この手順は、クラスタ全体で共有されているにも関わらず論理的には ESXi ホストのローカルである SAN ブート LUN デバイスのコンプライアンス エラーを解決します。
このコンプライアンス エラーの発生を避けるには、リファレンス ホストからホスト プロファイルを抽出する前に、
[デバイスがクラスタ全体で共有されています] の値を
[False] に設定します。この値は、
esxcli storage core device setconfig -d naa.xxxx --shared-clusterwide=false コマンドを使用して無効にすることができます。
naa.xxxx は、naa 形式で生成された一意のデバイス識別子です。
手順
- [ホスト プロファイル] のメイン ビューに移動し、編集するホスト プロファイルを選択します。
- [構成] タブをクリックし、[ホスト プロファイルの編集] をクリックします。
- の順に選択します。
- チェック ボックスをオフにすることにより、ホスト プロファイルで [デバイスがクラスタ全体で共有されています] を無効にします。
ターゲット ホストにホスト プロファイルを適用すると、リモート起動 LUN デバイスの起動デバイスの設定が、リファレンス ホストからターゲット ホストにコピーされます。
- (オプション) の順に選択し、起動 LUN ID が正しくキャプチャされていることを確認します。
- 変更を有効にするには、リファレンス ホストに対してホスト プロファイルを修正します。
ホスト プロファイルを再抽出する必要がある場合は(共有 SAN 起動 LUN をクラスタに接続する場合など)、以前に ESXCLI で構成したデバイスの
[デバイスがクラスタ全体で共有されています] 設定を再構成する必要はありません。