仮想マシン内のシステム パフォーマンスに関する自立性を確保するために、仮想ウォッチドッグ タイマー (VWDT) デバイスを追加できます。ソフトウェアの問題またはエラーが原因でゲスト OS が応答を停止し、単独でリカバリできない場合、VWDT は事前定義された期間待機してからシステムを再起動します。
VWDT は、ゲスト OS、あるいは BIOS または EFI ファームウェアのいずれかを使用して起動できます。VWDT を BIOS または EFI ファームウェアで起動するように選択した場合、ゲスト OS が起動する前に VWDT が起動します。
VWDT は、クラスタ内の各仮想マシンで障害が発生した場合に個別にリカバリできる、ゲストベースのクラスタリング ソリューションで重要な役割を果たします。
VMware Host Client での、仮想ウォッチドッグ タイマー デバイスの仮想マシンへの追加
仮想ウォッチドッグ タイマー デバイスを仮想マシンに追加すると、長期間にわたって仮想マシンのゲスト OS で障害が発生しないようにすることができます。
前提条件
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仮想マシンをパワーオフします。
- 仮想マシンに対する 権限を持っていることを確認します。
- 仮想マシンのゲスト OS が VWDT デバイスをサポートしていることを確認します。
- 仮想ハードウェアのバージョンが 17 であることを確認します。