データ ネットワークの仮想 IP アドレス (VIP) サブネットを構成します。仮想サービスが特定の VIP ネットワークに配置されている場合に使用する VIP 範囲を構成できます。サービス エンジンに対して DHCP を構成できます。DHCP が使用できない場合は、必要に応じて、該当するネットワーク上のサービス エンジン インターフェイスに割り当てられる IP アドレス プールを構成できます。

手順

  1. Avi Controller ダッシュボードで、左上隅にあるメニューをクリックして、[インフラストラクチャ] を選択します。
  2. [ネットワーク] をクリックして、vCenter Server 上のネットワークのリストを表示します。
  3. 仮想 IP アドレスを提供するデータ ネットワークを特定し、編集アイコンをクリックしてネットワーク設定を編集します。
    たとえば、 Data Nework など。
  4. データ ネットワークで DHCP が使用可能な場合は、[DHCP 有効] を選択したままにします。
    DHCP を使用できない場合は、このオプションを選択解除します。
  5. [仮想サービス配置に対し検出されたサブネットの除外] を選択解除します。このオプションを選択解除すると、仮想 IP アドレス配置に構成されているサブネットを使用できます。
    仮想マシンがネットワーク上で実行されていて、タイプが [検出済み] と表示される場合、Avi Controller はネットワークの CIDR を自動的に検出します。
  6. Avi Controller が IP サブネットを自動的に検出する場合は、サブネットの IP アドレス範囲を構成します。
    1. 検出されたネットワークの [編集] アイコンをクリックします。
    2. [固定 IP アドレス プールの追加] を選択します。
    3. 1 つ以上の IP アドレスまたは IP アドレス範囲を入力します。
      たとえば、 10.202.35.1-10.202.35.254 など。
      注: 0 で終わる IP アドレスを入力できます。たとえば、 192.168.0.0 です。表示される警告は無視してください。
    4. サービス エンジンの IP アドレスに DHCP を使用できる場合は、[VIP と SE に固定 IP アドレスを使用] を選択解除し、[VIP に使用] を選択します。
    5. [保存] をクリックします。
  7. コントローラで IP サブネットとそのタイプが検出されない場合は、次の手順を実行します。
    1. [サブネットの追加] をクリックします。
    2. [IP サブネット] で、仮想 IP アドレスを提供するネットワークの CIDR を入力します。
      たとえば、 10.202.35.0/22
    3. [固定 IP アドレス プールの追加] を選択します。
    4. 1 つ以上の IP アドレスまたは IP アドレス範囲を入力します。
      範囲は [IP サブネット] のネットワーク CIDR のサブネットである必要があります。たとえば、 10.202.35.1-10.202.35.254 など。
      注: 0 で終わる IP アドレスを入力できます。たとえば、 192.168.0.0 です。表示される警告は無視してください。
    5. サービス エンジンの IP アドレスに DHCP を使用できる場合は、[VIP と SE に固定 IP アドレスを使用] を選択解除し、[VIP に使用] を選択します。
    6. [保存] をクリックして、サブネットの構成を保存します。
    [ネットワーク設定の編集] 画面に、タイプが [構成済み] の IP サブネットと IP アドレス プールが一覧表示されます。
  8. [保存] をクリックして、ネットワーク設定を保存します。

結果

[ネットワーク] 画面には、構成済みのネットワークが一覧表示されます。

Primary Workload Network ネットワークには、検出されたネットワークが 10.202.32.0/22 として、構成されたサブネットが 10.202.32.0/22 [254/254] としてそれぞれ表示されます。これは、254 の仮想 IP アドレスが 10.202.32.0/22 からのものであることを示します。サマリ ビューには、IP アドレス範囲 10.202.35.1-10.202.35.254 は一覧表示されません。