vSphere with Tanzu では、スーパーバイザー クラスタvSphere 名前空間、名前空間内で実行されるすべてのオブジェクト(vSphere ポッド、仮想マシン、Tanzu Kubernetes クラスタなど)への接続を有効にするために、特定のネットワーク構成が必要です。vSphere 管理者は、vSphere with Tanzu で使用する NSX-T Data Center をインストールして構成します。

スーパーバイザー クラスタ は、固定型ネットワーク構成を使用します。同じネットワーク モデルをデプロイする スーパーバイザー クラスタ ネットワークを構成するには、次の 2 つの方法があります。
  • スーパーバイザー クラスタ ネットワークを構成する最も簡単な方法は、VMware Cloud Foundation SDDC Manager を使用することです。詳細については、VMware Cloud Foundation SDDC Manager のドキュメントを参照してください。詳細については、ワークロード管理の操作を参照してください。
  • 既存の NSX-T Data Center デプロイを使用するか、NSX-T Data Center の新しいインスタンスをデプロイすることによって、スーパーバイザー クラスタ ネットワークを手動で構成することもできます。

NSX-T Data Center を含む スーパーバイザー クラスタ のワークフロー

vSphere 管理者は、vSphere クラスタを、vSphere ネットワーク スタックを使用する スーパーバイザー クラスタ として構成できます。
図 1. NSX-T Data Center ネットワークを使用する スーパーバイザー クラスタ のワークフロー

初期プラットフォーム構成のワークフロー