データ ネットワークの仮想 IP アドレス (VIP) サブネットを構成します。仮想サービスが特定の VIP ネットワークに配置されている場合に使用する VIP 範囲を構成できます。サービス エンジンに対して DHCP を構成できます。DHCP が使用できない場合は、必要に応じて、該当するネットワーク上のサービス エンジン インターフェイスに割り当てられる IP アドレス プールを構成できます。
手順
- Avi Controller ダッシュボードで、左上隅にあるメニューをクリックして、[インフラストラクチャ] を選択します。
- [ネットワーク] をクリックして、vCenter Server 上のネットワークのリストを表示します。
- 仮想 IP アドレスを提供するデータ ネットワークを特定し、編集アイコンをクリックしてネットワーク設定を編集します。
たとえば、
Data Nework
など。
- データ ネットワークで DHCP が使用可能な場合は、[DHCP 有効] を選択したままにします。
DHCP を使用できない場合は、このオプションを選択解除します。
- [仮想サービス配置に対し検出されたサブネットの除外] を選択解除します。このオプションを選択解除すると、仮想 IP アドレス配置に構成されているサブネットを使用できます。
仮想マシンがネットワーク上で実行されていて、タイプが
[検出済み] と表示される場合、Avi Controller はネットワークの CIDR を自動的に検出します。
- Avi Controller が IP サブネットを自動的に検出する場合は、サブネットの IP アドレス範囲を構成します。
- 検出されたネットワークの [編集] アイコンをクリックします。
- [固定 IP アドレス プールの追加] を選択します。
- 1 つ以上の IP アドレスまたは IP アドレス範囲を入力します。
たとえば、
10.202.35.1-10.202.35.254
など。
注:
0
で終わる IP アドレスを入力できます。たとえば、
192.168.0.0
です。表示される警告は無視してください。
- サービス エンジンの IP アドレスに DHCP を使用できる場合は、[VIP と SE に固定 IP アドレスを使用] を選択解除し、[VIP に使用] を選択します。
- [保存] をクリックします。
- コントローラで IP サブネットとそのタイプが検出されない場合は、次の手順を実行します。
- [サブネットの追加] をクリックします。
- [IP サブネット] で、仮想 IP アドレスを提供するネットワークの CIDR を入力します。
たとえば、
10.202.35.0/22
。
- [固定 IP アドレス プールの追加] を選択します。
- 1 つ以上の IP アドレスまたは IP アドレス範囲を入力します。
範囲は
[IP サブネット] のネットワーク CIDR のサブネットである必要があります。たとえば、
10.202.35.1-10.202.35.254
など。
注:
0
で終わる IP アドレスを入力できます。たとえば、
192.168.0.0
です。表示される警告は無視してください。
- サービス エンジンの IP アドレスに DHCP を使用できる場合は、[VIP と SE に固定 IP アドレスを使用] を選択解除し、[VIP に使用] を選択します。
- [保存] をクリックして、サブネットの構成を保存します。
[ネットワーク設定の編集] 画面に、タイプが
[構成済み] の IP サブネットと IP アドレス プールが一覧表示されます。
- [保存] をクリックして、ネットワーク設定を保存します。
結果
[ネットワーク] 画面には、構成済みのネットワークが一覧表示されます。
例
Primary Workload Network
ネットワークには、検出されたネットワークが
10.202.32.0/22
として、構成されたサブネットが
10.202.32.0/22 [254/254]
としてそれぞれ表示されます。これは、254 の仮想 IP アドレスが
10.202.32.0/22
からのものであることを示します。サマリ ビューには、IP アドレス範囲
10.202.35.1-10.202.35.254
は一覧表示されません。