UNMAP コマンドを使用すると、ゲストが vSAN オブジェクトに作成し、vSAN 分散ファイル システム (VDFS) から削除されたファイルにマッピングされたストレージ容量を再利用できます。
vSAN 6.7 Update 2 以降では、UNMAP コマンドがサポートされます。ファイルとスナップショットを削除すると、ファイル システム内の容量が解放されます。この空き容量は、ファイル システムが解放またはマッピング解除するまで、ストレージ デバイスにマッピングされます。vSAN は、マッピング解除とも呼ばれる空き容量の再利用をサポートしています。ファイル共有とスナップショットの削除、ファイル共有とスナップショットの統合などを行うときに、VDFS のストレージ容量を解放できます。ファイルまたはスナップショットを削除するときに、ストレージ容量のマッピングを解除できます
マッピング解除機能は、デフォルトでは無効です。vSAN クラスタでマッピング解除を有効にするには、次の RVC コマンドを使用します。
vsan.unmap_support –enable
vSAN クラスタでマッピング解除を有効にするときは、すべての仮想マシンをパワーオフしてからパワーオンする必要があります。マッピング解除操作を実行するには、仮想マシンでバージョン 13 以降の仮想ハードウェアを使用する必要があります。