NFS ファイル共有へのアクセス

NFS ファイル システムと通信するオペレーティング システムを使用して、ホスト クライアントからファイル共有にアクセスできます。RHEL ベースの Linux ディストリビューションの場合、NFS 4.1 のサポートは、カーネル 3.10.0-514 以降を実行している RHEL 7.3 と CentOS 7.3-1611 で利用できます。Debian ベースの Linux ディストリビューションの場合、NFS 4.1 サポートは Linux カーネル バージョン 4.0.0 以降で利用できます。NFSv4.1 が動作するには、すべての NFS クライアントに一意のホスト名が必要です。プライマリ IP アドレスを指定して Linux マウント コマンドを実行し、vSAN のファイル共有をクライアントにマウントできます。例：mount -t nfs4 -o minorversion=1,sec=sys <primary ip>:/vsanfs/<share name>NFSv3 サポートは、RHEL ベースと Debian ベースの Linux ディストリビューションで使用できます。Linux の mount コマンドを実行し、vSAN のファイル共有をクライアントにマウントできます。例：mount -t nfs vers=3 <nfsv3_access_point> <localmount_point>。

例

ホスト クライアントから NFS ファイル共有を検証するための v41 コマンドのサンプル：

[root@localhost ~]# mount -t nfs4 -o minorversion=1,sec=sys <primary ip address>:/vsanfs/TestShare-0 /mnt/TestShare-0
[root@localhost ~]# cd /mnt/TestShare-0/
[root@localhost TestShare-0]# mkdir bar
[root@localhost TestShare-0]# touch foo
[root@localhost TestShare-0]# ls -l
total 0
drwxr-xr-x. 1 root root 0 Feb 19 18:35 bar
-rw-r--r--. 1 root root 0 Feb 19 18:35 foo