ファイル サービスを構成すると、vSAN データストアにファイル共有を作成できます。
前提条件
- vSAN ファイル サービスを有効にします。
- vSAN ファイル サービス ネットワークからファイル サーバの IP アドレスとして固定 IP アドレスを割り当てます。各 IP アドレスは、vSAN ファイル共有への単一のアクセス ポイントになります。
- 最適なパフォーマンスを実現するには、IP アドレスの数は vSAN クラスタ内のホスト数と同じにする必要があります。
- すべての固定 IP アドレスは、同じサブネットのアドレスにする必要があります。
- 各固定 IP アドレスには FQDN が対応しています。これは、DNS サーバの正引き参照ゾーンと逆引きゾーンの一部にする必要があります。
- Kerberos ベースの SMB ファイル共有または Kerberos ベースの NFS ファイル共有を作成する場合は、次のものが必要です。
- Kerberos セキュリティで SMB ファイル共有または NFS ファイル共有を作成する場合は、認証を行う Active Directory (AD) ドメイン。
- (オプション)すべてのファイル サーバ コンピュータ オブジェクトを作成する Active Directory 組織単位。
- コンピュータ オブジェクトの作成および削除を行うために適切な権限を持つディレクトリ サービスのドメイン ユーザー。
手順
結果
ファイル サービス ドメインが構成されます。ファイル サーバが、vSAN ファイル サービスの構成プロセスで割り当てられた IP アドレスを使用して起動します。