vSAN ネットワークを構成するときに、複数の VMkernel アダプタを使用して高度な NIC チーミングを実装できます。リンク集約プロトコル (LAG/LACP) を使用すると、vSAN ネットワークを 1 つの VMkernel アダプタで構成できます。
高度な NIC チーミングを使用すると air gap ネットワークを実装できます。1 つのネットワーク パスで障害が発生しても、その影響が他のネットワーク パスに及ぶことはありません。1 つのネットワーク パスの一部で障害が発生した場合、他のネットワーク パスでトラフィックが処理されます。別の VLAN または物理ネットワーク ファブリックなどの異なるサブネットで、vSAN 用に複数の VMkernel NIC を構成します。
vSphere と vSAN では、同じサブネット上の複数の VMkernel アダプタ (vmknics) はサポートされません。詳細については、VMware KB 2010877 を参照してください。
![高度な NIC チーミング](images/GUID-1369ED4D-C2D5-4727-A670-26B067E7DF42-low.png)