再生モードでは、esxtop は、vm-support を使用して収集したリソース使用率の統計情報を再生します。
再生モードの準備ができると、esxtop をこのモードで使用できます。vm-support の man ページを参照してください。
再生モードでは、esxtop は対話モードと同じ対話コマンドのセットを受け付け、vm-support が収集した読み取り対象のスナップショットがなくなるまで、または指定された回数の反復を完了するまで、動作します。
再生モードの準備
再生モードで実行するには、再生モードの準備が必要です。
手順
結果
再生モードでの esxtop の使用
esxtop を再生モードで使用できます。
注:
esxtop からのバッチ出力は、
resxtop では再生できません。
vm-support によって収集されるスナップショットは、esxtop で置き換えることができます。しかし、ESXi で生成される vm-support の出力は、同じバージョンの ESXi 上で実行される esxtop でのみ置き換えることができます。
手順
- ♦ 再生モードを有効にするには、コマンドライン プロンプトで次のように入力します。
esxtop -R vm-support_dir_path
再生モードのコマンドライン オプション
再生モードでコマンドライン オプションを使用できます。
次の表は、esxtop 再生モードで使用可能なコマンドライン オプションを示します。
オプション | 説明 |
---|---|
R | vm-support によって収集されたスナップショットのディレクトリへのパス。 |
a | すべての統計情報を表示します。このオプションは、構成ファイルの設定をオーバーライドして、すべての統計情報を表示します。構成ファイルは、デフォルトの ~/.esxtop50rc 構成ファイル、またはユーザー定義の構成ファイルのいずれかです。 |
b | esxtop をバッチ モードで実行します。 |
c ファイル名 | ユーザー定義の構成ファイルをロードします。-c オプションを使用しない場合、デフォルトの構成ファイル名は ~/.esxtop50rc です。独自の構成ファイルを作成して別のファイル名を指定するには、単一キー対話コマンドの W を使用します。 |
d | パネル更新間の遅延を指定します。デフォルトは 5 秒です。最短時間は 2 秒です。2 秒未満の遅延を指定した場合、遅延は 2 秒に設定されます。 |
n | 反復回数。esxtop は、表示をこの回数だけ更新してから終了します。 |