容量効率の手法を使用すると、データを保存するための容量を削減できます。
これらの手法では、ニーズを満たすために必要な合計ストレージ容量を削減できます。vSAN 6.7 Update 1 以降では、削除された vSAN オブジェクトにマッピングされたストレージ容量を再利用するための SCSI unmap コマンドがサポートされています。
vSAN クラスタでデデュープと圧縮を使用すると、重複データを排除して、データを保存するために必要な容量を削減できます。また、圧縮のみの vSAN を使用すると、サーバのパフォーマンスを損なわずにストレージ要件を削減できます。
仮想マシンに [障害の許容方法] ポリシー属性を設定して、RAID 5 または RAID 6 イレージャ コーディングを使用できます。イレージャ コーディングでは、デフォルトの RAID 1 ミラーリングよりも少ないストレージ容量でデータを保護できます。
デデュープと圧縮および RAID 5 または RAID 6 イレージャ コーディングを使用することで、ストレージ容量をさらに節約できます。RAID 5 または RAID 6 ではそれぞれ、RAID 1 よりも明確に容量の節約を定義することが可能です。デデュープおよび圧縮を使用すれば、さらなる節約が期待できます。