DevOps エンジニアは、Kubernetes ボリューム拡張機能を使用して、パーシステント ブロック ボリュームを作成後に拡張できます。オフライン ボリュームとオンライン ボリュームの拡張は、スーパーバイザー クラスタ と Tanzu Kubernetes の両方のタイプのクラスタでサポートされます。
デフォルトでは、vSphere with Tanzu 環境に表示されるストレージ クラスについて、allowVolumeExpansion
が true
に設定されています。このパラメータを使用して、オフライン ボリュームまたはオンライン ボリュームのサイズを変更できます。
ボリュームは、ノードまたはポッドに接続されていない場合はオフラインと見なされます。オンライン ボリュームは、ノードまたはポッドで使用可能なボリュームです。
ボリューム拡張機能のサポート レベルは、vSphere のバージョンによって異なります。拡張をサポートする適切なバージョンに vSphere 環境をアップグレードすると、以前のバージョンの vSphere で作成されたボリュームを拡張できます。
Tanzu Kubernetes クラスタを使用する場合は、Tanzu Kubernetes クラスタと スーパーバイザー クラスタ の両方を、機能がサポートされる適切なバージョンにアップグレードしてください。Tanzu Kubernetes クラスタの機能は、スーパーバイザー クラスタ でその機能が有効かどうかで決まります。
たとえば、Tanzu Kubernetes クラスタを vSphere 7.0 Update 2 にアップグレードし、スーパーバイザー クラスタ を 7.0 Update 1 のままにすると、Tanzu Kubernetes クラスタでオンライン ボリュームの拡張が機能しません。
スーパーバイザー クラスタ 7.0 | スーパーバイザー クラスタ 7.0 Update 1 | スーパーバイザー クラスタ 7.0 Update 2 | |
Tanzu Kubernetes クラスタ 7.0 | Tanzu Kubernetes クラスタまたは スーパーバイザー クラスタ におけるオフラインおよびオンライン拡張:not supported | Tanzu Kubernetes クラスタまたは スーパーバイザー クラスタ におけるオフラインおよびオンライン拡張:not supported |
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Tanzu Kubernetes クラスタ 7.0 Update 1 | Tanzu Kubernetes クラスタまたは スーパーバイザー クラスタ におけるオフラインおよびオンライン拡張:not supported |
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Tanzu Kubernetes クラスタ 7.0 Update 2 | Tanzu Kubernetes クラスタまたは スーパーバイザー クラスタ におけるオフラインおよびオンライン拡張:not supported |
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Tanzu Kubernetes クラスタまたは スーパーバイザー クラスタ におけるオフラインおよびオンライン拡張:supported |
- ボリュームは、ストレージ割り当てで指定された制限まで拡張できます。vSphere with Tanzu は、パーシステント ボリュームの要求オブジェクトに対する連続したサイズ変更要求をサポートします。
- VMFS、vSAN、vSAN Direct、vVols、NFS など、すべてのタイプのデータストアでボリューム拡張がサポートされます。
- デプロイまたはスタンドアローン ポッドのボリューム拡張を実行できます。
- 静的にプロビジョニングされたボリュームにストレージ クラスが関連付けられている場合は、スーパーバイザー クラスタ および Tanzu Kubernetes クラスタでそのボリュームのサイズを変更できます。
- StatefulSet の一部として作成されたボリュームは拡張できません。
- ボリュームをバッキングする仮想ディスクにスナップショットがある場合、そのサイズは変更できません。
- vSphere with Tanzu では、ツリー内または移行後のボリュームの拡張はサポートされません。