vCenter HA クラスタはその構成の編集を通じて、無効(または有効)にしたりメンテナンス モードにしたり削除したりすることができます。
vCenter Server の運用モードでは、vCenter HA クラスタでフェイルオーバー機能および状態のレプリケーションを制御します。
vCenter HA クラスタは、次のいずれかのモードで運用することができます。
モード | 自動フェイルオーバー | 手動フェイルオーバー | レプリケーション | |
---|---|---|---|---|
有効にする | はい | はい | はい | このデフォルトの運用モードでは、自動フェイルオーバーを実行して、ハードウェアおよびソフトウェア障害から vCenter Server を保護します。 |
メンテナンス | なし | はい | はい | 一部のメンテナンス タスクで使用します。一方、vCenter HA を無効にしなければならないタスクもあります。 |
無効 | いいえ | いいえ | いいえ | パッシブ ノードまたは監視ノードが失われた場合、または障害から回復中の場合に、vCenter HA の構成を無効にすることができます。アクティブ ノードはスタンドアローン vCenter Server として引き続き実行されます。 |
注: クラスタをメンテナンス モードまたは無効モードのいずれかで運用しているときは、パッシブ ノードおよび監視ノードが失われる場合、または到達不可能な場合でも、アクティブ ノードは引き続きクライアントの要求に対応できます。
前提条件
vCenter HA クラスタがデプロイされていて、アクティブ ノード、パッシブ ノード、および監視ノードが含まれていることを確認します。