vSAN ファイル サービスの設定を編集したり、再構成することができます。

前提条件

  • vSAN 7.0 から 7.0 Update 1 にアップグレードする場合は、SMB および NFS の Kerberos ファイル共有を作成できます。これには、vSAN ファイル サービスに Active Directory ドメインを構成する必要があります。
  • アクティブな共有がある場合、Active Directory ドメインの変更はできません。このアクションを実行すると、アクティブな共有のユーザー権限が損なわれる可能性があります。
  • Active Directory のパスワードが変更されている場合は、Active Directory の設定を編集して、新しいパスワードを入力できます。
    注: この操作により、ファイル共有で実行中の I/O が若干中断する可能性があります。

手順

  1. vSAN クラスタに移動し、[構成] > [vSAN] > [サービス] の順にクリックします。
  2. [ファイル サービス] 行で[編集]> [ドメインを編集] をクリックします。
    [ファイル サービス ドメイン] ウィザードが開きます。
  3. [ファイル サービス ドメイン] ページで、ファイル サービスのドメイン名を編集し、[次へ] をクリックします。
  4. [ネットワーク] ページで、適切な構成変更を行い、[次へ] をクリックします。プライマリ IP アドレス、固定 IP アドレス、DNS 名を編集できます。プライマリ IP アドレスまたは固定 IP アドレスを追加または削除できます。IP アドレスを変更せずに DNS 名を変更することはできません。
    注: ドメイン情報の変更は、中断操作です。ファイル共有に再接続する際に、すべてのクライアントで新しい URL の使用が必要になる場合があります。
  5. [ディレクトリ サービス] ページで、ディレクトリに関連する適切な変更を行い、[次へ] をクリックします。
    注: vSAN ファイル サービスを最初に構成した後、Active Directory ドメイン、組織単位、ユーザー名を変更することはできません。
  6. [確認] ページで、必要な変更を行った後、[終了] をクリックします。

結果

変更が vSAN ファイル サービス構成に適用されます。