vSAN クラスタで健全性テストを実行すると、クラスタ コンポーネントが期待どおりに動作しているかを確認することができます。
注: ネットワーク トラフィックが発生し、
vSAN のワークロードに影響を及ぼすため、本番環境ではプロアクティブ テストを実行しないでください。
仮想マシン作成テストを実行し、
vSAN クラスタの健全性を確認します。このテストを実行すると、クラスタの各ホストに仮想マシンが作成されます。このテストでは、仮想マシンの作成と削除が行われます。仮想マシンの作成タスクと削除タスクが成功した場合は、クラスタ コンポーネントが正常に動作しており、クラスタが機能しているものと想定します。
ネットワーク パフォーマンス テストを実行し、接続に関する問題を検出して診断し、ホスト間のネットワーク バンド幅が vSAN の要件をサポートしていることを確認します。テストはクラスタ内のホスト間で実行されます。このテストでは、ホスト間のネットワーク バンド幅を確認して、バンド幅が 850 Mbps を下回っている場合は、警告を報告します。プロアクティブ テストは、最大 10 Gbps の速度制限で実行できます。vSAN ESA では、結果が 0 bps の場合、プロアクティブ テストからエラーが報告されます。結果がゼロ以外の場合は、[健全性ステータス] にテスト結果が情報として表示されます。
プロアクティブ テストを利用するには、vSphere Client で、vSAN クラスタを選択し、[監視] タブをクリックします。[vSAN] > [プロアクティブ テスト] の順にクリックします。