メモリの増設など、ESXi ホストのアップグレード作業を行う必要がある場合は、ホストをメンテナンス モードにします。ホストは、ユーザーの要求があった場合のみ、メンテナンス モードを開始または終了します。
実行中の仮想マシンがパワーオフされるか別のホストに移行されるまで、ホストは [メンテナンス モードに切り替えています] 状態になります。メンテナンス モードの、またはメンテナンス モードに切り替え中のホストで仮想マシンをパワーオンしたり、そのホストに仮想マシンを移行したりすることはできません。
ホストをメンテナンス モードに切り替えるには、そのホストで実行されているすべての仮想マシンをパワーオフするか、別のホストに移行する必要があります。仮想マシンを実行しているホストをメンテナンス モードに切り替える場合、そのタスクを完了するため、DRS で実行中の仮想マシンのパワーオフまたは移行を実行する必要があります。仮想マシンのパワーオフまたは移行が完了する前にタイムアウトになると、エラー メッセージが表示されます。
ホスト上のすべての仮想マシンが無効になると、ホストのアイコンが [under maintenance(メンテナンス中)] に変化し、そのホストのサマリ パネルに新しい状態が示されます。メンテナンス モードの間は、そのホストでは、仮想マシンをデプロイしたり、パワーオンしたりすることはできません。
前提条件
ホストをメンテナンス モードに切り替える前に、そのホスト上で実行されている仮想マシンをパワーオフするか、手動または DRS を使用して自動で別のホストに移行します。
手順
結果
[メンテナンス モードの終了] を選択するまで、そのホストはメンテナンス モードになります。