パフォーマンスのメトリックは、メトリックのタイプおよびオブジェクトによって、異なるチャート タイプで表示されます。

表 1. パフォーマンス チャートのタイプ
チャート タイプ 説明
線グラフ 1 つのインベントリ オブジェクトについてメトリックを表示。パフォーマンス カウンタのデータは、それぞれ別の線でチャートに描かれます。たとえば、ホストのネットワーク チャートには 2 つの線が表示され、1 つが受信したパケット数、もう 1 つが送信したパケット数を示します。
棒グラフ 選択したデータセンターにあるデータストアのストレージ メトリックを表示。各データストアは、チャート上で 1 本の棒で示されます。各棒にはファイルタイプ (仮想ディスク、スナップショット、スワップ ファイルなどのファイル) に基づくメトリックが表示されます。
円グラフ ファイルの種類または仮想マシンに基づいた 単一のオブジェクトに関するストレージ メトリックを表示。たとえば、データストアの円グラフでは、容量を最も使用する仮想マシンが占有しているストレージ容量の量を表示できます。
積み重ねグラフ

統計値が最も高い子オブジェクトのメトリックを表示。その他のオブジェクトはすべて合計され、合計値は [その他] として表示されます。たとえば、ホストの CPU 使用量の積み重ねチャートでは、ホスト上で CPU を最も多く使用している 10 台の仮想マシンの CPU 使用量メトリックを表示します。[その他] には、残りの仮想マシンの CPU 使用率の合計値が表示されます。

ホスト自身のメトリックは、別の折れ線グラフに表示されます。

積み重ねグラフは、複数のホストまたは仮想マシン間でリソース割り当てと使用量を比較するために便利です。デフォルトでは、データ カウンタ値が最も高い 10 個の子オブジェクトが表示されます。