サービスおよびノードの健全性ステータスを監視して、使用中の環境に問題が存在するかどうかを判断できます。

vSphere Client には、vCenter Server システムの管理スタックにあるすべてのサービスとノードの概要が示されます。vCenter Server インスタンスごとに、デフォルト サービスのリストが提供されます。

ノードの健全性ステータスの表示

vSphere Client で、vCenter Server ノードの健全性ステータスを表示できます。

vCenter Server サービスを実行している vCenter Server インスタンスおよびマシンは、ノードとみなされます。グラフィカルなバッジは、ノードの健全性ステータスを表します。

前提条件

vCenter Server インスタンスへのログインに使用するユーザーが、vCenter Single Sign-On ドメインの SystemConfiguration.Administrators グループのメンバーであることを確認します。

手順

  1. vSphere Client を使用して、vCenter Server インスタンスに administrator@your_domain_name としてログインします。
    アドレスのタイプは、http:// appliance-IP-address-or-FQDN/ui です。
  2. [vSphere Client] メニューから [管理] を選択します。
  3. [デプロイ] > [システム設定] の順に選択します。
  4. ノードを選択して、その健全性ステータスを表示します。
    表 1. 健全性の状態
    バッジ アイコン 説明
    正常な健全性状態のアイコン。 良好。オブジェクトの健全性は正常です。
    健全性に若干の問題がある場合のアイコン。 警告。オブジェクトにいくつかの問題が発生しています。
    健全性に深刻な問題がある場合のアイコン。 最重要。オブジェクトが正常に動作していないか、まもなく動作を停止します。
    不明な健全性状態のアイコン。 不明。このオブジェクトで利用可能なデータはありません。

サービスの健全性ステータスの表示

vCenter Server 管理インターフェイスを使用して、さまざまな vCenter Server サービスの健全性ステータスを表示できます。

注: ログイン セッションは、 vCenter Server 管理インターフェイスを 10 分間アイドル状態で放置すると、期限切れになります。

前提条件

  • vCenter Server が正常にデプロイされ、実行されていることを確認します。
  • Internet Explorer を使用する場合は、セキュリティ設定で TLS 1.0、TLS 1.1、TLS 1.2 が有効になっていることを確認します。

手順

  1. Web ブラウザで、vCenter Server 管理インターフェイス (https://appliance-IP-address-or-FQDN:5480) に移動します。
  2. root としてログインします。
    デフォルトの root パスワードは、 vCenter Server のデプロイ時に設定したパスワードです。
  3. vCenter Server 管理インターフェイスで、[サービス] をクリックします。
  4. 表示されたすべてのサービスの健全性を [健全性] 列で確認できます。