メモリ (MB) のチャートは、クラスタの消費メモリを表示します。このチャートは収集レベル 1 の場合のみ表示されます。
このチャートは、クラスタの [パフォーマンス] タブの [ホーム] ビューにあります。
チャートのラベル | 説明 |
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消費 | クラスタ内でパワーオン状態になっているすべての仮想マシンが使用しているホスト マシン メモリの合計。クラスタで消費されたメモリの内訳は、仮想マシンで消費されたメモリとオーバーヘッド メモリです。サービス コンソールまたは VMkernel で使用されるメモリなど、ホスト固有のオーバーヘッド メモリは含まれません。
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合計 | 仮想マシン メモリ (ゲスト OS が使用する物理メモリ) および仮想マシン オーバーヘッド メモリとして使用できるクラスタ内のすべてのホストのマシン メモリの合計。 合計メモリ = ホスト マシンのメモリ合計 - (VMkernel メモリ + サービス コンソールのメモリ + その他のサービス メモリ)
注: totalmb データ カウンタは effectivemem データ カウンタと同じです。これは後方互換性用にのみサポートされています。
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チャートの分析
メモリ使用量は、必ずしもパフォーマンスの問題の指標にはなりません。ホストでスワップまたはバルーンが発生し、その結果仮想マシンのゲストでスワップが発生した場合、メモリ使用量は高くなります。このような場合、CPU のオーバーコミットやストレージの遅延など、ほかの問題を確認してください。
クラスタ、リソース プール、または vApp のメモリ使用量が常に高い場合、次の対応策を検討してください。
# | 解決方法 |
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1 | 各仮想マシンに VMware Tools がインストールされていることを確認する。 |
2 | バルーン ドライバが有効であることを確認する。バルーン ドライバは VMware Tools と一緒にインストールされるもので、パフォーマンスの向上に大きく影響します。VMkernel はバルーンやスワップによって、未使用の仮想マシン メモリを定期的に回収します。一般的に、これは仮想マシンのパフォーマンスに影響を与えません。 |
3 | バルーン値が大きい場合、ホスト上の仮想マシンおよびリソース プールについて、リソース共有、予約、および制限を確認します。ホストの設定が適切で、仮想マシンの設定より小さくないことを確認します。ホスト上に未使用のメモリがあり、仮想マシンでメモリのスワップやバルーンが高頻度で発生している場合、仮想マシン (リソース プールに属している場合はリソース プール) はリソースの上限に達しています。そのホストに設定されているリソースの上限を確認します。 |
4 | クラスタが DRS クラスタではない場合、DRS を有効にする。DRS を有効にするには、次のタスクを実行します。
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5 | クラスタが DRS クラスタの場合は次の処理を行う。
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6 | 1 台以上のホストに物理メモリを追加する。 |