サブスクライブ済みコンテンツ ライブラリが容量に達した場合は、Tanzu Kubernetes クラスタを移行して、追加のストレージ容量を持つ新しいライブラリを使用することができます。

vSphere 管理者がサブスクライブ済みコンテンツ ライブラリを作成する場合、管理者はライブラリ コンテンツを格納するためのデータストア(この場合は OVA ファイル)を指定します。時間の経過とともに配布される Kubernetes バージョンが増え、更新のたびに OVA ファイルが追加されるため、サブスクライブ済みコンテンツ ライブラリのサイズは拡大します。サブスクライブ済みコンテンツ ライブラリには容量が明示的に設定されていませんが、データストアの容量によって制限されています。

サブスクライブ済みコンテンツ ライブラリが容量に達すると、Internal error occurred: get library items failed for. というメッセージが表示されることがあります。この場合は、Tanzu Kubernetes クラスタを新しいサブスクライブ済みコンテンツ ライブラリに移行してストレージ容量を増やすことができます。移行は、vSphere 管理者が vSphere Client を使用して実行します。

手順

  1. ターゲット クラスタ用に十分な容量がある新しいサブスクライブ済みコンテンツ ライブラリを作成します。Tanzu Kubernetes リリース のサブスクライブ済みコンテンツ ライブラリの作成、セキュリティ保護、同期を参照してください。
  2. vSphere Client を使用して、vCenter Server にログインします。
  3. [メニュー] > [ホストおよびクラスタ] の順に選択します。
  4. Tanzu Kubernetes クラスタを含む スーパーバイザー クラスタ がプロビジョニングされている vSphere クラスタ オブジェクトを選択します。
  5. [構成] タブを選択します。
  6. ナビゲーション パネルの [名前空間] > [全般] > [] オプションを選択します。
  7. メイン パネルの [コンテンツ ライブラリ] セクションの横の [編集] をクリックします。
  8. 作成した新しいコンテンツ ライブラリを選択し、[OK] をクリックします。
    この操作により、クラスタ構成の更新がトリガされます。
    注: コンテンツ ライブラリを変更した後、 Tanzu Kubernetes クラスタがコンテンツ ソースから変更を取得できるまでに最大 10 分かかることがあります。