.」などのエラーが表示されます。

    回避策:ロックダウン モードの例外リストに root ユーザーを追加し、クラスタの修正を再試行します。

ネットワークの問題
  • vSphere クラスタで vSphere with Tanzu を無効にすると、エラーと共に操作が停止する

    Supervisor Cluster の外部にある一部の仮想マシンが、クラスタの任意の NSX セグメント ポート グループにある場合、クリーンアップ スクリプトは、そのようなポートを削除することも、クラスタにある vSphere with Tanzu を無効にすることもできません。vSphere Client では「NSX Manager へのクリーンアップ要求に失敗しました」というエラーが表示され、操作が「削除中」ステータスで停止します。/var/log/vmware/wcp/wcpsvc.log ファイルに、次のようなエラー メッセージが記録されます。
    Segment path=[...] has x VMs or VIFs attached.Disconnect all VMs and VIFs before deleting a segment.

    回避策:/var/log/vmware/wcp/wcpsvc.log ファイルに示されている仮想マシンをセグメントから削除します。リストアが完了するまで待ちます。

  • NSX 6.4.7 にアップグレードした後、IPv6 ネットワーク上のワークロード仮想マシンに固定 IPv6 アドレスが割り当てられている場合、仮想マシンは Edge の IPv6 ゲートウェイ インターフェイスに ping を送信できない

    この問題は、vSphere Distributed Switch を 6.x から 7.0 にアップグレードした後に発生します。

    回避策 1:

    すべてのホストが接続されている Distributed Switch を選択し、[編集] 設定に移動し、[マルチキャスト] オプションで基本に切り替えます。

    回避策 2:

    Edge ファイアウォールに次のルールを追加します。

    ping の許可ルール。

    Multicast Listener Discover (MLD) の許可ルール(icmp6 の type 130 (v1) および type 143 (v2))。

vSAN の問題
  • 優先サイトでネットワーク障害が発生すると仮想マシンの接続が失われる

    vSAN ストレッチ クラスタのセットアップでは、優先サイトでネットワーク障害が発生すると、サイト上のすべての仮想マシンにアクセスできなくなる場合があります。仮想マシンはセカンダリ サイトにフェイルオーバーしません。ネットワーク障害が復旧するまで、仮想マシンにはアクセスできません。

    回避策:なし。

  • New:vSAN のフォールト ドメイン アウェア アップグレードがコンポーネント レベルで機能しない

    管理者ユーザーが vSAN を選択してフォールト ドメインにアップグレードするオプションを選択した場合、vSphere Lifecycle Manager ユーザーインターフェイスまたは API から目的のイメージを直接修正するか、NSX-T VIBs などの1つのコンポーネントをアップグレードするかを選択できます。ユーザー インターフェイスまたは API から目的のイメージを修正すると、vSAN フォルト ドメインの認識は遵守されますが、コンポーネントの修正には使用されません。

    回避策:なし

vSphere クラスタ サービスの問題
  • クラスタ内の vSphere クラスタ サービス エージェント仮想マシンがすべて停止していると、クラスタ内の vSphere DRS が機能しない 

    vSphere クラスタ サービス エージェント仮想マシンをクラスタでデプロイまたはパワーオンできない場合、vSphere DRS などのサービスが影響を受けることがあります。

    回避策:問題と回避策の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB79892 を参照してください。

  • vSphere クラスタ サービスをサポートするシステム仮想マシンが、クラスタおよびデータストアのメンテナンス ワークフローに影響を与える場合がある

    vCenter Server 7.0 Update 1 では、vSphere DRS が正常な動作を確実にするために、vSphere クラスタ サービスにより、すべての vSphere クラスタに一連のシステム仮想マシンが追加されています。システム仮想マシンは、暗黙的なデータストア選択ロジックを使用して自動的にデプロイされます。クラスタの構成によっては、システム仮想マシンがクラスタやデータストアのメンテナンス ワークフローの一部に影響を与える場合があります。

    回避策:影響を受けるワークフローや、回避策の詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB79892 および KB80483 を参照してください。

以前のバージョンの既知の問題

以前からの既知の問題のリストを表示するには、ここをクリックします。

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